世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:蔵元だより

2021年03月19日(金)

会食がダメなら、ビールもテイクアウト 新商品開発 限定100セット

昨日は娘の小学校卒業式。コロナ禍ということもあり、先生方々、PTAの役員の方々本当に苦労して行われた卒業式だったようです。私たちは楽しく卒業式を迎えることができました。ありがとうございます。
久々のスーツを着て、髪を固め、娘もびっくりしていました。
もっと田舎の小学校を出た私には、娘の小学校生活に驚きの連続の6年間でしたが、無事に卒業出来てよかったです。

さて、そんなのんびりとしている中でも、世嬉の一スタッフは今日も商品開発をしてネットに発表しました!
一都三県の非常事態宣言が解除になったとしても相変わらず、飲食店には時短要請&お客様には会食、外食の自粛要請・・・不満をいっても仕方がない!新型がきているので・・・でも僕らも酒ビールが売れてほしいし、レストランも通常営業に戻したい( ;∀;)

なので・・・テイクアウト用のビールの水筒第二弾を考えました!


Groulers(グラウラー)と岩手ているものです。これは、ビールの水筒のことです。 保温性と口がねじ式になっていることで炭酸が逃げにくい構造になっております。ビアバーさんや直接私たちのところにきてテイクアウトする際に便利な道具です。
グラウラーとは、直訳すると「がみがみ言う人、うなる人」という意味です。 ビールの炭酸ガスが蓋から漏れ出るときの音が、うなり声に似ていたからと言われています。クラフトビールの本場アメリカなどではよくつかわれております。
このコロナの状況でテイクアウトが多くなるご時世。 いわて蔵ビールでも安心して美味しい樽生ビールをご自宅で飲めるようにグラウラーを作成しました。
500mLのものを限定でご提供いたします。

しかも、今回はいろいろ新機能を造りました!

まずは・・・保冷機能アップします!

そして・・・転倒防止機能アップ!

さらに・・・これがポイントです。ビールが味変できるよう、ミニバケットがついています。こちらにホップを入れたり(追いホップ!)フルーツ入れてフルーツビールにしたり!コーヒー豆を入れてコーヒービールにしたりすることができます!

せっかくなんで楽しんでもらおうと!
ホップが手に入らない人のために、いわて蔵ビールでホップとセットの蔵ウラーセットも創りました!

ビールは味変したら楽しいオーソドックススタイルを4本選びました。どれもフルーツや香辛料、お茶などと合いやすいビールです。
自分たちの美味しい味も探してみてください。

外食自粛でも、グラウラーでお店から生ビールもらって、家で楽しんでもらう・・・そんなことを考えました。

もちろん、普通に水筒として、お茶や氷水を入れても大丈夫です!
世嬉の一スタッフは、今日も現状を受け入れ、元気に営業しています。

グラウラー第二弾はこちらで購入できます!(限定100セット!)
↓ ↓ ↓

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/growlers

—–PR—–


さくら純米酒、さくらスパークリング酒、さくらあまざけはこちら!
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sakurasake

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year

一関産ジョナゴールド使用、大人のサイダー発売中!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/cider

岩手初の地コーラ(クラフトコーラ)こはるコーラ

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/koharucola



Posted by sekinoichi at 07:19

2021年03月18日(木)

ご報告 店頭募金の寄付先 ご協力ありがとうございます。

ばっきゃ(フキノトウ)が開きました。また福寿草も花が咲き、春ですね。

気持ちの良い1日が多いです。ただ、雪で折れてしまった木をきれいに治していかなければ・・・と思う日々でもあります。

さて、ご報告です。当社の店頭で募金活動を震災以降ずっとやっており、毎年、いわて学びの希望基金に毎年寄付をしておりました。

今年も・・・と思ったのですが、結構いわて学びの希望基金には募金がかなり集まっており、100億以上になっております。
そこで、今年からもっと地元の子供たちに貢献できないかと思い、寄付先を変更させていただきました。学びの希望基金は、震災で大変なお子様の教育や生活のための基金でしたが、今回から一関に住むお子様の生活や教育のためにと思い、児童福祉施設 藤の園様に寄付することにしました。

http://fujinosono.or.jp/fujino_en_index.html

店頭で皆様から寄付いただいた金額+αで 70,806円を昨日寄付いたしましたのでご報告します。

また、ブログ上で大変恐縮ですが、寄付にご協力いただいたお客様本当にありがとうございます。

今後もこのような活動は続けていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

(すみません・・・本来なら、よくマスコミに出るように、目録?現金をもって藤の園さんに持っていて手渡しなのでしょうが・・・金額も大きくなく、また大げさにしたくないので、振込の形をとっています。事前に藤の園様にも了解をとって振り込みの形にしました。よろしくご了承ください。)

今日も世嬉の一は、地域の人と共に元気に営業中です。



—–PR—–


さくら純米酒、さくらスパークリング酒、さくらあまざけはこちら!
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sakurasake

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year

一関産ジョナゴールド使用、大人のサイダー発売中!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/cider

岩手初の地コーラ(クラフトコーラ)こはるコーラ

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/koharucola

福寿草


Posted by sekinoichi at 05:18

2021年03月13日(土)

怒涛の商品開発2 桜嵐!

今日も朝8時からレストランの工事に大工さんが来てくれております。
このレストランはもともと窯場(酒の醸造で米を蒸かしていた場所)なので、床が土間でその上にカーペットを敷いていました。30年以上たち、毎冬床から冷気が上がってお客様が寒い思いをするので、この機に床をつくってもらいます。床も石油系のビニールのカーペットではなく木製・・・楽しみです。

さて、そのため、世嬉の一は商品開発にいそしんでおります。

怒涛の桜関連商品開発!

お花見に行けない方のために・・・お花見気分になる清酒。

桜純米酒。ボトル自体、さくら満開です!この商品あまり作っていなくて・・・360本限定になります。

そして、桜純米をベースに醸造した、スパークリング酒「さくら泡酒」

さくらの香りのスパークリング酒 アルコール度数8%です。限定600本です。

そして・・・ノンアルコールもつくりました!「さくら甘酒」!こちらも限定500本です。さくらの香りがほのかにするノンアルコール甘酒

これで、ビールの桜嵐IPAがありますので・・・

当社のもっている製造免許をフルに活用して商品開発しました!
清酒免許・・・桜純米酒
リキュール免許・・・さくら泡酒(さくらスパークリング)
ビール・発泡酒免許・・・桜嵐IPA
スピリッツ免許・・・クラフトジン清庵-桜-
清涼飲料水免許・・・さくら甘酒

これで、すこしでもご家族で花見気分になっていただければ幸いです。
世嬉の一は元気に営業中です!

—–PR—–


さくら純米酒、さくらスパークリング酒、さくらあまざけはこちら!
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sakurasake

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year

キャラメルエール予約開始!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/caramel

料理王国100選でまさかの優等賞受賞!上位10商品に、クラフトジン清庵

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/GIN

一関産ジョナゴールド使用、大人のサイダー発売中!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/cider

今年の新酒もいい出来です!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sake_freshly_squeezed

岩手初の地コーラ(クラフトコーラ)こはるコーラ

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/koharucola



Posted by sekinoichi at 09:56

2021年03月12日(金)

もち食文化がじゃじゃじゃTVで放送されます。もち文化で街をもち上げます!

駐車場の枯草の下から、青葉が出てきました。
今日は寒いですが、徐々に春に向かっていますね。
10年前、何をやっていたかなぁと思っていたのですが、ブログを見ると3月18日からしか投稿していませんでした(笑)
そういえば電気がとおっていなかったから・・・書いていないのですね。
http://sekinoichi.jugem.jp/?month=201103

さて、蔵元レストラン世嬉の一は餅食文化に関して取材をしていただきました。

3月13日のじゃじゃじゃTVで放送されるようです。

https://www.ibc.co.jp/tv/6ch/jajajatv/

おもっちと一緒に取材にきていただきました。

おもっちの目の前でもちつきの取材も・・・世嬉の一餅つき隊も登場です!

父母が40年前に餅で町おこしを行い、継続してきたのですが、いつの間にか浸透し、一関市、県南ではもち食文化になっております。

現在、レストランは改装中ですので、カフェ徳蔵の方でお餅を食べることができます。

ぜひ一関のもち食文化を楽しんでください。

今日も世嬉の一は地域文化を発信して元気に営業中です!

—–PR—–

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year

キャラメルエール予約開始!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/caramel

料理王国100選でまさかの優等賞受賞!上位10商品に、クラフトジン清庵

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/GIN

一関産ジョナゴールド使用、大人のサイダー発売中!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/cider

今年の新酒もいい出来です!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sake_freshly_squeezed

岩手初の地コーラ(クラフトコーラ)こはるコーラ

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/koharucola



Posted by sekinoichi at 11:35

2021年03月11日(木)

震災から10年、今思う事・・・ご縁に感謝、全てにありがとうござます。

震災から10年 手紙1
震災から10年 手紙2
震災から10年 手紙3
震災から10年 手紙4
震災から10年 手紙5
震災から10年 手紙6
震災から10年 手紙7

震災から10年、今思う事・・・ご縁に感謝

拝啓 残雪の下からフキノトウが芽をだし、梅の蕾も少しづつ大きくなってきています。朝の突き刺さるような冷気もなくなり、私たちの地域も春に近づいております。

皆様におかれましては、お健やかにお過ごしのことと思います。日ごろから世嬉の一をご支援ご愛顧いただき本当にありがとうございます。

さて、2011年3月11日からあっという間に10年が経ちました。私にとってはついこの間のような気がしますが、当時2歳だった娘に震災の思い出を聞くと違うようです。家族で蝋燭の下で輪になって食事をしていたことが楽しかった思い出として残っており、震災時の恐怖などは忘れているようです。その娘も来週には小学校の卒業を迎えます。

震災時に2歳だった娘はふきのとうを河原からとり、みんなの炊き出しの準備中

震災時、第一線で働いていた父母も世嬉の一を引退し、真っ白な髪の毛にかわり、孫のことで一喜一憂しております。

震災から2か月取材の際に撮影された家族の写真。

崩れていた石壁もヒビだらけの土蔵の白壁も、傾いていた大蔵も今は、100年前から変化がなかったようにたたずんでいます。 

 震災時にこの会社はどうなるだろうと不安でいっぱいだった私も、未来を見据え、スタッフと共に前に進めています。

この10年間を振り返ると、一時苦しかったかもしれませんが、幸せな日々を過ごせたと思います。様々な出来事に感謝の気持ちが次から次へと湧いてきます。

常にお客様から支えらていることを感じることができた日々でした。直接来られるお客様との会話、お手紙を送っていただくお客様、SNSなどにコメントを書いていただけたお客様のおかげです。この常にだれかとつながりを持てているという実感があってこそ、震災時の一種の孤独感は全く感じず、多くの皆様に支えられているという温かさを感じる日々でした。

さらに、お客様に紹介していただいた沢山の良い出会いをいただき、そのご縁で新しく出来た業態、商品、販売先、イベントなど、日々嬉しくなることや新しい発見がありました。皆様との絆を感じた10年間に改めて「本当にありがとうございます。」と申し上げます。

本当にありがとうございます。

震災時を思い出すとき、常に舩井幸雄先生の「過去オール善」という言葉が頭に浮かびます。「過去に起こったことをすべて肯定しなさい」という意味ですが、震災直後には全くそう思えませんでした。

しかし、この言葉をよくよくかみしめてみると、「過去オール善」という意味は、未来の自分から見て「過去にこのことがあったから、”今”があると思える行動をする」、すなわち「今」という時間を大切にすることが大事だということだと分かりました。

現在は、コロナウィルスの影響で当社もなかなか厳しい情勢ではありますが、この「過去オール善」という言葉をかみしめ、10年後に今を感謝できるようにしたいと思っています。また、震災時とは違って、10年間の皆様とのかかわりの経験が、やる気と希望を充実させてくれています。(少しやせ我慢でもありますが・・・)

世嬉の一は、まだまだ成熟していない会社です。その分チャレンジ精神が旺盛で今後も新しいことにチャレンジしていきます。重ねてこの10年間の皆様とのご縁に感謝いたし、御礼申し上げます。本当にありがとうございます。今後ともなにとぞよろしくお願いし致します。

敬具 

令和3年3月11日

世嬉の一酒造株式会社

代表取締役社長 佐藤 航

震災時にレストランの前で炊き出しして食事をした風景


Posted by sekinoichi at 08:22