今日はGWの最終日・・・今日は石巻市北上町にやってきました。
一関市から90分、道路も整備されとても近くなりました。
そして、穏やかな海。
震災の際にはここら辺は大波をかぶり大きな被害が出た場所です。
ここで、一般社団法人 イシノマキファームさんがホップの苗植えを開始します。
イシノマキファームさんは、ソーシャル・ファーム(Social Firm)の概念に基づき多様な人びとが、対等な関係で、同一の労働条件のもと、仕事をする場をつくることを行っています。その中でビール作りのためのホップ栽培を通じて、農業の担い手育成に取り組んでいます。
http://www.ishinomaki-farm.com/
そして今回、ホップの苗植えをワークショップとして開催されました。
私たちも、後藤工場長と一緒に参加してきました。
海と山に挟まれ、心地よい風が通る場所です。
女性の方が、今一生懸命この北上地区の復興に努力している高橋さん。
すごく行動力のある女性です。わたしも知らない間に巻き込まれ、けっこう心地いいです。
そして今回隣の方が、佐藤さん。ホップを植える土地を貸してくれる方です。
もともと麦を育てていた土地だったそうです。東日本大震災では津波でこの畑も海水をかぶったそうですが、
今はすっかり塩を抜いて畑として育つように変えたそうです。
朝から耕運機で耕していました。
そのあと、みんなでホップの苗を植えます。
これがホップの苗・・・根っこですね。品種はカスケード種とマグナム種(アメリカのホップですね~)
実は私たちも、ホップの毬花やペレットは見たことがあるのですが、苗を植えるのは生まれて初めてです。
まずは説明を聞きつつ、実際にやってみます。
みんなで50cmの間隔で焼く120株植えました。
孝紀工場長も農作業着でホップの苗植えに参加しました。
ホップは水はけが大切だけど、水分も大切。そこで、植える時も水をたっぷりあげます。
やはり海辺なのか日差しが一関よりもずいぶん強いです。
きれいに植えつけました!
みんなで作業したら、BBQパーティーでほっこりしました。
今回東京から来た人や仙台から来た人、石巻市役所の方、議員の方、学校の先生など様々な人が参加していました。
青空の下で労働の後のお昼は本当に美味しいですね~
私たちからはもちろん、「お餅」の差し入れです。
昼食後、すぐ近くにある、通称「ビール神社」に向かいます。
津波でごそっと建物がなくなったのですが、祠は見つかってよかったですね。
ここでは、米が不作の際、麦がとれたので麦で造ったお酒(ビール?)を収めたところ、豊作になったということで、常にビールを奉納するようになったそうです。それ以来、ビール神社と呼ばれています。
この石巻のホップでさらにビールを醸造するので、いわて蔵ビールも奉納し、お参りしました。
その後、もう一度ホップ植を行い、今日の仕事は終了です。
素晴らしい土地の中、素敵なホップが成長するといいですね~
みんなで記念撮影もいいですね。
今日も世嬉の一は青空の下未来に向けて地道に元気に頑張っています。
今日も笑顔で営業中です。
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