 
	7月26日(木)17:00~東北のビール会社7社が主催して、西日本豪雨チャリティーイベントを開催しました。
	■チャリティーイベントの内容
	内容は、ビールを飲んだ分だけ被災地に義援金を贈ろうというイベントです。
	今回、東北の考え方に賛同した7社、以下のとおりです。
	・秋田あくらビール(秋田県)
	・田沢湖ビール(秋田県)
	・遠野ズモナビール(岩手県)
	・北上さくらブルワリー(岩手県)
	・仙南シンケンファクトリー(宮城県)
	・やくらいビール(宮城県)
	・いわて蔵ビール(岩手県)
	この7社から無料でビールを寄付していただき、そのビールをビアバ―で提供し、お客様に飲んだ金額だけ被災地に支援します。ビールは1杯500円で販売しました。
	場所は、仙台のビアバーGoodBeerMarketEnnの晩翠通り店をお借りしました。お店の方には、料理やチャージは普通に店に入れてもらいました。
	なぜこのようなチャリティーイベントにしたかというと・・・
	1.ビールを飲んで楽しんで貰うことによりそれが義援金につながればみんなハッピーになれるのでは・・・
	2.継続してできるためにお店に負担をかけすぎないようにしたいので料理はお店の売上にしたい
	3.お客様も店もブルワリーも少しづつ負担してでもそれがちょっとだけ大きな力になるようなチャリティーイベントにしたい。
	ということで、開催しました。
	■開催した結果
	開催した結果、急遽決まったイベント・・・実は1週間前に決めました・・・だったので、お客様が来るかなぁと本当に心配でした。
	 
	そうしたら、蓋をあけてみたら沢山の人が来て、そして西日本のためにたくさん飲んでいただきました。
	 
	急遽開催したイベントにも拘わらず、仕事終わった宮城のブルワリー、仙南シンケンファクトリーの岡さん、吉田さん、そして、やくらいビールの畠山さんも駆け付け、乾杯をしたりサービングをしたりお手伝いしていました。
	 
	もちろん自分たちのビールを飲むのも500円はらって、乾杯。でもみんな笑顔でした。
	仕事の後みんなで集まり、乾杯する、そして皆が喜ぶ・・・自分でいうのもなんですが、いいイベントでした。
	 
	また、ホップを栽培しているイシノマキファーム様もビールを飲むほか、義援金をもってきていただきました。
	イシノマキファームさんは、農福連携でホップ栽培をしており、今年は巻風エールというビールも生産しています。
	 
	■義援金の総額
	今回、義援金の総額は
	イベントでのビール244杯、122,000円が集まりました。
	また、イシノマキファームさんの個人活動による募金10,209円
	いわて蔵ビールが福島ビアフェスで集めた募金箱 4,221円
	計 136,430円を義援金としてお送りしたました。
	■義援金の送り先
	義援金の送り先ですが、私たち東日本大震災を経験し、なるべく直接ご支援できる形をとりたいと思っていました。広島のビアバ―様や岡山のビール会社などに色々お聞きしたところ、岡山県真備町倉敷市真備町にある真備竹林麦酒様に義援金としてお送りしました。
	http://www.kurashiki-shigen.com/web/index.cgi?c=product-2&pk=116
	同社は今回工場に雨水(泥水)が入り込み壊滅的な被害を受けたそうです。
	また、真備竹林麦酒はビール醸造を通して障害のもつ人、引きこもりの人の働く場にもなっていたそうです。
	私どもも震災後、障害を持つ人達の働き場がなくなったという話をよく聞きました。
	(実際そのご縁で当社で頑張ってくれるスタッフとして入社したこともいます。)
	そういう状況をお聞きして、真備竹林麦酒にご連絡したところ、やっぱり電話は通じず。
	そんな中、真備竹林麦酒を支援されている吉備土手麦酒様にお聞きし、「真備竹林麦酒復活プロジェクト」を知り、今回そちらにお送りしました。
	http://kibidote.jp/free/mabifukkatsu
	 
	※振込手数料は義援金の中から使用しておりません。当社負担で行っています。
	※送り先の口座が「おかやまものづくり実行委員会」となっておりますが、「真備竹林復活プロジェクト」の口座になっておりますのでご了承ください。
	私たちの愛のこもった義援金が真備竹林麦酒様のちょっとでも助けになれれば幸いです。
	皆様にチャリティーイベント実施報告と義援金のお送り先をご報告いたします。
	今日も世嬉の一は西日本を応援して元気に営業中です。