2016年02月29日(月)
一ノ関の偉人 建部清庵を顕彰して、清庵祭りが当社で開催されました。
雪に太陽が反射していつもより明るい昨日。
世嬉の一の石蔵クラストンでは、一ノ関の偉人『建部 清庵』を顕彰する『清庵祭』が開催されました。
主催:建部清庵顕彰会 共済:一関商工会議所という一関一丸となったイベントです!
【建部清庵とは・・・】
一ノ関の偉人、「建部清庵(たけべせいあん)」とは、どんな人でしょう。
『一ノ関に過ぎたるもの2つあり、「時の太鼓と建部清庵」』と言われるくらい、一関の市民だったら誰でもわかる偉人です。
建部清庵とは、蘭学者であり、医者であり、農業政策を行い、解体新書の杉田玄白とも交流が深かった人物です。
【建部清庵の偉業・・・】
江戸時代、東北は何度も飢饉に襲われました。
その時餓死者より、知識がないため間違って毒草を食べて死ぬ人がたくさん出たそうです。
そのため、日本で初めて救荒書(きゅうこうしょ・・・食べれる草を図解した書) 「民間備考禄」を書きました。
また、この民間備考禄には、農政に関して記載しておりました。
たとえば、米の他に、庭などに四木一草(柿、栗、桑、なつめ、 菜の花)を植え、飢饉以外の時は換金し、年貢の足しにしたりすることで生活を成り立たせることなど教えました。
これはそののち山形の上杉鷹山が参考にしたといわれています。
【建部清庵の町おこし】
実は、この建部清庵の町おこしは当社の専務(74歳)が立ち上げました。
もちの町おこしを20年以上前から行っているのも専務でした。
専務は、休耕田(米をつくらなくなった田んぼ)が荒れたり、後継者不足で畑が荒れるのを見たり、
また、町を盛り上げなければという信念で町おこしを行いました。
建部清庵を顕彰して町おこしをすることで、後々農業の問題や元気のある街になるのではと仲間を集めて始めました。
【清庵祭の様子】
結構な人が来て盛り上がりました。
行ったのは・・・
1.つみ草料理レシピの紹介&調理コンテスト
2.山野草を使った商品展示・販売
3.建部清庵に関する資料・図書販売
4.草花の絵手紙展示会
5.子供のかるた大会(遊びながら勉強します)
6.英語劇
7.紙芝居
8.文化講演会
などなどです。
もちろん、この方も入っています。地元の郷土素材を使う調理人「柳橋 新」さん
様々な町おこしでも当社もお世話になっております。
カルタ大会も大人気!
英語劇も人気です。
今までの活動も展示しておりました。
書籍も展示しております。
盛り上がった1日でした!!!
建部清庵を通して一関の明るい未来が少し見えた気分です。
世嬉の一は今日も専務にひっぱられ、明るい未来を見据えて元気に営業中です。
追伸:本日の岩田日日様にその時の様子を記事に掲載していただきました。
http://sekinoichi.co.jp/blog/archives/3453
———イベント情報—————
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Posted by sekinoichi at 05:00