2016年08月04日(木)
日本に帰国して感じた事をまとめてみました。
日本に帰ってきて、昨日は1週間分のたまった仕事に追われておりました。
今日も追われておりますが、ポートランドの学びをまとめて記載したいと思います。
世嬉の一は1週間たってさらに素敵になっていました。

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蔵の前に水路ができておりました。当社の三代目が長年民区の人たちと活動をしていた「歴史の小路」運動が日の目を見るようになってきました。
完成までもう少しですが、イメージがでてきましたね。

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園児の稲もずいぶん生長しました。

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蔵の修復もまだ終わっていないのか・・・という感じですが(あしかけ5年目)進んでいます。
さて、以下はポートランドの私のまとめです。ビール醸造の視点で記載していますのでそこはご了承ください。
【ポートランドの気づき】
【ポートランドの町に関して】
人口50万人その中に60ものビールメーカーが共存している。
すごいことだ・・・日本でいえば、仙台の中心部に酒造メーカーが60社あること。正直ありえない。
60メーカーは協力しつつも、自社のブランドを明確に見えるようにしている。それは、パブから見えたり、商品から見えたり、会話から見えたりもした。
ポーランドの人たちはすごく親切でオープン。(米国全体がそうかもしれませんが・・・)
例えば、同性愛者とか、入れ墨すごいとか、見た目では人を判断しません。そのため、受け入れるという体制ができていると思いました。
私たちもどのブルワリーにいっても見せて頂き、お互いに意見を話し合う社風です。
これがポートランドの成長の気風をつくっているのかなぁ・・・

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古いものと新しいものが混在している。ブルワリーもほとんど古い建物のリノベーション。地震がないからかなぁ・・・
【各メーカーの商品に関して】
IPAの種類が多い!まだまだIPAの人気は強いのだなぁと思う。
また、ゴーセ(塩入サワーエール)やサワーエール(乳酸発酵させたビール)などどんどん新分野に挑戦している。

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パブのメニューボードが電工掲示板でした。
どんどん新しいものを生み出す気風は見習うべき。
また、多品種生産が当たり前、当社はまだまだだと思った。
木樽熟成も当たり前、ビールの経時進化を考えたり、ブレンドビールなども挑戦すべきだった。
ラベルが面白い。主張がしっかりている。
【各メーカーのシステムに関して】
面白いほど様々、そして工夫がされている。
ビールの出荷までの時間が短い。2週間強で出荷している。(当社は3週間以上)
酵母が違うのか?早くても樽内熟成でやっているのか・・・経営的には素晴らしいと思う反面、製品の品質面で疑問。
(にごったIPAがはやっていると、現地の人から聞いたが、単なる早いだけでは?)
システムの効率化は素晴らしい。当社も見習わなければ・・・

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(まさかの1KL仕込み全自動、一日2-3回仕込むのは当たり前、連続操業ができる仕組み:当社の仕込みは2KL仕込み、1日1回が限界)
【町の食べ物に関して・・・・】
おいしい・・・パブ飯もおいしい。やはりおいしいものがあるというのは大切。
飲食店もすごく主張がしっかりしている。例えば、バンブーさん。絶滅危惧種は寿司屋だとしても使用しない(本マグロ)
トレーラーハウスでがんばって店を出すのが一つのサクセスストーリー。
でもブルワーは?なぜそんなに投資をできるか?
それは、すべて出資する人がいるからだそうです。それも銀行ではなくて。
友人が多いのだそうです。日本より人との付き合いって大切なんではないかなぁ・・・
一方では浮浪者も多かった。大学出ていてもホームレスになる。何か仕事環境は厳しい感じがした。
その分、皆成長意欲は高く感じる。

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【まとめ】
私たち世嬉の一はまだまだだ・・・そしてまだまだ成長できる!
日本もポートランドも変わらない。岩手の田舎から世界に発信できる。
私たちのビールは好評だったがもっとうならせるビールにできる。
可能性と目標が明確になったことがわかった1週間です。
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イベントのお知らせ
大阪でいわて蔵ビールの会を行います。
8月6日(土曜日)スモークハウスエイプ様
Posted by sekinoichi at 06:52