今日は、世嬉の一では薬膳メニュー講演会を行っています。
当社の三代目(会長)と三代目婦人(専務)が企画していました。
半分引退してからも勢力的に活動する姿に、一生現役です!という意思表示が見えます。
頭が下がります。
この薬膳メニュー講習会も、ほぼ専務が企画運営しました。
専務はこの地域の「もち料理」で地域おこしを初めにやりました。
もちがもちサミット等でだんだん盛り上がってきたときに、専務は一関の偉人、建部清庵(たてべせいあん)
(休耕食を提唱した蘭学者)に目をつけました。
休耕田や耕作放棄地が多い一関。これと、野草を組み合わせて地域を盛り上げようと考えているようです。
その第一弾として、薬膳料理家の阪口珠美先生にお願いして、薬膳講習会を開催しました。
阪口先生の略歴は下記の通りです。
http://kanpokitchen.com/profile/
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株式会社漢方キッチン代表
国立北京中医薬大学日本校講師
日本での中国薬膳研究のパイオニア。
91年より95年まで北京留学。
薬膳専攻では、日本人初めての国費留学生として北京中医薬大学に学ぶ。
同大付属病院と薬膳レストランで臨床と実習を行う。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
1999年株式会社漢方キッチン設立。薬膳料理教室を開催。
「むずかしい中国医学が、すっとわかる」と人気を呼び、メディア取材、執筆など多数。
現在は企業、自治体への薬膳メニュー導入ノウハウの提供や企業セミナーを行う。
2012年6歳の娘を伴って、北京へ留学。北京中国医学研究院「西苑医院」にて、清代の宮廷薬膳カルテを研究。
著作に『漢方キッチン~ムリなく、しぜんに、いいカラダ(あしざき書房)』
『おめでた薬膳』、『西太后のアンチエイジングレシピ』
『せんねん灸お灸ルームの自分でできるはじめてのお灸』(主婦の友社)
『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)がある
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講演の後、西大后のアンチエイジングレシピの食事を再現して、
食事をしながら先生のお話をしました。
皆さん、勉強し、眼で見て五感で感じてすごく勉強になったようです。
私もいただきましたが、現在の世でもある食材の組み合わせで、
美味しく、なんか力がでるような食事でした。
けっこう豪華だなぁと思いました。
【メニューはこちら】
きのこマーボー
:きのこは免疫力をあっぷさせる食材。
宮廷では様々なきのこを取り寄せて料理につかっていました。
くるみみそ豆腐
:西太后が常に食べていた食材がナッツ。
その中でもくるみはアンチエイジング効果が高く脳の老化を防ぎます。
ゆで鶏のバンバンジー
:中国では、政治を行う人は美しくなければなりません。
コラーゲンたっぷりの鶏肉や豚足を日々の食事に欠かしませんでした。
青葉のくるみあえ
:薬膳では、毎日、自分の手のひらの一握りのナッツをたべると体を若々しく保つといわれます。
豚肉とフルーツの煮込み
:意外に肉が好きだった西太后。
ホルモンのバランスを整えるラズベリーやさくらんぼと煮込んだ美しい料理です。
山芋のフライドポテト
:山芋は「山薬(さんやく)」と呼ばれる漢方薬の一つ。
泌尿器、生殖器の衰えを防ぐアンチ栄ジング効果があります。
かきと山芋のピカタ
:かきは、生命力をアップさせる薬膳食材。
すりおろし山芋と合わせて効果をアップさせています。
くるみの汁粉
:西太后の大好物だったといわれるデザートです。
おいしく、薬効もたっぷりの薬膳しるこです。
黒ごまだれソバ
:白髪がほとんどなく、からすの濡羽色だったといわれます。
つやのある黒髪のための一品です。
菊花火鍋
:菊花は自律神経の働きを整え、イライラをとります。ストレスの強かった西太后は、菊の花をつかった料理を頻繁に食べています。
結構たくさんの料理があります。
私は、豚肉のフルーツ煮込みとくるみの汁粉がすごく美味しかったです。
お肉もきちんと食べていたのですね。レバーやハツもありました。
菊の花は火鍋に入れると美味しかったです。
花や種、内臓や肉など、全体食を基本に行っていたのですね。
建部清庵(たてべせいあん)とどのように組み合わせていくか・・・
きっと専務から私達にバトンを渡されるとおもうので、
地域の一つの売りになるよう勉強していきたいと思います。
今日も世嬉の一は新たな分野に挑戦して元気に営業中です!
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