世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

アーカイブ:2023年1月

2023年01月30日(月)

今日の酒母の経過(僕のサードプレイス 清酒工場)

夜の世嬉の一

こんばんは。世嬉の一酒造の佐藤です。今日は月に1回の経営の先生とミーティングの日でした。経営コンサルティングの先生ですが、ブランディングや、私自身の生き方が斜めになったりしたらアドバイスくれるような感じでご指導です。1か月に一回、自分を整え、前に進むための日です。

先生とミーティング、会食が終わった後、会社に戻ってきました。

19:30ですが、会社には誰もおりません。コロナになったことをいいチャンスと捉え、当社は18時、遅くても19時にはみんな帰って、家族と食事してほしいと思っているので、仕事の仕方を大幅にかえた結果、みんな帰社しています。社長の私は相変わらず外食が多く、外にでることも多いですが、昔より家族と一緒の時間が大幅に増えました。(思春期の娘たちのいる家族は必ずしも喜んでいるかわかりませんが・・・)

なので静かな会社に一人で戻ってきました。

戻ってきた理由は・・・私のサードプレイス、清酒工場で働くためです!

(20年前はビール工場がサードプレイスでしたが、今はビール工場長の場になっていて、私はアドバイスだけ・・・)

今日は酒母のもろみの温度を上げるために帰ってきました。静かな会社で一人作業するとき、とてもいい気持ちになります。酒造りということ自体が神事に似ているので、身体が浄化される気分になります。

気持ちいいですね。

まずは、糀の状態チェック

題名:添え麹と私と枯らし部屋。

麹の栗を似た時のような甘い香りがいい気分の部屋です。この麹で添え仕込みをおこないます。

いい麹ができたのでは(経験1回目なので、いい麹かわからないですが・・・)と自己満足しています。

そして、酒母のだき樽入れ!

酒母(酒のもとになるもの種みたいなもの)を管理するとき、温度を上げたり下げたりしないといけません。温度を下げるのは、室温が低いので下げやすいですが、上げるのは難しい。そこで、ペットボトルにお湯をいれてしばらく漬け込みます。そうすると醪(もろみ)の温度が上がっていきます。

ビールでは決してやらない作業ですね。面白いです。

題名:酒母とサーマルタンクと私

毎日、もろみの温度、香り、様子を見ると楽しくてたまりません。

いいお酒ができるための第一歩。一回目の仕込から大成功はないと思いますが、ビールも一つ一つ階段を上っていき、今があります。酒もここからがスタート。ワクワクが止まりません。

一人で作業しながら、こうでもない、ああでもないと考えていると時間がが・・・」といわれて時間がなくなりますが、この時間は自分だけのもの。

ここ数日、朝早くとみんなが帰ってからが私のたのしい時間になっています。

本来ならお客様の為に美味しいお酒を造らなければいけませんが・・・しばらくはこの楽しさを味わせて下さい。

これが理想のもろみ経過簿・・・

そしてこちらが現在の経過簿

いい感じがします。これから1日1日楽しんで、お客様にも楽しんでもらえるお酒をつくろうと思います。

スタッフはビール醸造も郷土料理レストランも頑張っています。

それぞれがイキイキ頑張り、楽しみ、お客様といい時間を作りたいと思います。

今日も世嬉の一は、勝手に楽しみ、元気に営業しています。

PS,わたしは自分の久しぶりのサードプレイスで楽しんでいます~

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Posted by sekinoichi at 08:18

2023年01月30日(月)

公民連携デザイン会議(ワークショップ)一関の未来を考えるに参加しました!

今朝も冷え込み、雪が溶けない中、温かい太陽の光が蔵の白壁に反射し、美しい朝を迎えました。

昨日は、私も理事として参加している平泉・一関DMOが主催する「公民連携デザイン会議(ワークショップ)」に参加しました。

一関にも沢山の課題があるのですが、その最たるものが一関駅前に8000hbもある工場跡地。また、ちょっと寂しくなっている厳美渓、また、遊水地など・・・

それを民間からこのようにしたいと意見をいうため、または民間投資を行い、公民連携で維持するということで、ワークショップを企画し、それに参加してきました。

今回、視察したのは、NECプラットフォームズ跡地、一関水辺プラザ、平泉町、厳美渓、磐井川緑地の6カ所。寒い中、ただ、熱い市民の集団が集まりました。集まったのは、学生から社会人まで個人で事業を行っている人から経営者、お坊さん、行政の方までそれぞれ参加しました。

バスで移動しながら現状のお話を聞いたり、

実際に現地に行ってみたり、かなり内容の濃いものでした。

NEC跡地は広いですね~

遊水地公園も素敵です。いろいろ可能性がありそう。

厳美渓は冬はちょっと寂しいですね。というか、文化財なので、開発できないといわれると・・・どうしたらいいのか?冬は立ち入り禁止になっているので活性化できないよね~

実際に見て、それぞれが班になっていろんな意見を出し合いました。活気があって面白いです。

ただ、ワークショップで出てきた内容は、これがあったらいいなぁという意見が大半でした。

それはそれで悪くないのですが、一関をこういう街にしたいからこれを作りたい・・・

というビジョンが描ける時間はちょっとなかったです。

なので・・・どしてもどこかの街のあれが欲しいとか、あんな感じのものという話になってしまったのは、時間の関係もありますが、第1回目だからというのもありますが・・・ちょっといつものワークショップでした。

ただ、講師の先生も同じ指摘をされていて、1回目としてはとても良かったのではないでしょうか?

やはり、会社と一緒で街もきちっとしたビジョンを描き、その後必要な要素を決めていくのが大切だと思いました。

ただ、一関市にすごい可能性を感じた半日でもありました。

これから未来に向けて私達一人一人の市民が、どこかのまねではなく、こういう街にしたいと本気で思い考えることが大切だと思いました。

ワークショップが終わり、急いで戻ってきて、清酒の作業を行いました。目の前のことも大切ですね(笑)

今日も世嬉の一は、一関の未来も考え、元気に営業中です。

 

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Posted by sekinoichi at 01:30

2023年01月29日(日)

引き続き酒の仕込みの様子 (酒母(酛)づくり)

ここ2~3日、久しぶりの雪がふり、めっきり冷えてきています。今朝は太陽が白壁にあたり全体が美しく広がっております。

さて、ここ数日は、ずっと酒母(しゅぼ、酛(もと))づくりにいそしんでします。

サーマルタンクに入れた醪(麹米、蒸かし米、酵母、水)を温度管理します。

ビールの仕込だと、最初の温度を例えば20℃にすると、そこから発酵熱がでるので抑えながら、その後温度を下げるという作業ですが、日本酒の場合、仕込むと、糖化と発酵が一緒なので、まずは温度が一気に下がり、そのあと抱き樽といって温かいお湯をいれたものを漬け込んで強制的に温度をあげます。

それを繰り返し、温度は上げては下げてという作業を行います。

しかも相手は液体ではなく醪(おかゆ状のもの)なので、なかなか加温に時間がかかります。

面白いなぁと思いました。

当社は小さいサーマルタンク(温度を保温、下げる機能をもったタンク)を使用して酒母を醸しているので、抱き樽はペットボトルにお湯をいれて漬け込みます。

温度もなかなか難しいですね。

144Lのサーマルタンク(ビールの試験場用につかったりしていました)。ここに1/3くらい入れて発酵させます。

醪(もろみ)を温度上げるのは難しいですね。

最近、朝、酒の工場の仕事、日中社長としての仕事、夕方酒の工場の仕事と繰り返しています。

ある程度、私がきちんと醸造できたら新人を採用して育てていこうと思います。

単純に私が醸造好きだからずっとやっているというのもありますが・・・

面白いですよ~

私の新しいルーティングができてきております。日々ワクワクが止まりません。

今日も世嬉の一はチャレンジして元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:05

2023年01月25日(水)

とうとうスタートしました!40年ぶりの地酒・酒蔵復活(試験醸造 酒母仕込)

記録的な大寒波ということで日本中が大変なことになっており、冷気で様々な弊害のあるここ2日ですが、世の中の動きに反して、世嬉の一酒造は、40年ぶりの酒蔵復活に燃えて燃えて燃えて・・・熱くなっております。

一昨日から、酒造り(試験醸造)がスタートしました。まずは、この4日間でもと(酒母)仕込みのスタートです。

新しい機械の使い方もわからず、新洋技研の成田様にお越しいただき、指導を頂きながら醸造しています。杜氏の三浦さんもアドバイスに来ていただいたり、工業技術センターの佐藤先生にもご指導いただいています。

皆様のバックアップもあり、とうとうスタートしました。

まずは、洗米作業、冷たい水で手で・・・いや洗米機というのを使います。40%磨いた、地元の酒米を洗います。

ビール部門から2名助っ人にきていただき洗米作業を行いました。

米を計量し、時間を図りながら洗米し、浸漬させます。吸水率32%になるように時間を図っていきます。水温によって吸水率ずいぶん変わりますね。

黒いお皿で浸水状況を目で確認し、時間を決め、次々と洗米、浸漬、水切り、計量と行っていました。

そして、1日おいて、朝、蒸米のスタート。

40年ぶりに酒蔵に酒米の蒸かすいい香りが立ち上ります。自分が小学生だったころ、冬にこの香りをかいでいたなぁと遠くの記憶がよみがえってきました。

これを麹室に入れ、糀をかけ、糀米にしていくのですが・・・

昨日、糀をふりかけ(岩手県開発した糀 オリザ)を1日保温して待ちます。

次の朝、盛り作業をして時間経過を図っています。

ワクワクが止まりません。やっとスタートラインに立ちました。

しかし、実際にやり始めると、あれがない、これがないと・・・作業が終わるとすぐにホームセンターに行き、必要なものを購入したり、酒の民族文化博物館から展示物をこっそりもってきて洗って使用したり・・・なにかとドタバタしています。

外がどんなに寒くてもこれから始まる新しい酒造りにワクワクしております。

今日も世嬉の一は、10年後の未来を見据えて、新しいことにチャレンジして元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:33

2023年01月15日(日)

一関のもち食文化がより広まるように!NHKからの取材

今朝、門松を取り外し、八幡神社のどんと祭に行ってきました。通常の入り口になってしまいました。

正月気分も切り替えて頑張らねば。

さて、今日はNHKいわて様が取材に来てくれました。「おばんです岩手」で一関のもち食文化および世嬉の一で行っているもちの体験に関しての取材でした。

ありがたいです。まず、一関のもち食文化は祝い事の行事ですので、餅つきといえば「千本杵」で複数人で行います。神様の力をお餅に伝えるためですね。

一関では当たり前ですが、なかなか千本杵で搗くことは少ないようです。さらに、アナウンサー菅谷様にも体験していただきました。

土岐さんもスタッフも張り切ってしまって、菅谷アナウンサー大変そうです。

でも楽しんでいただいたようで、みんなで記念撮影しました。

さらに、相談役に一関のもち食文化を説明してもらいました。

食べていただいたのは、あんこ、ずんだ、くるみ、ヌマエビ、ふすべ餅です。

私達は世嬉の一の半纏ですが、相談役だけもちの半纏です笑

相談役にも手伝っていただき、一関のもち食文化を伝えることができました。

世嬉の一は、今日ももち食文化を伝え、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 05:16