今日は朝からきれいな青空がでています。日陰に行くと寒いですが、日中の日向は温かい感じがします。
磐井川の向こうには、須川岳がはっきり見えます。山頂の方は雪のようです。
この須川岳など山々が秋田県との県境にあるため、山雪が落ちてくれて、それほど雪が降らないのです。
さて、当社で1年に1度だけ醸造しているビール「バーレーワイン(大麦のワイン)」が熟成が終わり、出荷の準備に入っています。
このバーレーワインは、アルコール度数14%と日本のビールの中で最もアルコール度数の高いビールになっています。
(私の知っている限りでは・・・)
その分原料も余計に使用するのですが・・・
でも本当にいい香りのするビールになります。
バーレーワインとは大麦(バーレイ)で作る酒(ワイン)の意味です。
300年以上の歴史を持つビールスタイルで、ワインに近いアルコール度数(7~14%)を持つ強いエールビールを言い、 19世紀のイングランドで醸造されたのが起源となります。
当社のバーレーワインは、イギリスで開催されるビールの世界大会、2016年ワールドビアアワードにてジャパンベストバーレーワインを受賞しました。
いわて蔵ビールのバーレーワインはなぜおいしい!?
その1.複雑な味わいと豊かな香りを放つバーレーワイン
当社のバーレーワインは、麦芽量を通常の4倍以上使用し、5種類の麦芽を組み合わせて醸造します。
この組み合わせでより深い味わいを出すことに成功しています。
その2.通常のビールよりリッチに醸造するバーレーワイン
通常のクラフトビールと比較しました。 バーレーワインは、通常のクラフトビールより原料や手間暇をリッチに使用しています。
その3.発酵と熟成に違いがあるバーレーワイン!
通常のビールは酵母を入れて30日くらいで発酵と熟成を行います。
当社のバーレーワインは、まずはビール酵母で発酵させ8%程度のバーレーワインを醸造します。
その後、ワイン酵母でさらに発酵させることで1か月以上かけて14%まで発酵させます。
その後低温で9か月以上熟成させることで、アルコール度数は14%ありながらも、 芳醇でありながら、華やかな香り、複雑な味わいのはなつバーレーワインになります。
プラス1.賞味期限は30年!?さらに進化するバーレーワイン
バーレーワインは成長するお酒です。熟成が進みます。
当社でも2013年に醸造したバーレーワインをすべて発売するのではなく、 1/4をウィスキー樽で長期熟成用に1/4を通常樽で熟成用に保存しました。
今回、オーク樽熟成していた限定ボトルを発売します。
ファンになると、ヌーボーとして飲むボトルと熟成させるためのボトルと2本セットで購入する方もいます。
実は、このバーレーワインを出荷することを一番楽しみにしているのは、私です。
毎年様々な顔を見せるバーレーワイン、時間とともに進化する液体の一番のファンだからです。
今日も世嬉の一は元気に営業中です。
———PR————-
今年も完成しました。バーレーワイン(麦のワイン)
今年のバーレーワイン予約受付中
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/BEAREYWINE
欧風聖夜麦酒予約受付中
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/xmas_limited_beer