2016年01月24日(日)
蔵の補修工事の進捗状況
みなさんこんにちは。四代目の佐藤です。
今日は全国的に大寒波が到来しているようですね。
みなさんの地域は大丈夫でしょうか?
世嬉の一はいつも通りの風景。朝、みんなで雪かきををし、業務をおこなっています。
お昼頃からきれいな青空で、雪と蔵と空のコントラストがとてもきれいです。
なんかいい雰囲気ですね。冬の蔵も大好きです。
雪の中でも座敷童ちゃんが元気で遊んでいます。
たまたま、ご来店されたお客様と一緒に雪ウサギをレストラン前につくりました。
お客様ありがとうございます。
その後も何かつくっている座敷童ちゃんたち・・・・基本はお餅だそうです(笑)
さて、震災からもうすぐ5年たつのですが、まだまだ震災復興の工事は続いております。
きっとあと数年、当社は続くのだろうなぁと・・・・とちょっと悩んでしまいます。
こちらは奥の石蔵。
震災当時、仮の板張りなどで補修しておりましたが、今回3月までに崩れないように補強工事を行っています。
震災前は、事務所、売店、発送所、商品倉庫だったところです。
壁も全部はずし、設立当時の姿になっています。
立っているのは当社の専務。専務と比べてみると蔵の大きさがわかりますね。
レンガ壁も全体が見えてきます。
素敵でしょう。
今行っている工事は、補強のため、鉄骨を入れる工事です。
写真のように壁に螺子をとめ、そこに鉄骨を四方と縦に入れていきます。
壁の中に鉄骨の枠組みを作るような感じですね。
レンガ壁にもつけています。
3月までで、第二期工事が終わり、4月第四期工事。
ずーっと補修。
専務がお金の心配をしています。そりゃそうだ・・・
ただ、三代目より常に言われている事、守る事は、この蔵のある風景も一関の資産、たまたま世嬉の一が預かっているもの。
借金しても残せるなら残しなさいとのこと。
今行っている工事も30年は持たせるためのもの。
30年後はきっと五代目が継いでくれる。
5代目達の時代に、この蔵が活気ある活動をし、一関がそれと同時に活気ある町になっていればいいのかなぁ。
今はちょっとだけ、踏ん張ることで、未来が素敵になると思うと楽しくなります。
今日も世嬉の一は未来に向けて元気に営業中です。
・・・・追伸・・・・
先日、四代目が務めていた会社の上司に仙台で会いました。
その上司は、よく22世紀の子供たちのために仕事、事業、生き方を決定することも大切だよと言っていたことを思い出します。(その方は、有名な経営コンサルタントだったので、主に経営者にお伝えしていました)
「22世紀の子供達へ・・・・」100年後全然想像つかないのですが、実はこの蔵はもうすぐ100年。
100年前のご先祖様のおかげで事業ができると思うと、22世紀の子供たちに向けて仕事するのもありなんですね。
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Posted by sekinoichi at 11:03