世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2021年12月20日(月)

酒蔵復活に向けてワクワクが止まりません!

日曜日、ざしきわらしちゃん妹が、雪だるまを作って遊んでいました。売店に来るお客様を迎えるため、雪ウサギにしたそうです。

中庭には、クマさんも二頭、酒を飲んでいます。雪でもお構いなしですね。お客様を温かく迎えてくれます。

さて、タンク屋さんから嬉しい連絡がきました。

2000Lの発酵タンクです。ビール用ではないですよ。酒蔵復活のために、特別に設計してもらったタンクです。日本に来て、今検査しています。おそらく図面通り!楽しみです。1年中、清酒を仕込めるよう、ステンレスタンクで温度管理付です。耐圧タンクになっており、もろみがつまらないようにいろいろ工夫しました。また自然に対流が起こるようタンクの底も工夫しています。
ビールとは異なるし、日本酒の既存のタンクとも異なります。
楽しみがとまらないです。

いろいろクリアしなければならないこと沢山ありますが・・・一つ一つクリアして40年ぶりにこの地での醸造を復活させます。

M-1では50歳でチャンピオンになった「錦鯉」の長谷川さん、僕もちょうど50歳なんですよね。なんか刺激を受けました。

写真のタンクはステンレスが傷つかないように白いテープが巻いています。実際にタンクが並ぶと銀色のタンクになりますね。

酒造りもどんどんイノベーションを起こして美味しい酒造りに挑戦したいと思います。

世嬉の一はコロナに負けず、どんどん新しいチャレンジして元気に営業中です。

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現在、予約受付中!
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今年の新酒は順調です。お早めにご予約ください。

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WBA2021受賞記念セットを販売します。

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Posted by sekinoichi at 06:09

2021年12月19日(日)

発送は年内29日午前まで受け付けております。年内中にお届け可能です。

今日も晴間の見える日、うっすらと雪と氷が張っています。一歩足を踏み出すと、キュっと音がして、キュキュと地面が鳴いているようです。

雪が降ると観光の方々のご来店は一気に減ってしまいますが、通販などの出荷は最盛期になります。今年も欧風聖夜麦酒は完売してしまいました。本来なら駆け込み需要があるはずですが・・・ビールが完売してしまいました。

クリスマスビール

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さらに、果報餅が現在完売しておりますが、22日から出荷再開、なんとか年内中にお送りするようにします。

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年内中にはお届けできます。

さらに・・・こはるコーラもこはるジンジャーも欠品中で、年内中に発売できるようにします。

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さらに・・・酒しゃぶ膳も大人気!今、それぞれの協力していただいているところにお願いして、年内出荷を行っています。

こちらは、いわて蔵ビールや清酒とのセットが人気ですね!

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世嬉の一のご注文は29日午前中までご注文は年内もしくは、日付指定に合わせて商品をご指定のところにお届けいたします。
29日午後以降の場合、1月5日以降に出荷しますので、ご了承ください。
ただ、年内かなり込み合ってきております。お早めにご注文下さいね。

世嬉の一酒造は、通販でも一生懸命頑張り、元気に営業中です

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Posted by sekinoichi at 05:30

2021年12月18日(土)

クラフトコーラ「こはるコーラ」の醸造

一気に寒くなった世嬉の一。雪の上の足跡が綺麗ですね。ただ、昨年のようなドカ雪がなく、例年通りのうっすらとした雪です。
気持ちの良い朝でした。

さて、今日はこはるコーラの仕込を行いました。今年はノンアルコール系のドリンクも出荷が多く、飲酒時代のヒール、ブラッディヒール、こはるコーラ、こはるジンジャーなど在庫がほぼなくなってきました。

コロナ禍で飲まなくなった人もおおいのでしょうか?それともクラフトコーラの人気のおかげか・・・

ということで、後藤工場長、本日はこはるコーラの醸造を行っていました。

麦芽を糖化し、香辛料と一緒に煮沸工程・・・ほぼビールと一緒ですが、香辛料の入れる量が半端ないです。今回も大幅にレシピを変えてチャレンジしています。(※すみません、当社の商品は、ほぼすべての商品が毎回改善点をどんどん変更しています。継続して醸造し何年もたったものは変更の頻度はへりますが・・・)

今回も香辛料の量、煮沸時間、糖度など様々な部分にスポットあて、一か所だけ変更しています。一か所だけしか変更せず、次の醸造でまた一か所と積み重ねることで商品のブラッシュアップをしていきます。楽しいですよ~

今度のクラフトコーラ「こはるコーラ」も美味しくなりそうです。

麦芽の声を聞け。
時計に頼るな。
目を離すな。
なにをしてほしいか、麦芽が教えてくれる。
飲む人の幸せそうな顔を思い浮かべる。
おいしゅうなれ、おいしゅうなれ、おいしゅうなれ。
その気持ちが乗り移って、美味しいこはるコーラができあがる。
はっ!!
(上白石萌音さんのマネ)


・・・・実際には言っておりませんが、そう思って醸造しています。

僕らのクラフトコーラには、香料も化学調味料も砂糖も使用していません。自然由来のものでどう美味しく醸造できるか・・・そして、お客様が喜んでいただけるか・・・・「世嬉の一(世の人々が嬉しくなる一番の酒造り・・・)」を目指して頑張っています。

ただ、クラフトコーラを発売した時は、いわて蔵ビールを発売した時と似ています。地ビールを飲んで、大手さんのビールと比較してなんだこれ!?と言って美味しくないといわれる人と、このようなビールがあるんだと喜んでくれる人で別れました。クラフトコーラ市場も20年前のクラフトビール市場とそっくりで面白いです。

これからどんどん成長していくのでしょう。少しづつ、世間に認められ、ゆっくり成長するのも楽しいものです。

今日も世嬉の一はゆっくり成長し、元気に営業中です。



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Posted by sekinoichi at 06:32

2021年12月15日(水)

一関伝統の門松立て、厳美地区保存会(伝承の会)の皆様のお力を借りて完成しました。(正月準備)

去年と異なり、今日はとても気持ちの良い風が吹いています。上空には白鳥が編隊飛行をしていました。もっと近くで撮りたかったのですが、結構スピードが速い白鳥たちでした。
さて、今日は、恒例の一関伝統の門松立てを行いました。

一ノ関厳美地区に残っていた伝統の門松「門」ですが、元をたどると、伊達藩の文化のようです。

心のふるさと創生会議(協力 仙台市博物館、東北福祉大学)様の資料を見ると伊達藩の門松そのものを一関で毎年続けていました。岩手県一関は伊達藩の北の端の方ですので、もち食文化や門松など仙台で失われていった文化がまだまだ伝承されているのですね。

世嬉の一でこの門松を毎年お願いして作り続けていますが、もう25年以上になります。先代の社長と専務(社長の奥様)が地域の文化を伝えていきたいと、一関厳美地区でこの伝統を伝承しようとしている保存会の人にお声をかけ毎年作り続けていました。

枝ぶりのよい、栗・松・竹を山から切りだし、門松を造ります。

大きなしめ縄も制作していただきます。

これを行なうと敷地内の空気が良い空気が入ってくる・・・そんな感じがいつもします。

神棚のしめ縄もいいですね。

世嬉の一は何かと危機が訪れますが、なんとなく多くの人に救われたり、ピンチと思ってチャンスが来たりするのは、こういうことでいい気が入ってくるからかもしれません。

門松も完成し、神事にうつります。

まずは、棟梁から



私・・・来年はいい風が吹きますように・・・

社員代表として後藤工場長。

みなで門松を祝い、新しい年を迎える準備を行いました。

今日から、1月15日まで門松はたたずんでいます。ぜひ、世嬉の一にお越しの際は、門松をくぐって福を呼び込んでください。

今日も世嬉の一は、地域文化を継承し、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:46

2021年12月12日(日)

働くことの大切さを気付かされました。一関の新しい店「リコルト」 柴田シェフの言葉

先日、地元でお世話になっている酒のかんりょうさんが新店舗を出されたということで、プレオープンにご招待され参加してきました。かんりょうの神崎様は、全国地ビールフェスティバルin一関のプロジェクト委員会の委員長であり、いつもお世話になっております。
神崎さんは、地ビールフェスティバルだけでなく、クラフトビールを常に提供するお店をつくることで、街づくりにも寄与したいと新店舗「リコルト」を立ち上げました。

一ノ関駅から徒歩5分もないところに立地しています。元はアパレルショップですね。素敵な外観になりました。

当社のビールも取り扱っていただき、飲み比べセットもあります。常時6種類のビールがあるようです。そのほか、神崎さんは食通なのでより美味しいワインなどもあります。設備がひとつづつ最新機材で面白かったです。

料理は、元ベリーノホテルでシェフをしていた柴田シェフ。なんと、前菜、メインはもちろんのこと、パンやアイスクリームまで自分たちで作ってしまうほどこだわりのあるメニューです。実際にそのおいしさにびっくりしました。

キッチンは中が見えてきれいな店内ですね。

でも一番感動したのは、柴田シェフの挨拶でした。

柴田シェフのお話で最も感動したのは、仕事に対しての言葉でした。
コロナ禍でホテルにお客様が来ないときに1か月以上自宅待機になり、いつも使っている手の皮が柔らかくなり、非常に悔しかったと・・・今お客様に料理をふるまえることがすごくうれしいと。

実は、突貫工事でオープンできるのか?というくらい日々忙しかったはずです。プレオープンも300人くらい予約がはいったそうで、本当に料理をつくるのは大変だったと思います。それでもすべて自家製でやりたいと日々料理を提供しています。

柴田シェフは、神崎さんの街づくりに関しては本当はよくわからないけど、自分の仕事でお客様が喜んでくれるのが本当に嬉しく、その先に社長のいう街づくりに寄与できればうれしいと話していました。

そして、黒といわれようが、お客様のために今は時間より手間暇かけて料理をつくりたいと挨拶されました。

私もちょっと泣きそうになりました。

コロナ禍になり、危機感をもつ経営者は多いですが、若いスタッフの中には仕事が楽になったと思う人もいるかもしれません。働く時間が短くなり給与が一緒、自宅待機(仕事しない)で給与が一緒という人もいます。実際にコロナが空けてきたころに、少し忙しくなり辞めるという話はよく聞きます。

柴田シェフは仕事ということの本質を知っている職人さんだなぁと感動しました。すぐにファンになりました。(自分たちのビールを使用しているというのもありますが・・・)

私も見習うことがあると思いました。仕事とは・・・うちのスタッフたちとも次の日共有しました。もちろん、経営者として生活の基盤の給与をきちっとはらう雇用を守るということは優先しますが、働く意味・意義をしっかり押さえて働く方が素敵な人生が送れるのではと思いました。

本当にいいお店でした。

今日も世嬉の一は、地域の人に学び元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 05:15