2014年05月02日(金)
日本農業新聞さんに当社の取り組みが紹介されました!
農業新聞さんに下記の記事が掲載されました。
嬉しいですね。
[むらの資源 芽吹く価値 2] 餅食文化の底力 岩手県一関市 (2014/5/2)
“餅食文化圏”といわれる岩手県南地域の一関市。江戸時代からハレの食として親しんできた餅料理の価値を官民一体となって見直し、20年がかりで郷土の名物料理に発展させた。若者の参加で取り組みは勢いを増し、餅を目当てに観光客が訪れるようになった。
・関心呼ぶ儀礼や伝統 面白企画で若者にも的
同市では餅料理を日常的によく食べ、種類は300以上にもなる。漆器に盛りつけた「もち本膳」は、冠婚葬祭など特別な席で宴会の前に儀礼として食べる日本唯一の料理だ。
「餅料理に儀礼があるなんてびっくりした」と、宮城県塩釜市から嫁いだ当時のことを振り返る佐藤紘子さん(71)。友人から「もち米が売れない。特産品を作りたい」と相談を受けたことをきっかけに、1990年から餅文化による地域興しに取り組んだ。他地域から嫁いだ紘子さんだからこそ、餅料理の価値に気付いていた。
はじめは「餅料理なんか名物料理にならない」と、周りの誰からも相手にされなかった。それでも有識者を交えた餅文化の研究、小・中学校での出前授業など次々と企画を打ち出し、地道に働きかけた。
周囲の理解が深まり、2010年に飲食店や農家、商工会、県、市など約40の個人・団体で「一関もち食推進会議」をつくり、全市的な取り組みへと発展させた。紘子さんの夫で推進会議会長の晄僖さん(72)は「風土に根付き育まれた文化だからこそ、価値を発信できた」と話す。同市商業観光課課長補佐の伊藤孝志さん(52)も「おいしさだけでなく、文化があることで人を引き付けることができた」と語る。
12年には初の試みとなる「中東北ご当地もちサミット」を開き、各地の餅料理を紹介した。当初、売れ残りを心配する店も多かったが、結果は完売。1万5000人の集客で、経済効果は約7200万円。「来年も参加したい」と皆がやる気になった。翌13年に開いた「全国ご当地もちサミット」は2万8000人を集め、1億5000万円の経済効果を挙げた。
このサミットを支えるのが、推進会議の下部組織で、若手中心でつくる実行委員会だ。「一関市」から「もちの関市」への改称提案、「もちかれさま」といったもち語25選の作成などの“面白企画”を生み出し、メディアでも話題を呼んだ。15の個人・団体が所属、餅文化の担い手が着々と育っている。実行委員長は、晄僖さん、紘子さんの長男の航さん(42)。「若い人が餅に触れ、興味を持ってもらうことが大切だ」と話す。今年は10月18、19日にサミットを開く予定だ。
課題もある。つきたての餅を土産品などとして売り出したいが、商品化が難しい。普通の切り餅では、新潟など知名度の高い大産地に負ける。推進会議の下に産業化委員会を設け、工夫を重ねている。
しかし、推進会議と実行委の目標は大きい。世界に羽ばたき、海外からも観光客が訪れるような「モチの聖地」を目指す。航さんは「人口が減っても交流人口が増えれば町に活気が出る」と餅文化による長期的な街づくりの姿を描く。紘子さんは「日本の文化として餅を世界に発信したい」と夢を語る。
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世嬉の一は今日も元気に町をもちでもちあげよう!
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Posted by sekinoichi at 05:23