2016年12月16日(金)
昨日は私にとって思い出の日。この業界は素晴らしい。
昨日は、門松立ての日でした。今日から世嬉の一の正面にひっそりと門松がたっています。
粉雪が舞う中、伝統の門松があります。特別な日でした。
もう一つ私にとって特別な日です。箕面ビールの前社長正司様が5年前に他界した日です。
今日はゆっくりと、箕面ビールのレッドラガー「GOD Father5」と当社のレッドIPA「Bravo! MASAJI R-IPA」を飲んでいました。
正司社長は、生前ずいぶんお世話になりました。同業者の中で人をひきつけ、育てる方でした。
私も人の生き方として様々な事を学びました。
社長が四国から大阪に来て世界から評価される箕面ビールを造る苦労話と夢。
娘さん(現社長 香織さんはじめ、3人の娘さん:みな素晴らしい方々です)を小さいころから育てた苦労と考え方。
(私も娘2人を育てているので・・)
様々な事を大阪で、東京で一ノ関で教えていただき、ご指導していただきました。
そのお人柄は素晴らしく、一関の地ビールフェスティバルに出店している際にも、正司社長のファンになった一関市民も多いはず。
昨日はそのような尊敬する方がなくなられた日でした。
そして、この日は素晴らしい日になっております。
いくつかのブルワーリー(ビール工場)が正司社長を思い、それぞれの技術でそれぞれの想いを込めたビールを醸造します。
私たちも毎年醸造しています。
そして、飲食店はその想いのこもったビールを美味しく注いでくれ、正司社長に思いをはせます。
飲み手も飲みながら様々な楽しかった思い出や嬉しかった思い出を談笑しあいます。
この一連のつながりを他界された後でも創造した、正司社長のすばらしさを感じます。
なんて、優しく、ほわっと温かくなる業界でしょうか!(私はそう思っています)
そして、この業界の端っこに私たちもいられること嬉しく思います。
私たちは、酒やビールという商品を醸造します。小さな酒蔵・ブルワリーは、商品をいつも同じ味にという工業的につくるというより、誰かのために想いを込めて醸造するという事をできます。そしてそれは常に意識しています。
こんな業界は素晴らしいと思いませんか?
他社は競合ではなく、一緒に業界をつくったり、よりよい世の中にしようと努力する仲間、共生の仲間です。
クラフトビール業界ってやっぱり素晴らしいですね。(ここまでくると自画自賛でしょうか?本気で思っているのでしょうがないのですが・・・)
私たち、いわて蔵ビールも地域や世の中のためになる心温まる商品を創造できるよう努力しようと思います。
この日はそんな事をもう一度心の奥にきちっと整理する日に毎年なっております。
そして、もう一つ。
人生の大先輩として、経営者の大先輩として、正司社長のような人に温かさと感動を与えることができる人になりたいと考える1日でもあります。
静かに飲みながら様々な事を考える1日となります。
世嬉の一のスタッフたちと共に、これからも頑張っていきたいと思います。
世嬉の一は、今日も人を元気、あたたかくなるよう私たち自身元気に営業しています。
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Posted by sekinoichi at 03:23