世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

アーカイブ:2014年11月

2014年11月23日(日)

大阪の西尾さん(親方)の20周年祭に参加しました。

本日は、大阪のenibruさんの経営者西尾様の20周年パーティーに参加しました。

業界では親方といわれて親しまれています。

craft beer dining enibru様の詳細はこちら

enibru様とのお付き合いは、西尾さまがアジャラというお店を経営していたときです。

もう10年以上前ですが、今でも鮮明に覚えています。

突然電話が来て、「これから地ビールをお店におきたいのですが、御社のビールを使用させてくれませんか?」という電話です。

その当時、クラフトビール(当時は地ビールと呼ばれていました。)は全く売れなく、関西地方には当社のビールをお送りしたことはありませんでした。

当時のいわて蔵ビールは経営も大変で、部門を廃止するか継続するかを話し合っていた時期でした。結局縮小して継続することになりました。ですので、販売するため、私自身で醸造し営業し納品するという一人プロジェクト状態でした。

様々なところに飛び込み営業をしては、高いし売れないよといわれ続けていたときです。

ところが、西尾さまは東京で当社のビールを飲んで電話してきてくれたのです。

その電話を頂いたとき、すごく嬉しかったことを今でも思い出されます。

あれから西尾さんのお店の業態や店名が変わっても当社のビールをご愛用していただいております。

それどころか、そのおかげだと思うのですが、私達いわて蔵ビールは関西地方でもご利用いただている店舗が増えていきました。

最初の1歩になった店舗。

そして最初の1歩になった出会い。

最初が西尾さんの店舗でいわて蔵ビールは幸運だったと思っています。

ビールを大切に扱ってくれるお店だからです。

(もちろん、今のクラフトビールを扱う店舗はそういうお店が沢山ありますが、その当時はほとんどクラフトビールを扱った店がすくなく冷蔵していないお店も多かったのです。)

そして、今回参加し、そこで働くスタッフやお客様とお話していると最初の1歩が西尾さんで本当によかったとさらに実感しました。

一言で言うとスタッフもお客様も「温かい!」

enibruで働いているスタッフはもちろんのこと、以前働かれていたスタッフの方がお手伝いに来たり、もとスタッフがお祝いで家族で参加したり・・・

お客様も温かい。東京や名古屋からも来ていたようです。

話している雰囲気、笑顔、そんなところから自然と感じられます。

このような縁をつむいできた西尾さんを尊敬しつつ、私も経営者としてこうでなければならないと感じたひとときでした。

西尾さんとの写真。バックの看板は、西尾さんが20年前に起業した際の店舗の看板です。西尾さんの人柄と原点を目の前にしテンション上がってしまいました。

現enibru店長の森さん。お話していると西尾さんに雰囲気がそっくりですね。会うたびに似てきていると感じます。

凄いですね~

いい出会い、大切にするご縁。

今回のイベントに参加させて頂き、何が大切か教えていただけたひとときでした。

大阪の中百舌鳥駅のすぐ近くにあるお店です。

お近くに行った際にはぜひ遊びにいってみてください。

enibru様の店舗情報

店舗名 enibru(エニブリュ)
営業時間 営業時間→17:30~25:00
(LO お料理24:00 お飲物24:30)
平均ご利用金額 ¥4,000~¥4,999
カード 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
サービス料
チャージ
席料300円
(季節の地野菜お通し2種付き)
住所 大阪府堺市北区中百舌鳥町2丁71【B1】
電話 072-255-8317
E-mail info@eni-bru.com
アクセス 地下鉄御堂筋線 なかもず 徒歩1分
南海高野線 中百舌鳥 徒歩1分

 

世嬉の一はいい出会いと縁を大切にし、今日も元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 12:33

2014年11月22日(土)

今年の陸前田高の牡蠣でオイスタースタウト仕込みました!

秋のとても気持ちのよい天気の中、中庭で徳蔵cafeのコーヒーを飲まれている素敵な女性がいました。

スタッフたちが騒ぎ始めていたので、どうしたのかなぁと思ったら、八神純子さまでした。八神様は震災後東北でコンサートを多数行って頂いている方です。

今回も岩手でコンサートした際に、当社にお立ち寄りいただいたようです。

スタッフたちも喜んで、プライベート?でくつろいでいるところ、サインや記念写真をお願いしたら、快く承諾して頂きました。

気持ちのよい秋晴れがもっと気持ちよくなったひとときでした。

さて、今日は朝からオイスタースタウトを仕込んでいます。

今年の陸前高田でとれたぷりぷりの牡蠣を使用しています。

入社3年目の中澤君。ビール醸造の手伝いや瓶詰めなど行っていただいています。

今日は牡蠣の洗浄や醸造前の事前処理を行っていました。

料亭に出してもおかしくない、牡蠣が毎回隣町からとどきます。

中澤君、食べたくなるそうです!

陸前高田広田湾産の牡蠣は震災でダメージを受けましたが、今は元通りに出荷し始めております。山から来る滋養のある水が美しい広田湾で美味しい牡蠣を育ててくれております。

磯の香りもとても気持ちのよい、そのまま食べたくなる牡蠣の身です!

もちろん、牡蠣の殻も使用します!

牡蠣の殻も使用します。取れたてなので、磯の香りがあるのと、よく小さいホヤもついてきたりします。美味しいですよ!

牡蠣の黒ビール(オイスタースタウト)を醸造したときは、よく、キワモノと思われていました。でもこのビールほど、伝統があり、科学的にもビール醸造に適したものはないと思います。

オイスタースタウトとは、19世紀から20世紀の変わり目に、イングランドのコルチェター・ブルーイング社が「オイスターフィ-スト・スタウト」というビールを醸造し、毎年オイスターの季節に売り出したのが始まりです。


その後いくつかの醸造所で生産され、一時はイギリスからアジア・アフリカ・アメリカにまで輸出していました。しかし、1960年代後半に生産が中止され、約30年間は製造されなかったのですが、最近アメリカで復活していました。


また、黒ビールと牡蠣の取り合わせが美食家に流行しだしたのは、それより昔の1759年に「ギネススタウト」が生まれたからです。


オイスターのデリケートな潮の香りとスタウトの強い麦芽風味は口の中で誠に絶妙なハーモニーを奏でるため、この2つの酒と料理の組み合わせがもっとも理想的なサンプルになったからです。

(世界ビール辞典より抜粋)

また、牡蠣の殻はカルシウムでできており、ビールの醸造の水をよくし、醗酵を助けたり、ビールの清澄にもよいといわれております。

また、身は、泡もちを良くしたり、黒ビールの奥行きをつくってくれます。

「オイスターソース」をイメージするといいですね。牡蠣を使用して、濃厚な美味しいソースができるのと一緒です!

ですので、オイスタースタウトは、岩手の美味しい牡蠣をしようして、より美味しいビール醸造ができるのです。

冷えた空気の中、蒸気むんむんで醸造を行っています。

牡蠣の殻を入れています。これがとてもいい結果を生むのですね~

 

もしろん身も入れます。

身を沢山入れることで、美味しいビールになります。

牡蠣を入れることで濃厚なのですが、べたつかず美味しいビールになるのですよ!

 

実は世界で数かずのビール大会で受賞した他、上記のような本に掲載されました!

世嬉の一では、地域のすばらしい食材を使用して美味しい商品開発が今日も元気に行われています。

ビールを飲んで、岩手のすばらしい風景を思い浮かべていただければ幸いです。

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Posted by sekinoichi at 11:48

2014年11月21日(金)

学生さんたちが職場見学に来てくれました。

朝の8時30分。もう太陽が暖かく照らしてる中、草花には霜が降りてました。

まだ溶けていないので、気温が低いことが伺えます。

まるで、ちょっとアナユキの世界ですね。

こんな感じです!

そして、今日は地元の高校生が職場見学に来てくれました。

夕方16時からの案内でした。当社の土岐さんが案内しています。

土岐さんの説明は、蔵の歴史、建物の役割、酒の作り方、そして餅文化まで様々です。

当社に来ていただいたのは、地元の高校生(定時制)の生徒さんたちです。

実は当社を手伝ってくれる生徒さんも数名います。

当社に来ている子達も一生懸命大人に混じってがんばってくれます。

レストランで3年間で餅の手ぎりや盛り付けがうまくなった子。

ビール部門で瓶詰め・樽詰めまで任せられるくらい育った子。

最初は、挨拶の仕方がちょっと・・・であったり、声が小さかったりするのですが、

日に日に変わり、大人になっていく姿をみると、頼もしいなぁといつも思います。

今年も2人の生徒さんがあと数ヶ月で世嬉の一を卒業し社会人になります。

感慨深いですね。

自分が高校生のときは「部活」、大学時代は「遊び?」で頭がいっぱいだったような気がします。

そんな中で、働きながら勉強する彼らを見て美しいと感心してしまいます。

また、世嬉の一を手伝ってくれている子供たちはおばさま方、おじさま方に鍛えられ、

立派な社会人になるのだろうと思います。

案内した土岐さんも生徒さんが真面目にきいている姿にいつもより説明に熱が入ったようです。

今日も世嬉の一は、地域の方々に支えられて元気一杯営業中です!

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Posted by sekinoichi at 06:47

2014年11月20日(木)

新商品登場!世嬉の一のクリスマスの清酒!

とうとう醸造しました。

クリスマス用のスパークリングな日本酒!

食中に飲んでも飽きない、甘ったるくないお酒にしました。

炭酸が結構きいているので、乾杯から食中と飲めるお酒です。

精米歩合:60%

原材料:酒米(トヨニシキ)、糀、炭酸

アルコール度数:15%

れっきとした日本酒なのですが、飲みやすい美味しいお酒になっています。

日本酒もワインのように日常で飲んでほしいという思いから、世嬉の一が送る

新しい商品です。

今回、300本限定醸造で発売を開始しました。

よかったら、お試し下さい。

詳細はこちら

↓↓↓

http://shop.sekinoichi.co.jp/products/detail.php?product_id=193

今日も世嬉の一は新しいチャレンジで元気に営業しています!

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Posted by sekinoichi at 06:06

2014年11月16日(日)

当社の専務流石です!野草の会で建部清庵膳が大きく取上げられました。

今朝は曇りでとても寒かったのですが、裏手の磐井川に行ってみると、遠くの須川岳が綺麗でした。

この写真は雲がかかっているのですが、雲の切れ目から、山の雪が反射して綺麗な風景です。

私が好きな一ノ関の風景の一つです。

 

さて、昨日の河北新聞に掲載されていた東北魂ビールプロジェクトの記事を見ていたら・・・・

違うページに当社の専務が中心となって行っている野草の町おこしの記事が掲載されていました。

しかもこちらはカラーで一回り大きい記事j!

びっくり。

こちらです。

↓ ↓ ↓

いつの間に・・・・私が東北魂ビールプロジェクトを行っている間に、専務は建部清庵の野草で休耕田畑を含めて解決する町興しを画策しています。そして、今実践したのですね・・・・いつもびっくり振り回されてます。

専務が記事を持ってきて、これからは野草で一ノ関をもちあげるのよ。餅ともドッキングして・・・と話しています。

とりあえず、四代目に下った指令は、この建部清庵膳を来期までに仕上げること。

実際に私も食べてみたら、美味しいし、ヘルシーだし、とてもよかったです。

常に地域を考え猪突猛進している専務に引っ張られて、世嬉の一は今日も元気に営業中です。

注釈)

建部清庵:一ノ関の偉人。飢饉にあえぐ農民を救うために、救荒書を記載しているだけでなく、農家の経済発展のための試作など様々行った、蘭学者。市民ならダレでもしっているえらい方です

専務:当社の三代目の奥さん。割烹料理だった蔵元レストランを地域の食文化の発信基地として生まれ変わらせるため、日本で数少ない餅・ハット料理の店に25年前にし、もちでずーと町興しをしていた人。いつもつきぬけた事をいいつつも町のためにが口癖。みんなが凄いといっているが、四代目はいつも振り回されてちょっと疲れている・・・・でも尊敬しています。

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Posted by sekinoichi at 05:22