世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2021年03月09日(火)

怒涛の商品開発を始めています。第一弾は桜のジン!

今朝も会社のわきを流れる磐井川堤防を散歩しておりました。須川岳(宮城県側から見たら栗駒山)が綺麗に見えています。河原はすっかり雪がとけ冷たい風が吹いていますが、とても気持ちの良い朝です。

さて、世嬉の一酒造は怒涛の商品開発を行っています。
先日、東北魂ビールプロジェクト ありがとう10年エールを開発してリリースしました。これは震災でお世話になった方々を思い、岩手の素材を使用して醸造したビールです。

そして、もう少ししたら、全国で桜が咲きますね。以前のように花見はできませんが、花見気分は味わえるでしょう。そこで、これから世嬉の一は怒涛の桜を連想した商品開発を行います。

いわて蔵ビールでは、例年の桜嵐IPA~Pink Tyhoon~は今年も醸造しました。

そして新商品は、第一弾!クラフトジン清庵-SEIAN-から桜を使用してクラフトジンを蒸留しております。

ジンの以前開発した初代は、ジュニパーベリー、山椒の実、ひば、クロモジなど使用しました。その後、杉やリンゴのジンを醸造しましたが、シンプルにジュニパーベリーと杉、ジュニパーベリーとりんごとちょっと穏やかな感じのジンでした。

今回はより複雑に様々なものを入れてジンを蒸留しています。

この写真は蒸留機の中のものです。植物の下には一時蒸留した液体が入っています。

二次蒸留が終わり、スタッフがもってきた原液の香りと味は・・・複雑!そして桜を感じる・・・

いい出来です。

いい感じの香りに出来上がったと自負しています・・・・

販売はもう少し先です。皆様楽しみにしていてください。

世嬉の一は今日も地元のものを使用し、新商品開発で元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 07:26

2021年03月07日(日)

コロナ禍でできること・・・蔵元レストラン世嬉の一は3月8日(明日から)工事に入ります。

今日は曇りといわれていましたが、朝はいい天気です!気持ちがいい日が続きますが、やっぱり冷え込んで、暖房は必要でしたね。

さて、明日から蔵元レストラン世嬉の一は工事に入ります。当社のレストランは、もともと製造場の窯場です。だから土間の上にビニール製の床材を貼っておりました。なので、コンクリート土間から冬は冷気がどんどん上がってきてしまいます。

そこで、断熱材を入れて、木の床にするようにお願いしました。
以前、建築家の方々に、ここはもともと、木、石、土で作られた建物なので、それ以外を排除していくと統一感がとれていいですよとアドバイスいただいておりました。今回、石油系の床材はとって、木にすることで環境にもいいかなぁということでミニ工事を行います。

レストランの営業が終わるとみんなで机やいす、その他のものを全部移動しました。結構広いですね~片づけたらびっくり。

ここだけで最高80人以上入ったことがあるそうです。今後はそんなに大人数は必要ないので、コンパクトにしようと思います。コロナ禍でちょうど時間を沢山いただいているのでちょっとづつ変革を行って、よりよい環境を作っていこうと思います。

明日、3月8日から約1か月間工事に入ります。
ただ、お餅、はっと料理などの郷土料理はThe Brewers Ichinosekiの方で提供いたします。また、人生儀礼(結納、お顔合わせ、ご法事)などは、別なお部屋がありますので、そちらでご対応させていただきますので、お客様にはご迷惑ならないようにします。
明日からも普通に営業いたしておりますので安心してお越しください。

今日も世嬉の一はよりよい未来に向けて変革しつつ元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 06:44

2021年03月05日(金)

素敵なネギをいただきました。ワンカッピクルスになります!

あぜ道にオオイヌノフグリ(いつも花と名前が一致しないなぁと思いますが・・・)がかわいく咲いております。
今日は、平泉の斎藤さんの畑にお伺いしました。

ワンカッピクルスの材料をいつもいただいているからです。
今回、新担当になった菊池さんと一緒にお伺いしました。斎藤さんはよく知っているのですが・・・実際の畑は初めてでした(斎藤さんの娘さんが私の高校のクラスメイトだったので・・・)。

広くて気持ちのいいところです。

隣には、キャベツや反対側には白菜、ブロッコリーなど沢山あります。

今年は雪害がひどかったようです。でもネギは美味しそうですよ!

太くてきれいなネギです。斎藤さんありがとうございます。さっそく今日、わんかっぴくるすの仕込を行います。
平泉・一関地区のネギは、甘くておいしいのですよ。ピクルスにするとらっきょのような味になり大好評なのです。
さらに、「筆談カフェ 徳蔵」で提供している、いわいどりハンバーガーの具材としてもこのねぎを使用しています。

ぜひ平泉一関の味を楽しんでくださいね。

豊かな自然に恵まれているので、美味しい食材ができるのですね。
今日も世嬉の一は、地域の良いものを活用して元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 05:58

2021年03月03日(水)

The Brewers Ichinoseki by Tokuzoでは、ちんもくカフェ徳蔵から筆談カフェ徳蔵と名前を変えて静かに好評営業中です。

気持ちのよい晴れの日、磐井川では白鳥が飛び立っていきましたね。
遠くの山まで見えてきれいな朝です。
さて、先日開催したコロナ対策のイベント、黙食イベント「ちんもくカフェ徳蔵」は静かに大好評であったので、引き続き毎週、「筆談カフェ徳蔵」という名前で開催することにしました。

なぜ、「ちんもくカフェ」から「筆談カフェ」に名前を変えたかというと・・・積極的にコミュニケーションをとるいイメージが言葉から連想されるからです。
「沈黙」って静かにしゃべっちゃいけない・・・という感じですが、「筆談」だと、静かにコミュニケーションを交わすみたいな・・・
おじさんイメージですが、図書館で勉強中に彼女とメモをやり取りするような・・・なんか楽しくほっこりするイメージなので・・・

カフェという業態は、人の心に癒しを与えたいので、黙食しているだけでは詰まらず、やっぱりコミュニケーションする場と思っています。また、コミュニケーションも加わる味の一つだとも思っています。

一関ベジバーガー

ですので、ご来店の際には楽しく筆談してほしいです。

実際にご来店されたお客様から、私たちスタッフにも嬉しいメッセージもいただいています。


はっとのラタトゥユ
はっとのラタトゥ-ユとベジバーガーがビーガン使用です

お食事後にメッセージを残す方も多く、私たちも嬉しくなります。

明日もお客様を笑顔で静かにお迎えしようと思いになります。ありがとうございます。
筆談カフェ徳蔵は、毎週土日祝日営業中です!

今日も世嬉の一は静かに元気に営業中です。

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磐井どり&長ネギのチキンバーガー!


Posted by sekinoichi at 06:32

2021年03月01日(月)

震災10年目、東北魂ビールプロジェクト「ありがとう10年エール」を醸造しました。

本日から3月ですね。今年の3月は特別な思いで迎えました。震災から2か月たった5月に取材を受けた時の写真です。
2011年5月に次女が生まれ、会社を倒産させないよう努力しつつも、家族を養わなければと奮闘していた時期です。その娘ももう10歳、小学生です。上の子は4月から中学生です。
この10年間いろいろあったなぁと感慨深くなります。

さて、この時期に東北魂ビールプロジェクトの活動を行っております。
東北魂ビール プロジェクトとは・・・
東北のクラフトビールのブルワーが集まり、世界に通用するビール造りをするために技術研鑽し、お互いに高め合うプロジェクトです。 プロジェクトの結果として毎年数本の仕込みを行います。
ただし、今回コロナ禍ということもあり集まることができませんでした。
そんな中震災から10年という節目に、多くのお客様に感謝の気持ちを込めて、東北6県の11のブルワリーが『地元の米』、『ホップ』を使用し、それぞれのブルワリーの自信のあるビールを醸造することにしました。
今回、3月11日に向けて、11社のブルワリーから限定にはなりますが、東北魂ビールプロジェクトビールを出荷いたします。
いわて蔵ビールも東北魂ビール「ありがとう10年エール」を発売します。

東北魂ビールプロジェクトは、2012年11月にスタートしました。
震災で、多くのご支援いただいたお客様、ファンの方々になにかできることがないかと、当時おなじく支援を多く受けていた福島県 福島路ビールさんと秋田県あくらビールさん(あくらビールさんは、ブルワリーは大丈夫でしたが、醸造長の長谷川さんのご両親が宮城県気仙沼で被害が大きかったのです)

この3社で集まり、ぼくらがお返しできることは、ビールの品質をあげることしかないと、勉強会をスタートしました。お互いの経験や知識をオープンし、本音で語る勉強会です。それが東北魂ビールプロジェクトのスタートでした。

最初は小さい集まりだったのですが、徐々に仲間が増え、またキリンビール仙台工場様からも協力を頂き、経験と知識だけでなく、技術共有や分析など様々な活動が行うことができました。

同じく被災した熊本県震災被害へのチャリティーイベントなども行うことができました。

コロナ直前の2019年の活動の際には、東北6県のブルワリー13社とキリンビール仙台工場様、スプリングバレーブルワリー様も参加し、この地域でとれるホップを活用し、地域全体が美味しいビールを提供できる地域になるようさらに活発になりました。

今回、コロナ禍でもあり、各ブルワリーが集まることができないという中で、何かできないか・・・とミーティングを行い、各社で共通条件をつけながらも東北11社で10年目節目のビールを醸造して3月4日にリリースしようと決めました。

クラフトビールはやはり地域に根差す存在なので、共通項として、地域の自然に育まれた「お米」と東北で育ったホップ「IBUKI」を使用し、あとは各ブルワリーの創造性で醸造することになりました。

いわて蔵ビールも遠野産ホップ「IBUKI」陸前高田産「たかたのゆめ」そして自家採取した酵母を使用して醸造しました。

結果として「ありがとう10年エール」の香・味りは、複雑で味わい深くなりました。
遠野産ホップIBUKIを中心としたホップの柑橘系を思わせる香りと自然酵母由来の奥深い香り、そして麦芽の香りが重なりあり、かろやかでありつつ深い味わいがあります。
 香りには、ビールを飲む際にグラスに近づけた時の上立香(うわだちか)では、柑橘系の口に入れた際の含み香(ふくみか)には、酵母由来の香りと麦芽の旨味が重なり複雑な味わいになります。

そして、震災10年目で共通ロゴができました。

第14回目になる東北魂ビールプロジェクト、初めて共通のロゴ『東北魂ビールプロジェクト』のロゴが完成しました。 私たちの勉強会「東北魂ビールプロジェクト」は、今まで共通のロゴなどを持っておりませんでした。 震災から10年たって、このプロジェクトに参加するブルワリーのシンボルとなる共通ロゴがほしいと考えておりました。
 その際に、この活動を外からずっと見てきていただき、かつデザイナーであり、クラフトビール雑誌「TRANSPORTER』を発刊している 田嶋伸浩様のご好意でロゴが完成し、今回のプロジェクトから使用しています。 私たちの熱い思いを組んでいただき、それを形にしていただいたこのロゴを大切に、東北によいビール文化が根付くよう努力していきます。
 田嶋様本当にありがとうございます。 ぜひ皆様にもこのロゴに込められた東北の思いを飲んでいただければ幸いです。

東北魂ビールは今回「ありがとう」の気持ちを込めて、3月4日に販売開始します。
今回、3000本限定になりますが、よかったら岩手からの復興の証としてよい酔いの時間を楽しんでください。

こちらのサイトでご予約を受け付け始めました。

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year

この10年間どうでしたか?と聞かれたら・・・
本当にしんどい思いや逃げたい気持ちも出た時もありますが、総じてとても良い時間でした。特にこの10年本当によい出会いをいただいた時期だと思います。

3月はその感謝をかみしめつつ、1日1日を大切に過ごしたいと思います。

世嬉の一は今日も「ありがとう」の気持ちで元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 11:48