世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

アーカイブ:2018年5月

2018年05月29日(火)

愛心幼稚園の園児たちが今年も餅米の田植えに来てくれました。

今年も愛心幼稚園の園児たちが、当社に餅米の田植えに来てくれました。

毎年、愛心幼稚園さんの園児たちと田植えと稲刈り体験をしていただいております。

園児たちは泥だらけになりながら、世嬉の一の稲を楽しみに見ていてくれます。

毎年園児たちが来ていただき、田植えをして、最後に手足を洗い、あんこ餅を食べます。

まさしく地域の農家さんと一緒のことですね。

ちいさい子供たちの元気な姿に、世嬉の一スタッフもいつも笑顔と元気をもらっています。

 

地域の元気なお子さんは本当に宝ですね・・・

 

岩手日日新聞にも掲載されました。

https://www.iwanichi.co.jp/2018/05/30/194943/

夕方のニュースにも掲載されました。

https://news.ibc.co.jp/item_33309.html

気長なことですが、体験から地域の文化を継承していくって大切ですね。

今日も世嬉の一は園児にまけないように元気に営業しています。

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Posted by sekinoichi at 03:39

2018年05月26日(土)

オープンファクトリーのモニターツアーを体験して

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岩手県では田んぼに水が入り、苗が植えられております。毎日カエルの大合唱が聞こえてきます。

さて、今日は染物屋さん、漆器屋さん、南部鉄器やさん、岩谷堂箪笥やさんと一緒にツアーに出かけています。

岩手県南のクラフトメーカー(漆器、鉄器、染物、家具職人)さんたちで、11月にオープンファクトリー(一般の人に工場を開放するイベント)を計画しており、そのモニターツアーに参加です。

そして、なぜかオープンファクトリーに当社の世嬉の一やお菓子の松栄堂さんも入っているので、どんなものか見学にきました。

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ツアーを取り仕切るのは、イーハートーブの代表の松本さん、私たちで作ったDMO(街づくり会社)の代表でもあります。

そして、企画者の一人 蜂谷さん(蜂谷染物店の常務さん、DMOのメンバーでもあります)。

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食品以外のクラフトのコラボレーションって楽しみですね。

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まずは、南部鉄器で有名な及源鋳造様、こちらの会社の中は写真が撮影禁止でしたが、すごい迫力。

鉄が型にいれられて鉄瓶や様々な食器になる姿は圧巻。

そして、デザイナーとコラボレーションで世界に販売しているようです。

素敵なお店もありました。

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社長のお話をお聞きしながら、私たちが学ぶことも多かったです!

そして・・・

次は岩谷堂箪笥さんです。

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彼のやっている蝶ネクタイはオープンファクトリーの制服だそうです。そして、この岩谷堂箪笥様でつくられているようです。

私ははじめて箪笥づくりを見たのですが、設計図がこの長い竿に記載しているそうで、一つ一つ手作りだけど同じものを何年後かにオーダーしてもまた作れるのだそうです。

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木のよい香りがしました。

そして、次は松栄堂さんです。老舗のお菓子屋さんで結構大きく販路を広げています。

実際に工場を見に行ったら、びっくり、手作業がほとんどで、すごいなぁと感心しました。

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昼食をはさんで、漆器屋さん、秀衡塗 翁知屋さんへ・・・

漆の天井のお部屋に・・・

翁知屋さんは、様々な体験や素晴らしい商品をつくっています。

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すごいですね~

普段食品しかしらない私ですが、地域で伝統工芸を守りつつ、新しいことにチャレンジしている方々に刺激を受けました。これからもどんどんやっていきたいと思います。

11月にはオープンファクトリーと称して、様々なイベントがひらかれます。

ぜひ皆様一ノ関に遊びに来てくださいね。

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風景も素敵な岩手県南地区でした。

世嬉の一は今日も様々な刺激をうけて元気に営業しています。

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Posted by sekinoichi at 01:05

2018年05月22日(火)

いわて蔵ビール 新工場の進捗状況!

まぶしい太陽の下、白壁が光っています。

友達(一関糧運の岩渕さん)が新事業でドローンをやるらしく、世嬉の一の写真を撮影してもらいました。

上の方が河川工事ですね・・・

さて、世嬉の一では、あたらしいビール工場の工事が着々と進んでいます。

来年はこの壁にホップが育っているはず・・・・

外観ももう少し遊ぼうかなぁと思っていますが・・・・

実は16日から現在使っているビール醸造釜の移設を行っています。なので、先週から醸造ができない!!!
そして、今日からボイラー移設で、ボトリング以外何もできない状況になりました!!!
 

今日は一生懸命配管をつくっているようです。ご苦労さまです。

蒸留塔も出来上がってきています。

明日は1000Lの仕込みタンクも入ります。

100Lの仕込みタンクも入るのですよ。いってみればラボみたいにしたいのですよね~

これからビール工場完成するのが楽しみです!

世嬉の一酒造は常に新しいことにチャレンジして元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 03:32

2018年05月20日(日)

100周年記念事業(世嬉の一酒造百年物語)前編~蔵を守り、蔵を生かす~

100周年記念事業 前編が開催されました。

スタッフが全員で考え、一緒に参加するイベント。

100周年祝賀会というよりワークショップ。

今回は、感謝をつたえ、共に(お客様もスタッフも一緒に)という形のイベントです。

まずは、相談役から蔵を守り、生かした経緯の公演をしていただきました。

いつもはスタッフがお茶を配ったり様々な事をしますが、一緒に聞いてもらいます。

当社の相談役はすでに77歳。

そして、初代経営者から現在の私まで知っている最後の人。

蔵の歴史、特に二代目が急に他界し、蔵を維持するのが困難な時(経営が破綻しそうな時に・・・)に、あえて蔵を残し、この蔵を活かした話をしていただきました。

特に今いるスタッフたちに知っていただきたく、講演を行ってもらいました。

ひとつひとつの事を思い出し、その当時のことを話す相談役はだんだん気分も昂揚しているようです。

この講演の中身は、今後入社するスタッフの勉強会資料として活用します。

また、講演の内容は冊子にしてお客様にお配りしたり、当社の社員の勉強用に使用します。

相談役の講演が終わったら、今度は蔵の修復をお願いしている渡辺設計事務所の渡辺様に蔵について話してもらいました。

当社の蔵のすばらしさだけでなく、蔵とは、なぜ蔵を残すことが大切で、かつ大変なのか・・・

渡辺先生の講演も熱が入り、スタッフたちにもとても良い学びになったと思います。

その後、スタッフたちが考えた蔵見学ツアー!お客様をお連れして、蔵の案内を行います。

今回のイベントは蔵を案内するスタッフ、説明するスタッフ。ベテラン社員ではなく、普段裏方や新人スタッフとして努力しているスタッフが担当します。

レストランホールを説明するスタッフ

売店を説明するスタッフ

カフェ徳蔵を説明するスタッフ

大蔵の二階も説明しました。普段はいらないところも説明することで100年の歴史を感じてもらいました。

そして、懇親会!

世嬉の一でははじめて全スタッフとお客様が一緒になって懇親会を行いました。

懇親会では、多くのお客様が楽しんでいますが、もう一つうちのスタッフにはミッションがあります。

名刺交換です。

普段、世嬉の一はどんなお客様と一緒になっているか知っていただくため、名刺交換をするようにスタッフに伝えました。名刺交換をしたことのないスタッフもいます。

今回のため、初めて名刺を持ったスタッフもいます。

お客様とお話しできないのではと心配もしました・・・

しかし始まってみると、最初は戸惑っていましたが、先輩スタッフが紹介したり、慣れてくるとどんどん名刺交換したり、会話もしっかりしています。

ビール工場で働く中澤さん、先輩土岐さんが手伝っています。

ブルワーズ平泉で働く、W佐藤さん。初めての名刺交換でもきちんとお店の説明をしています。

4月に入社したての今関さん、先輩菊地さんに教わりながら、きちんと世間話もしています。

厨房で働く小山さん、今回のため、名刺入れを準備し名刺交換をしています。

普段コミュニケーションが苦手な小岩さん、ビール工場で働いていますが、名刺交換の後も話をしっかりしています。

うちのスタッフには何人か障碍者手帳をもっている子もいます。

でも誰もわかりません。なぜならイキイキと働いているからです。

今回のイベントも一人一人大変だと思います。でもそうなると誰もかわりません。

社会は障害者手帳を与えるかもしれませんが、一人一人は個性があり世嬉の一の一員として頑張っています。

こういう会社にしたかったんだなぁと感動して私は懇親会の様子をみていました。

郷土料理も好評のようです。

懇親会もあっという間に終わってしまいました。

最後にみんなでお見送り、お客様の笑顔、スタッフ一人一人のやり切った笑顔。

自分たちでいうのもなんですが、本当にいいイベントでした。

100周年記念、だけど、これは200年目の第一歩!素晴らしい1日がスタートしました。

世嬉の一は100年に感謝とこれからのワクワクする未来に向けてすべてのスタッフと一緒に元気にスタートしました。

 

 



Posted by sekinoichi at 02:13

2018年05月20日(日)

新入社員の初給与~これから素晴らしい人生を送るためにおこなっていること

カエルの声がこだます、天気のよい世嬉の一。

今年、高校を卒業して入社したスタッフから感想文が提出されました。

初任給をいただいての感想文。

当社では初任給を必ず現金で渡します。そして渡す際に1つの会社からの命令?を新人たちにお願いします。

それは・・・

初任給を貰ったら、家族全員呼んで、自分の前に座ってもらい、給与をもらった報告と家族への感謝の気持ちを伝え、給与を全部親に預けるというものです。

親が全部貰うかもしれませんし、返されるかもしれません。

でも重要なのは今まで親や家族に育ててもらったという事実に感謝と、これから自分たちの力で生きていくために必ずやってもらっています。

初任給は後にも先にも、今回の1回だけ、人生で1回だけです。

特に一関地区の高校生はアルバイト禁止なので、働いてお金を貰うという機会が今回が本当に人生で初めてなのです。

この初任給の大切さと親への感謝亡くして、良い人生は過ごせません。

そこで、数年前から新人社員には必ずやってもらっています。

そこで社員から感想文が来ました。

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レストランホールのIさんの感想文

■初任給を頂いての感想文■

生まれて初めてお給与を受け取った時、とても重みを感じました。それは、中身の量とかではなくて、この封筒に、自分の頑張りが詰まっているんだなぁ、とか、苦労した分はこうして戻ってくるんだなぁとか、考えれば考えるほど、働くことの大変さ、楽しさ、嬉しさを実感しました。

頂いた日の夜、すぐに父と母に渡し、感謝の気持ちを伝えました。普段面と向かって口にすることは滅多にないので、いざ言葉にするとなると、とても照れくさく、恥ずかしかったです。今まで育ててくれたことへの感謝はもちろん、家族を養うために働くがどれだけ大変か、みんなの生活のために毎日休みなく働き続けることがどれだけ体に負担がかかるのか、話しているうちに、自分が泣きそうになってしまい、父と母の偉大さが身に沁みました。

「おあずけします」と言うと、母は「え!もらっていいものなの!」とびっくりし、父は「では頂きます」と言うと母に止められていました。本人は冗談だと言っていましたが、目はなかなか本気でした・・・。

2人も照れくさそうに話を聞いていて、「自分が頑張って働いたお金なんだから、自分のすきなように使いさなさい」と言ってくれたので、まず、父と母にご飯をごちそうし、妹には服やおやつを買ってあげました。

みんな喜んでくれて嬉しかったです。ただ、妹たちに何でもかんでもせがまれるようになってしまったので、程々にしようと思いました。祖父母には、落ち着いてから、地ビールを贈りたいなぁと思っています。

これから自分も同じ働く側の立場になることによって、今までわかってあげられなかったことが、少しづつ分かるようになっていけると思います。

なので、少しでも負担が減らせるよう、みんなで協力して生活していこう、と改めて思いました。

人生でたった一度きりの初任給は、ただ働いた分のお金を頂く、ということだけでなく、伝えきれない両親への感謝がたくさん詰まっていました。そして、言葉にする、ということの大切さに気付かされ、たまに素直になるのも大事だなぁと思いました。この日の気持ちを忘れずに仕事に励み、頑張っていきます!

貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

——————

レストラン調理場のNさんの感想文

今まで生きてきた中で自分でお金を稼いだことがなく、当たり前のようにお小遣いなどをいただいていたので、お金を稼ぐという事がどれほど大切な事が社会人になり身をもって痛感しました。

両親や祖父母に面と向かって言葉にして感謝の気持ちをつたえたことは初めてで、とても照れ臭かったし、緊張しすぎて噛んでしまいました。

しかし、自分の想いを今まで見守ってくれた家族に伝えられたのでこのような機会があったことを本当に良かったと思っています。

私が感謝の気持ちを伝えたとき笑顔で聞いてくれているのを見て、言葉にして伝えれてよかったと思うと同時に気持ちを伝えることの大切さを実感しました。

感謝の気持ちを伝えた後、家族からは「苦労して稼いだんだから、自分のために使いなさい」と言われました。今後は、言葉だけではなく態度でも感謝の気持ちを伝えれるように日々頑張りたいと思います。

—————

それぞれの新人スタッフの考えを聞きながらうれしく思いました。

世嬉の一のスタッフは感謝の気持ちを忘れてはいけませんが、一番感謝しなければならないのは家族。

そんな家族たちと良いコミュニケーションがとれ、心に残ることが、彼女たちのよい人生の一歩になるのではなと思います。

今日も世嬉の一は家族に感謝して元気に営業中です!

 



Posted by sekinoichi at 12:42