2017年01月12日(木)
地の人・風の人・・・30年続けていること
今期初めて雪が積もりました。
いいですね、やっと冬が来たーーーという気がします。
雪は様々な音を吸収してくれるので、様々な音が小さくなり、鳥の声、雪の落ちる音などはっきり聞こえてきます。
雪が降るといつもより自然の雄大さがいつもより感じられる気がします。
さて、今日は三代目と女将と私が朝6時半から準備をしています。
なんの準備かというと朝食会の準備です。
「朝がゆ会」と名づけられたこの会は、30年くらい続いている朝食会です。
朝食を食べながら当番になった人が好きな議題を発表するという会です。
この会に参加している方は、全員単身赴任の方です。
うちの専務(女将?三代目の奥さん、世嬉の一の今の姿を三代目と共に作った人)が、スーパーで買い物をしているとき、
単身赴任できていた●●●●企業の一関所長さんと合ったときです。
その所長さんがお惣菜を買っているのを見て、専務は健康に気をつけてほしいと・・・思ったそうです。
そこで、専務は、単身赴任の人にもきちんとした朝食を・・・と考え立ち上げた朝食会です。
おかゆを食べるわけではないのですが、「朝がゆ会」と名付けられています。
また、その当時の社長(現会長 当社の三代目)が加わり、単身赴任の方々20名程度にお声がけし、週一回、朝食をとり、その時にそれぞれの好きな議題で話してもらおうという会になりました。
今でいう「朝活」でしょうか。
かれこれ30年近く毎週1回づつ継続して開催されています。
もちろん、単身赴任の方々ですので、2年~3年でメンバーは転勤していきます。
それでも、次一関に赴任してきた人も参加していただき、継続して続いております。
会長や専務はなぜこの会を続けているのだろうと思って聞いたことがあります。
会長の言葉に「地の人、風の人」ということをよく聞かされています。
酒屋の者は、地の人。この一ノ関の地域に根差して生きていく。
単身赴任で一関に立ち寄る方、人生の一時期を過ごす方は「風の人」。
風の人は、多くの種を運んでくれる。
地の人である私たちはその種を受け止め、地を耕し、育てることでよい地域ができると聞かされています。
この朝がゆ会を30年続けているのも、風の人と交流をもつことで、外から見た一ノ関を教えてもらい、その中にある種を受け取れるようにするためだとのことです。
私も週1回、早起きして朝がゆの準備をします。
これからも続けていかなければと常に思います。
今日も世嬉の一は、種を育てつつ、元気に営業しています。
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Posted by sekinoichi at 02:30