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一ノ関は晴れ、最高気温21度、過ごしやすい天気に恵まれております。
敷地の井戸の水もちょうどよい温度で気持ちのよい1日が始まりました。
今日は、イギリスからユダヤ教の研究者、指導者のラビである、ネイルさんが来てくれました。
当社の新工場をコーシャ認定を取得するために監査に来てくれました。
コーシャとは、もともとは、紀元前の旧約聖書の教えに即した、カシュルートと呼ばれる厳格な「食事規定」がその語源です。「コーシャ」とはこの食事規定でユダヤ教において「食べて良い食物」のことを意味します。製品の原材料から製造過程まで厳しくチェックされるコーシャ認定。その判断基準が細かく厳格がゆえに、品質の安全性に信頼が出来るのそうです。
たまたま新工場を建てるときに、清酒業界でアメリカに輸出されている方々がコーシャ認定を取得しているとお聞きしました。そんな中、ビールでも取りませんか?と提案されて申請することにしました。
ここでネックになったのが、当社で醸造している牡蠣のスタウト(オイスタースタウト)です。
オイスターは、コーシャの中では食べていけないものに該当します。そのため、設備をきれいに殺菌しなくてはならないのです。
牡蠣のスタウト(オイスタースタウト)を醸造するラインとコーシャラインを分けて醸造する必要があります。
そして、以前、オイスターが触れた可能性のある部分はお湯で殺菌する必要がありました。
ラビがビールの醸造の仕方を聞きながら、殺菌を見ています。お湯(100度)を満了入れ、溢れさせるという原始的な殺菌方法です。
これを発酵タンク、熟成タンク、ボトリングで行います。
パッキン壊れるんでないかなぁ・・・・
ラビは必ず目で確認します。
暑いのにご苦労様です。
一つ一つお湯で殺菌して、ホースを全部新しいのに変えて・・・結構大変でしたが、殺菌終了!
その後、原料のチェック。
麦芽はコーシャ認定とっていますか?いつ収穫していますか?
正直に答えていましたが、全部理想的だそうです。ちなみに、なぜだかわからないのですが、秋刈り取った麦の麦芽は大丈夫だそうですが、春刈り取ったのものはコーシャ認定されないとか・・・
山椒の説明も結構骨がおれました。
なかなか僕の中学英語レベルですと難しいですね。
ラビ ネイルさんの英国イングリッシュは当たり前ですが、きれいな英語で聞きやすかったです。
思ったより認定調査が長引き、お昼をお出ししようと思ったのですが、食べれるものも限られているのか、自分で持ってきたスナックを食べるとのことでした。
コーヒーも飲まないので、何を飲むかお聞きしたら、蓋を開けていないコーラ。コーラ!?聞き間違いかとお聞きしたら、コーラが好きなんだそうです。イギリス人でもコーラが好きなんだ、アメリカ人と違うと違って紅茶しか飲まないかと(笑)
なかなか楽しい体験でしたが、無事検査は終了し、あとは本国で審査をしていただき、結果を待つことになりました。
新しい事、新しい体験、否定するのではなくチャレンジして学ぶ・・・世嬉の一の在り方です。
今日も新しいことにチャレンジして今日も元気に営業しています。
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