2015年12月21日(月)
時の太鼓顕彰会の40周年祝賀会に参加して・・・思ったこと
なかなか雪が降らない世嬉の一。井戸の周りには、わさびとセリが育っています。
けっこう美味しいのでセリ鍋にしようかと思っています。
さて、世嬉の一のカフエ徳蔵に大きな太鼓を飾っております。
正面にあるものです。
かなり大きいのですがわかりますか?
実は、先日といっても11月28日に一関の誇る「時の太鼓顕彰会」の40周年記念に参加したときのことでした。
私たちは知らなかったのですが、顕彰会のメンバーでは、通称「世嬉の一」という名前の太鼓になっていたそうです。
そして、いつも保存しているからということで、感謝状もいただきました。
そんな名前になっていたことも、顕彰会の人たちに感謝されると思っていなかったので本当にびっくりしました。
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【時の太鼓とは・・・】
「一関に過ぎたるもの二つあり、時の太鼓と建部清庵」と昔から言われています。
名前の通り、時を告げるのに、太鼓ですが、これを用いていたのは、二条城、幕府、御三家など、
ごく一部に限られていたため、自慢になっています。
一ノ関は田村藩だったのですが、僅か3万石の小藩が幕府から特別の許可を得て、貞享3年7月から使っていたとあります。
今は、時の太鼓顕彰会が夏祭りや一関のイベント等で演奏してくれてます。
二代目時の太鼓は新幹線のホームに飾られております。
当社で保管しているのは、夏祭りの時の太鼓巡航の際に演奏する大太鼓です。
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先日の時の太鼓顕彰会 40周年イベントの様子。
市長、観光協会長、商工会議所会頭など町の重鎮が来る中、田村藩のお殿様も出席され、祝辞をいただきました。
代々、お殿様はいらっしゃるのですね~
式典が終わると祝宴です。
あいさつから始まり、厳かな・・・から一転にぎやかな宴会になりました。
時の太鼓顕彰会の演奏です。バックには、一関藩の旗と御三家の旗が飾られています。
太鼓の音は魂に響きますよね!
若い子(学生さん)も会には入っており、これからも一関の宝として存続すると思うと嬉しいですね。
町おこしでいつもお世話になっている、柳橋前会長のご挨拶(観光協会副会長や地ビールフェスの副会長もしていただいております)感動的でした。
この祝宴を通して、時の太鼓顕彰会様の大切な太鼓をお預かりしている責任と喜びを感じた会でした。
世嬉の一は、地域の心と宝とともに今日も元気に営業中です。
Posted by sekinoichi at 09:40