2016年11月17日(木)
第六回 東北魂ビールプロジェクト 仕込み日
東北魂ビールプロジェクト2日目。昨晩どんなに遅くまで飲んでも、みんな職人!
朝早くおきて、福島路ビールへ向かいます。
福島路ビールは福島市から車で約30分~40分。土湯温泉に行く途中のアンナガーデンという場所にあります。
さて、仕込みの開始です。
まずは麦芽の投入。昨晩、方向性を考え、どのよなビールにするか決めていたので、粉砕していた麦芽をお湯に投入です。
福島路ビールさんのすごいところは、工作機器を自分たちで開発し、醸造士に優しい仕込みの仕組みを造っていることです。
怪我しないような仕組みがいっぱいでした。
私は、ブルワー(醸造士)に戻って仕込みの仕方に興味深々です。使用している機械がちがうからか、仕込み時間、やり方などがぜんぜん違います。福島路ビールさんでは醸造を見る機会が何回かありましたが、毎回学ぶことが多いです。
また、今回のビール醸造は驚くような技術や目玉となるような変形技を使用せず、基本に忠実に醸造します。
そのため、醸造中も分析に余念がありません。
これは、今回使用する酵母の生菌数をみているところです。酵母元気はよいか、どうか?生菌数はどうか?
この顕微鏡でみてどのように醸造を変えるかなど、醸造の合間に打ち合わせの多い醸造になりました。
さらに、ホップの決定。各ブルワーがもっている特徴的なホップをもってきて、組香をして打ち合わせします。
いつもなら、経験的な考えで行うところ、このようなことをやりながら、仕込み検証するので、基本的技術があがったと思います。
今回の組香で3種類のホップを使用することにしました。
組み合わせと苦さの計算を行います。
苦さは、それほど苦くなく、でも香りが高く、麦芽とのバランスをとり、アルコール度数も5.5%程度に・・・
忠実に・・・だけど技術のレベルを上げて、東北魂的IPA(インディアペールエール)を醸造しようと・・・
麦芽の糖化が終わり、煮沸を行うために移動。いい状態の麦汁ができました。
いい感じでの煮沸
ホップを投入・・・フライパンを使用していれてました。聞くと衛生的でやけどしにくいそうです!
さて、煮沸も終わり、最後は醗酵タンクに麦汁を移動、酵母を添加して仕込が終了です。
完成した麦汁を試飲。約1ヵ月後のビールが楽しみです。
麦汁を試飲チェックして、みんな確信しました・・・美味しいビールができる!!!
約1ヶ月後が楽しみです!
「東北魂的IPA」は福島路ビール様から全国のビアバー、パブ等で提供される予定です。
見かけたら飲んでみてくださいね。(※ボトルでの販売は予定していません)
世嬉の一は今日も知恵を出し合い、元気に営業中です!
煮沸が終わり、とうとう最期です。
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Posted by sekinoichi at 11:19