2020年04月01日(水)
あの岩手県青年卓越技能士の工場長が大きなまちがいを!!!
今朝も世嬉の一はいい天気です。須川岳がきれいに見えます…心穏やかな・・・と思ったら!朝から、私は大きな声をあげてしまいました!
「うそでしょう!」「何年醸造して、そんな間違いが起こるの!!!」
事件は、孝紀工場長が申し訳なさそうに、私に報告することで発覚しました!
いわて蔵ビールで代表的なビール「三陸牡蠣のスタウト(オイスタースタウト)」は、私たちの 理念を示す代表作です。陸前高田広田湾産牡蠣の殻と身を使用して醸造するこの黒ビールは、 非常に濃厚でおいしいと評判をいただいております。実際に牡蠣を入れて醸造する方法は、 20世紀にイギリスで開発され、牡蠣を食べるときのビールとして重宝されました。
いわて蔵ビールでも地域の自然豊かさを伝え、すばらしさを伝えるため、2002年から醸造 しているビールです。
このビールは科学的にも美味しくなる秘密があり、牡蠣の身はタンパク質と旨味成分、 麦汁を煮る際に一緒に入れることで、いいお出汁がでて、濃厚な黒ビールになります。 さらに、牡蠣の殻は清澄作用があり、ビールが、きれいになります。また、カルシウムやミネラル
はビールの発酵を活発にし、ホップの香りを際立たせます。
そんないわて蔵ビールの「三陸牡蠣のスタウト(オイスタースタウト)」は、なんとビールの世界大会 ワールドビアカップで2008年、2012年と2度受賞し、そのおいしさから、クラフトビールの本場
アメリカNYをはじめ、様々な国で愛飲されています。
そんな三陸牡蠣のスタウトも欠品しそうでしたので、工場長に「牡蠣のビール」醸造しておいて! と伝えました・・・そう1か月ほど前のことでした。
孝紀工場長とは20年来のパートナー、彼に任せれば安心・・・ そう思っていました・・・ 彼は、岩手県知事からも表彰された岩手県卓越青年技能士でもあります。彼にとってまちがうことなんて・・・・
しかし・・・
サルも木から落ちる、
弘法も筆の誤り
・・・ 彼も 連日、人気のビール「牡蠣の黒ビール」を醸造するのに 疲れていたのでしょう。
異変を気付いた他のスタッフたちでした!他のスタッフが慌てて制止するものの、間に合わず・・・
そう、工場長は疲れていたのか、秋に社長が庭先にほしていた干し柿を入れてしまいました!!!
そうして発酵、熟成管理して、とうとう出荷の時に、実は間違えて「かきのビール」を作ってしまいましたと打ち明けられたのでした・・・
まさかの柿のスタウトが登場してしまいました。4月1日より限定で販売します。売り切れ次第終了です。次回はきちんと牡蠣で醸造しますね。
かきのビールはこちら!
↓ ↓ ↓
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/APRIL
間違えたとしても、世嬉の一スタッフは元気に営業中です。
※これは・・・エイプリールフール企画です。
Posted by sekinoichi at 01:00