世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:蔵に関して

2015年05月13日(水)

ご心配おかけしております。特に被害はなく通常営業しております。

P1010931

おはようございます。今朝はちょっとびっくりしました。

久々の震度5だったようです。

世嬉の一は、スタッフも建物も、人も全然大丈夫でした。

多くの方にご心配をおかけして、お電話やメール等いただきありがとうございます。

今朝もいつもの朝のとおり、スタッフは元気一杯スタートしています。

P1010932

敷地のアヤメもきれいに咲いており、新緑の春を迎えている世嬉の一。

皆さんの無事をいのりつつ、今日も元気に営業しています。

多くのお客様から温かいお言葉ありがとうございます。



Posted by sekinoichi at 08:40

2015年03月16日(月)

またまた新しい取り組みを始めました!

P1040540

P1040541

世嬉の一で梅が咲ました!例年より早いような気がします。

春が近づいてきて、せきのいちで新しい試みを行いました。

P1040537

売店で免税店の資格を取得したことです。

今後、被災地視察や平泉の観光客が減るだろうと思い、次の手として免税店の資格を取得しました。

ILC誘致で海外の物理学者さん等が視察に来ることが増えたからです。

海外のお客様に美味しい日本酒や日本のクラフトビールを知って頂きたいと思い、せっかくだから免税店の資格を取得しました。

今日は、スタッフが順番にその仕組みと、英語の勉強です!

英語がしゃべれない場合には、指さしでみせるカードもつくりました。

輸出はしていますが、海外のお客様にも喜んでもらおうとがんばっています。

まさに「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」という由来にマッチしてきました。

ちょっとだけ世嬉の一はインターナショナルになりました。

スタッフも英語勉強したいようです。

世嬉の一の輪が広がれば嬉しいです。

P1040542

習字の達人で売店の責任者遠藤さん。60過ぎて新しい事にチャレンジです。

でも彼女の笑顔は世界共通かな!

世嬉の一は今日も新しい事にチャレンジして元気に営業中です!

 

 



Posted by sekinoichi at 10:12

2015年02月26日(木)

ここも修理!だだだ!ビール工場も修理!?

P1040428

朝、天気がよく水仙の芽が出てきました!

・・・が午後から雪がふってきました。やっぱり東北はまだまだ冬です。

yuki

今日は構造建築、文化財保存、意匠建築、施工会社の方々が集まり、蔵の修繕に関して話し合いました!

耐震設計等も含めてのミーティングです!

kura

 

kurasyuu

kurasyuuri

今回、壁のサンプルをとり強度を測り、構造設計をします!

31460-1

ん~設計図をみていると楽しみですね~。震災で崩れた蔵が復活してほしいところです!

31461-1

カフエ徳蔵のライティング等も相談させてもらいました。一つ一つの蔵を地域にとってよりよい蔵に修繕していきたいと思います。

なんて、すごく気分がいいときに・・・

何かが起こるのですね~。

孝紀工場長から「社長!ビール醸造機器のモーターが!!!!」と・・・・

突然やってきました。ビール工場の動力のメインとなるモーターが壊れました。

修理に1週間かかりそうです。本日より仕込みはお休み・・・

孝紀工場長と今の時期でラッキーだったと慰めあっています。

syuuri2

モーターを取り外すため、電源をおとし、手を伸ばして作業しています。

普段手の届かないところも掃除できラッキーです。

機械も疲れたのかなぁ・・・

比較的に作業がすくない時期にあってよかったです。

今日も世嬉の一はちょっとずつ治しながら元気に営業中です!

 



Posted by sekinoichi at 04:26

2015年02月06日(金)

穴だらけ・・・

P1040272

この穴だらけの石壁・・・何か、アート的な感じがします。何だと思いますか?

P1040266

実は本日、蔵の補修の前の検査のため、検体をとりに工事業者さんが来てくれました。

この石蔵は東日本大震災で崩れてしまい、これから修復するのですが、構造設計だけでかなりの時間がかかるようです。

その構造設計の前に、構造設計するための壁の強度をはかるため、サンプルを壁から採取していました。

石の強度、目路の強度などを測定し、補強の設計が入るそうです。

P1040267

このような円柱をたくさんとります。

これは石と石の継ぎ目のところですね。

P1040283

外から見ると普通の蔵ですが・・・

P1040286

中は、けっこうがらんとしています。

将来ここに新しい酒造りの場を創りたいと思いますが、蔵の補修はなかなか進まない。

その中で、本日の蔵のサンプルの切り出しは、まずは第一歩というところだと思います。

文化財の維持って本当に時間と費用と労力がかかりますね。

経営者としてはいつも悩みのところですが・・・三代目からこの会社を引き継ぐときに、

「蔵は地域のもの、この風景を地域のために後世に残しなさい。

私達はたまたまこの蔵の風景を地域から預かっているものだと思いなさい」という言葉を思い出します。

この蔵がまた生き返ることを願い、本日も世嬉の一スタッフは元気に営業中です!

 

 

バーレーワインプロジェクトが始まりました!
詳細はこちらをクリックして下さい!
プロジェクトスタート開始が決定しました!ありがとうございます!!

 

 


Posted by sekinoichi at 05:05

2015年01月17日(土)

蔵の修復の打合せ・・・かなり前進!

2011年の震災で崩れた蔵の補修工事がなかなか進まない。

その理由は、

1.国の指定文化財のため、基本的にそのままの外観で残さなければいけない。

2.1のために、建物の強度を測らなければならない。

3.2のために、特殊な機械をもっている研究所を探さなければならない。

4.基本的に工事業者様も構造設計の先生も忙しくなかなかつかまらない。

そんなことでやきもきしていたのですが・・・・

今回は結構すすみました!

建物の強度を測る研究所を施工業者さんが見つけてくれました。

お忙しい中、文化財保存のために動いてくれる構造設計の先生、文化財の意匠の先生など集まってくれました!

今日はその打合せです!

こんな形にしたい・・・でも構造的に・・・・

構造的にこうしなくては・・・文化財的にここは残さないと・・・

お話しをきいていると結構難しい。

私もこの蔵で杜氏さんたちとはまた別の新しいSAKEづくりをしたいと考えております。

道のりは長そうだけど・・・今期中に計画は立てたいですね!

がんばります。

このレンガに穴をあけて調査するようです。

そして・・・

この石壁も穴をあけて強度をはかります。

どこに開けるのか相談していただいております。

文化財を後世に残すというのは、1企業が行うのは正直大変ですね~

でもその後、先生方とどのように蔵を活用するかを話していると凄く楽しくなります。

ただひたすら今出来ることに邁進して、地域にとってより良い蔵になるよう努力します!

後世の地域の人たちがこの蔵があってよかったと思える蔵にしようと思います。

 

今日も世嬉の一は素敵な未来に向かって元気に営業中です!

 

 

 

バーレーワインプロジェクトが始まります!
詳細はこちらをクリックして下さい!
プロジェクトは1月31日(土曜日 大安)スタートします!

 

 


Posted by sekinoichi at 06:06