世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:お酒

2019年12月08日(日)

JR山の手線で東北のお酒を堪能してもらいました。

うっすら雪が積もった一関。私は、酒担当の土岐さんと上京していました。

目的は山の手線の中でお客様にお酒をおふるまいするイベントに参加するためです。朝から池袋駅に参加しました。

これはJR山の手線の方々が東北と東京をつなげようという企画の中で、山手線を貸し切り、東北のお酒を楽しんでいただくという企画を創りました。
各県 2蔵づつ、岩手県は私たち世嬉の一酒造と岩泉の泉金酒造さんが参加しました。1両に2蔵づつ配置し、乗車しているお客様にお酒をおふるまいする感じです。
車両も特別車両で、池袋から池袋まで一周しました。

JRのスタッフ(車掌さん、運転士さん)も手伝ってくれて、イベントはスタート。

事前に世嬉の一のお客様にもお伝えしようとしていたのですが、なんと、みなさんにお伝えする前にチケット完売で、大人気の企画だったようです。

当社ではもう残り少ない、純米大吟醸 秘蔵をお持ちしました。

池袋駅と世嬉の一のお酒。不思議な絵柄です。

さらに・・・

座席に座る世嬉の一。これも面白いですね~

山の手線一周する間、1時間ちょっとがとても不思議な時間。

普段の車両が酒どころになり、いろいろお客様ともコミュニケーションが弾みます。当社に来たことのあるというお客様、実は岩手出身なんだというお客様。初めて知ったというお客様。うれしいですね。

途中でなまはげも登場。時々、山手線の駅で止まるのですが、ホームのお客様は不思議そうに中を覗き込みます。もちろん扉はあかないので入れませんが・・・

貴重な体験でした。また、このような企画をしていただいたJRの皆様に感謝です。

今日も世嬉の一は岩手をPRして元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:04

2019年11月19日(火)

新酒のしぼりがはじまりました!

三浦杜氏さんから今年の初しぼりを行いますよ~と教えていただき、早速新酒をテイスティングしました。

薮田の絞り機から出てくる新酒は香り豊かで、若い酒特有の力強さがあります。
また、今年の新酒はいい感じで酸味もあり、食中酒にはいいのではと思います。

絞った酒をタンクで数日寝かし、ボトリングを行います。来月頭には出荷できると思います。

また、今年の吟醸酒(精米歩合50% 吟ぎんが)の発酵の様子もお見せします。
ぷちぷちという音を聴いているととてもいい感じです。
激しい発酵の炭酸ガスと一緒に芳醇な香りが漂っています。
幸せなひとときです。

いい感じですね。こちらは来月以降に完成する予定です。

酒造り最盛期に入っていきます。

今日も世嬉の一は元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 11:16

2019年11月17日(日)

酒蔵復活プロジェクト開始・・・夢と希望と大きな不安(笑)



紅葉の美しい世嬉の一。日に日に寒くなってきています。

さて、先日地元新聞社様から取材を受けました。酒蔵復活プロジェクトに関してです。


当社は、私が中学生の頃、当時社長だった祖父(当時二代目)が脳溢血のため急に亡くなり、別な仕事をしていた父が急遽実家で酒蔵の経営者になりました。

その際に、経理を見ると、大赤字の会社だとわかり、父はその当時経営していた自動車学校2校のうち、1校を払下げ、その資金で蔵の経営を立て直そうとしました。しかし、なかなかうまくいかず、母と共に苦労して世嬉の一を立て直し続けたのを見てきました。その際に、蔵に再投資を行い、現在の郷土料理レストランや直売所をつくりました。その当時、全然売れなかった酒は共同醸造に切り替え、毎年200石~300石(県内で下から最小くらいの量)を販売しておりました。

私が小学校の時に、お正月休みの時期に人がいないと言われて、お葬式用の300mlのお酒を詰めるのを手伝ったのを覚えております。

共同醸造に変え、工場経営の効率化を行いつつ、その間に、郷土料理レストラン「世嬉の一」や、地ビール「いわて蔵ビール」を立て直しつつ、伸ばし、この敷地内で酒造りを再開しようと話していたのが、2010年ころでした。その後、東日本大震災になり、蔵の修復にほぼお金を使い・・・またまたしばらくそのままになっていました。

昨年、創業100周年を迎え、より自社の強みを生かせる酒造りをしたいと思いました。共同醸造は維持しつつ、世嬉の一独自の商品開発ができないかと・・・

しかし、実はわたしは子供の時に酒造りを見たり、国の施設で研修したりと酒造りは一通りわかるのですが、ビール醸造ばかりやってきたので酒の工場づくりは不安でしかないです。

ただ、やってみたいという気持ちがやっと不安を上回りました。
また、やっと東日本大震災の修復作業が終わり、ビール工場の修繕も終わり、新店舗(The Brewers Hiraizumi)も軌道にのったので、開催することにしました。102年目に本業に戻ろうという感じです。

今回、日本酒女子会の代表の氏家様にもご協力をいただき、今後の酒造りの応援もしていただいております。

こんな活動も始めました。

私にとっては新規事業に近い感覚です。ただ、楽しんでチャレンジしていきたいと思います。

次世代の世嬉の一を夢見て、今日も元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 04:12

2019年07月25日(木)

南小学校3年生たちから新聞をいただきました。

雨が多い世嬉の一。今年は紫陽花が綺麗に咲いております。

さて、6月に世嬉の一を見学(市内遠足)に来てくれた一関南小学校3年生の子供たちからお礼の新聞が届きました。

皆さん、当社を酒の会社、餅の会社など様々なとらえ方で面白い感じがします。

小学生が来たときは、当社の相談役が対応させていただきました。

そしていただいた歩いたよ新聞。素敵ですね。今は世嬉の一の壁に貼って展示しています。子供たちがそれぞれ、新聞の名前も決めて書いてくれています。

いろいろなニュースがあって楽しいですね。

題名も内容も読んでいると心がうれしくなります。

南小学校の皆さまありがとうございます。

今日も世嬉の一は、地域の小学生と共に元気に営業中です。

追伸、世嬉の一酒造の中庭はお子様に積極的に開放しています。保育園のお散歩、ご近所のお子様が自由に遊べるようになっていますので、お気軽にお越しください。

———– P R ——————–

今回のトマトビールはボトルで限定1000本、ケグで60本になります。

ボトルの方は事前予約を受け付けております。

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お中元はこちら

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Posted by sekinoichi at 06:15

2019年07月19日(金)

またまた新しいプロジェクトスタート~世嬉の一と日本酒女子会~

初めてに近いかなぁ・・・東京で日本酒のイベントを行いました。実際に開催したのは、氏家エイミーさんが主宰する日本酒女子会という団体のイベントに参加しました。
日本酒女子会とは・・・
https://sakejyoshikai.com/

実は、私たち世嬉の一酒造では、さまざま新しいことが始まっていますが、次の100年に向けて、最も力を入れているのが「清酒事業」です。ここ2年で新しい清酒工場の設立プロジェクトが会社内で立ち上がっているのです。
ただ、私の世嬉の一での経験はビール醸造からスタートし、清酒は杜氏さんや現場のスタッフに任せていました。販売も90%は自社の直売、ほんの少しだけお付き合いのある飲食店様がいるだけです。
これから新しい日本酒を創りたく、当社の清酒をおいていただけるお店も増やそうと思っています。
「清酒を通して岩手、一関を良さを伝えていきたい・・・」
でも、ふと思いました。清酒業界ってどうなっているんだろう。
今のお客様はどんなことを考えているのだろう・・・・きちんと清酒を学ぶために・・・(醸造に関しては様々学びましたが・・・お客様についてまったくわからない・・・)
そんな思いから日本酒女子会というところを探し出し、代表の氏家エイミーさんに突然ご協力のお願いをしてみました!!!
氏家エイミーさんは、初めてお会いしたにも関わらず、快くご協力いただき、日本酒女子会のイベントを企画していただき、それに参加させていただきました。
このイベントは、お客様が自分の好きな銘柄のお酒を持ち込み、みんなで飲むという会です。

24種類の清酒が集まりました。各人がおすすめする720ml1500円くらいのお酒という縛りです。

・七口万 純米吟醸 一回火入れ(福島 花泉酒造)

・S 純米吟醸(福井 伊藤酒造)

・北海 にごり酒(北海道 国稀酒造)

・宝剣 超辛口(広島 宝剣酒造)

・宗玄 雄町 無濾過生原酒(石川 宗玄酒造)

・仙禽 かぶとむし 中取り 無濾過生原酒(栃木 仙禽酒造)

・金鶴 純米酒 (新潟佐渡・加藤酒造)

・出雲誉 純米大吟醸 山田錦 千本綿(島根・竹下本店)

・イットキー 純米吟醸 (新潟・玉川酒造)

・石鎚 純米吟醸 チャレンジタンク(愛媛・石川酒造)

・隠 純米吟醸(福島・仁井田本家)

・福司 COCOROMI 純米酒きたしずく(北海道・福司酒造)

・寳樂 純米吟醸(福島・宮泉酒造)

・泉 純米大吟醸 無濾過生原酒(兵庫県・泉酒造)

・閖 純米原酒(宮城・佐々木酒造)

・クラシック 仙禽 無垢(栃木 仙禽酒造)

・季楽 ひまわり 純米酒(岩手 菊の司酒造)

・天明 さらさら純米 (福島 曙酒造)

・開運 大吟醸 生酒(静岡・土井酒造)

・高清水 純米大吟醸(秋田 秋田酒類製造)

・国重 純米大吟醸酒(香川 綾菊酒造)

・大山 特別純米酒(山形 加藤喜八郎酒造)

・山本 Pure Black(秋田 山本合名会社)

などなどです。

イベントを企画していただいた日本酒女子会代表の氏家エイミーさん


また、持ってきていただいたお酒について説明していただける参加者の方々

どんな理由でその酒を選んだのか・・・どうしてその蔵元が好きなのか・・・皆さん結構熱い気持ちが大きく、それも勉強になりました。

25名くらいのお客様たちなのですが、蔵元の僕がいうのも恥ずかしいですが、ずーーーーと勉強させていただいた時間になったと思います。

最後は恒例のじゃんけん大会で盛り上がりましたが・・・現状の日本酒業界の素晴らしさと、今後の日本酒の未来と私たちのプロジェクトに対してうっすらと見えるものがありました。

ビール畑で進んできた私にはまだまだ未知の部分が大きいのですが、親子4代にわたって清酒の魂は存在すると信じ、新しいプロジェクトを進めていきたいと思います。
また、これが、世嬉の一酒造のスタッフたちのためだけでなく、地域の発展にも寄与するものだと信じています。

今日も世嬉の一は、新しいことにチャレンジして、元気に営業しています。


最後に、ご協力いただいた、日本酒女子会の氏家代表はじめ皆様、そして参加していただいたみなさまありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

———– P R ——————–

今回のトマトビールはボトルで限定1000本、ケグで60本になります。

ボトルの方は事前予約を受け付けております。

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Posted by sekinoichi at 05:44