世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:蔵元だより

2015年11月20日(金)

東北復興支援ビール 渚咲ビールを釜石市役所でご報告しました。

 釜石 東北復興支援ビール 

ジブリの映画に出てくるような大きな樹が立っていました。そう、今日は釜石市にきています。

ここは、岩手県で世界文化遺産登録された橋野高炉跡です。

釜石 東北復興支援ビール 2

東北復興支援ビール 3

普通のところに見えますが、ここは、明治日本の産業革命遺産であり、日本の製鉄所の基礎となったところです。

すごいところが岩手にありました。でもその話は後日・・・・

今日は、釜石市の花、奇跡の花浜ゆりから採取した酵母で醸造したビールの完成の報告に釜石市役所にお伺いしました。

nagisabeer

このビール、東北復興支援ビール 渚咲~Nagisa~です。
釜石市の佐須地区の蛇島にある『浜ゆり』から採取した酵母で醸造しました。

蛇島は震災で津波の波にかぶった場所であり、釜石の花である浜ゆり被害にあいました。
釜石市の人たちもあきらめていたが、次の年も浜ゆりが元気に咲き、市の方々に元気を与えたそうです。

今回、北里大学の笠井先生達が、地域の方々と協力して浜ゆりを10輪だけ採取しました。そしてその中からビール醸造に使用できる酵母を採取し、私たちが試作の結果ビールを醸造しました。

そして今回、完成をを記念して、酵母を採取した北里大学の笠井先生と私とで、市長にあいさつにお伺いしました。

釜石 東北復興支援ビール4

市長をかこんで記念写真。

私たちいわて蔵ビールは、岩手の素晴らしい素材を利用して、商品づくりを行っています。
これらの商品が少しでも地域のお役にたてば幸いです。
そして、このビールで少しでも沿岸の力添えができればと思います。

今日も世嬉の一は、岩手とともに元気に営業しています。

渚福香ビール

ご購入はこちら

48471-1
岩手日報様でご紹介いただきました。



Posted by sekinoichi at 08:20

2015年11月20日(金)

クリスマスにビール!?ビール好きの方にワインをプレゼントしてませんか?

クリスマスのプレゼントを何にしようかなぁ?と悩まれている方も多いと思います。
「クリスマス」→「なんとなく西洋」→「お酒の好きな相手だからワイン」なんて安直に考えてないですか?
お相手は実は、ワインよりビールが好きだったらどうしましょう。

ビールってちょっと安価であったり、手ごろなイメージでクリスマスとかけ離れているイメージですよね。
でもそんなことありません。ヨーロッパではクリスマス飲むビールもあるのです。
いわて蔵ビールでは、楽しいクリスマスを演出するちょっとおしゃれでおいしいプレミアムなビールを醸造しました。

今日はプレゼントに最適な、いわて蔵ビール限定、おしゃれなクリスマスビールをご紹介します。
 

クリスマスにビールをプレゼント その1~ワインにも負けないおしゃれなボトル~

クリスマスビール プレゼント

クリスマスにビールを贈ろうとすると、缶ビールは・・・そう思う方も多いと思います。そのとおりですね。

ちょっと日常的でギフトって感じではありませんね。でも安心してください。
いわて蔵ビールでは、クリスマスにぴったりのもみの木をイメージしたエメラルドグリーンの美しいボトルでお届けします。

このボトルはヨーロッパから取り寄せた1000mL入るボトルです。

何度も使えるように、口も王冠ではなく機械栓(コルクのようにぽんと開きます)
クリスマスビールの栓

何度でも使えるので、使用後は水差しにも使えます。もらった方も喜ぶおしゃれなボトルはクリスマスプレゼントにぴったりです。

クリスマスにビールをプレゼント その2 ~ビールのイメージを超えたおいしい品質~

xmas_img02
 

ビールのイメージは、ゴクゴクの呑んで「ぷはー」というイメージでしょうか?

クリスマスビールは違います。ドイツでクリスマス用に醸造するビールがあります。ヴァイツェンボックです。
寒い夜に体を温め、そして香りを楽しみながらクリスマスを楽しくすごす。
そんな思いをこめて醸造するフェストビール(季節限定ビール)がヴァイツェンボック。

アルコール度数8%の高アルコール。炭酸はありますが、香りがバナナのようにフルーツ香が高いビール。

1Lボトルに入れているので、二人でゆっくり話しながらワインの代わりに食事とともに呑んでもおいしいクリスマスビールです。
このビールの栓をあてけ、グラスに注いだら、まずはゆっくり香りを楽しんでください。

今までとは違う、とても素敵なクリスマスのひと時がすごせます。
 

クリスマスにビールをプレゼント その3 ~プレゼントに最適なラッピング~

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クリスマスビールは、ギフトようにラッピングもきちっと行います。

ビールのイメージは忘れましょう。ワインに負けないプレゼントになります。

化粧箱ギフトBOXに特別ラッピング。
このギフトをもってクリスマスパーティーにいったら・・・
ホストの方はびっくりするでしょう。
そしてグラスにそそぐと実は香り高いビール!

もしこれをプレゼントに贈ったら、お相手はびっくり?

今年もワインか・・・、あれ?クリスマスビール!ビール好きな方にとって喜ぶ顔が目に浮かびます。

ビールの品質に負けない、きちんと包装してお送りしております。
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ビールのイメージを覆す、クリスマスビールギフト。

今年は、ビール好きなお相手にワンランク上のおいしいクリスマスビールをプレゼントしてはいかがですか?

ご予約はこちら

クリスマスビール ご予約
 

※ご注意・・・このビールは通常のクラフトビールよりも醸造に手間隙がかかり、なかなか量を作れません。
毎年300本限定となり売り切れる時期が早い商品です。お早めにご予約ください。

コラム 「いわて蔵ビールのクリスマスビールギフトの詳細」 はこちら



Posted by sekinoichi at 08:51

2015年11月11日(水)

新クラフトビール登場! 東北復興支援ビール 渚咲~Nagisa~

釜石市浜ユリ酵母
@NITE

この花わかりますか?岩手県釜石市の花、浜ユリです。

震災後、当社は釜石市にある北里大学海洋バイオテクノロジーの笠井先生と共同で、「東北復興支援ビール 福香」を開発し、恩送りプロジェクトを開催しました。このときは、瓦礫から見つかった石割桜の酵母を使用したのですが、この桜は盛岡市にある木でした。

そんな縁で今度は、釜石市の花でビールをつくれないかということになりました。

そこで、釜石市の沿岸に咲く、浜ユリから酵母を採取してビール醸造をしようとなりました。

浜ユリ酵母

@NITE

浜ユリを採取しているところです。

浜ユリ酵母 渚咲

@NITE

浜ユリの酵母を採取した様子です。

そして、その酵母からビールが生まれました。

東北復興支援ビール 渚咲ビール

今回は琥珀色した香りのよいビールに仕上がりました。

その名も東北復興支援ビール 渚咲~Nagisa~

です。釜石市の市役所の方が名づけてくれました。

渚咲ビール ラベル

こんな感じのラベルになります。

もちろん、このビールも「恩送りプロジェクト」の一環に使用させて頂きます。

今日も世嬉の一は、地域の復興を応援し、元気に営業しております。



Posted by sekinoichi at 01:07

2015年11月08日(日)

Beer1グランプリで当社のオイスタースタウトが受賞しました!

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世嬉の一のカエデがきれいな色に染まりました。秋ですね~。

今日は、両国にあるクラフトビールの聖地「ポパイ」というビアバーにお伺いしております。

先日9月21日に開催された、Beer1グランプリの授賞式に参加したのです。

Beer1グランプリはこちら

このビア1グランプリのスタウト・ポーター部門(黒ビール部門)で当社のオイスタースタウト(牡蠣の黒ビール)が見事グランプリをいただきました。

この賞はクラフトビール専門店&ビアパブのプロが選ぶ賞だそうです。

嬉しいですね!

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嬉しいですね。この賞は私たちだけでなく、美味しい牡蠣を作ってくれている陸前高田の方々の牡蠣のおかげでもあります。

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今年も美味しい牡蠣のビールを醸造します。

世嬉の一は、今日も地域のよさをビールにして元気に営業中です。

 

http://www.craftbeersupport.org/beer1grandprix/



Posted by sekinoichi at 04:36

2015年11月04日(水)

文化賞受賞をきっかけに考えさせられました。

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紅葉も街中に下りてきて、世嬉の一もイチョウの黄色、紅葉の紅などとてもきれいに色づいています。

朝夕は寒く、レストランでは火鉢に火が入りました。

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さて、昨日は会長・専務が盛岡で先日発表された岩手日報文化賞の受賞式に出かけました。

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(今朝の岩手日報さんの記事に大きく取り上げていただきました。ありがとうございます)

昨晩は家族で小さく三代目夫妻のお祝いをしました。

もちで町おこし、三代目がレストラン事業に乗り出したときは、餅に対しての地域での意識は低かったそうです。

それが、今では餅を食べに一関に来ていただくお客様が多くなりました。

先日は、ルクセンブルクから平泉のお寺と一関の餅を食べに来ましたというお客様がきました。

実際のところ、まだまだ、一関市の餅食文化は知る人だけが知っている文化かもしれません。

しかし、「0」を「1」にした功績ってすごいなぁと我が両親や一緒に餅食文化を盛り上げてきた人々に対して感謝と尊敬の念を感じずには入られませんでした。

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果報もち膳

一方、私たちは「全国ご当地もちサミット」というイベントを過去4回行いました。

餅食文化を地域に広めるには一役かってはいたと思いますが、本当にそれでいいのか?ということを常に考えてしまいます。

イベントのためのイベントになってないか?イベントが目的に変わっていないか?

本来、会長の考えは地域おこしですので、地域の光るものにスポットを当て、地域全体を光らせることを目的としています。

最初は点でいいので実行するところを作り、点が線になり、面になるようにして、町が盛り上がっていくことを考えていました。

「全国ご当地もちサミット」は、イベントとしては集客はすごいのですが、実際、餅を提供するお店が増えたのか?

もち米の生産が増えたり、地元の農家さんに寄与しているか、地域の産業化に寄与しているのか?

もしくは、ブランド化が成功しているか?…..と思うと疑問が多々残ります。

今年は何人集客した。もち食が何食提供したか。イベントが黒字で終わった…..その結果は大切ですが、私たちの目標としているところではなく、もちろん目的でもないと感じます。

昨晩は町おこしの難しさと、長期の視点が必要だと考えさせられました。

本日、ご当地もちサミットの反省会が開かれます。そして次年度の開催を行うかもしれません。

イベントで終わるのか、本当の町おこしにつながるのか、正念場はこれからだと思います。

どんな形であれ、私たちは蔵元レストラン世嬉の一を通して「もち」や「地域文化」をこれからも外に発信し、この地域が元気になるように一歩一歩進んでいくだけだなぁと思います。

会長・専務の受賞を気により町おこしについて考えさせられた1日になりました。

今日も世嬉の一スタッフは地域文化の発信を行い、元気に営業しております。

 



Posted by sekinoichi at 10:53