2021年12月26日(日)
ちょっとしたクリスマスプレゼントいただきました。日本経済新聞なんでもランキング9位いわて蔵ビールIPA
昨晩から降り続いた雪の世嬉の一、久しぶりに朝スタッフみんなで雪かきを行いました。朝夕の空を見上げると渡り鳥が鳴いております。裏手の磐井川では白鳥が休んでいます。いい冬ですね。
さて、クリスマス25日の朝刊にちょっとしたプレゼントがありました。
日本経済新聞のNIKKEIプラス1の何でもランキングです。
クラフトビールのIPA特集のようでした。
ななんと・・・いわて蔵ビール9位に入っていました!
僕らのIPAは、正直今流行りのホップの香りバンバンの柑橘系の香りのIPAではないです。昔から醸造しているイングリッシュスタイルのオールドスタイルのIPA。これを飲むお客様も若いクラフトビール好きというより、通の渋いお客様、東京のオーセンティックなバーなんかで人気です。
え!!!これが入ったの?と思いました。私達 こビールというウエストコーストIPAという香り重視のIPAも醸造していますが、1999年から醸造しているこちらが入ったんだ!と驚き。
世の中にまだIPAを醸造するブルワリーがなく、当社でも季節限定商品として醸造していました。だんだん人気が出て定番に。
IPAと記載してアイ・ピー・エーと呼ぶのですが、2000年頃はイパ下さいとか言われていました。ちなみにIPAの名前の由来はインディアペールエールです。イギリスからインドに輸出していたことでこの名前が付けられました。
IPAにはこんな思い出があります。
このビールを2000年に巣鴨の地蔵通り商店街で販売していた時のことです。まだ地ビールが認知されず、美味しいと思われていないとき・・・ある酔ったおじいちゃんが来て、急にキレ始めました・・・
「岩手ではこんな苦いもの飲むんか!」といきなり飲んでいたプラスチックカップを投げつけられ、周りには人だかりが・・・おじいちゃんが去った後、私がかたずけをしていたら、周りの人が、「にいちゃんこれ美味しいよ、もう一杯頂戴」「パンチがあるビールだね~」「キレとかさっぱりのビールが増えているから懐かしいよ」といってくれました。結局その日のIPAの樽は完売して嬉しかったことを覚えています。
あれから、流行りのヘイジーIPAやウエストコーストIPAなど限定商品で醸造しますが、モルティーな東北人らしいIPAとしてこのいわて蔵ビールIPAを造り続けています。
今後もたぶん、ひっそりと造り続けるのだと思います。
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/BT-S06
ちょっと嬉しい記事でした。飲んだ感想も嬉しいですね。
今日も世嬉の一は目立たないけどしっかり醸造して元気に営業中です。
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バーレーワインも残り僅かになってしまいました・・・・
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Posted by sekinoichi at 03:33