世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:東日本大震災

2022年02月02日(水)

東北魂ビールプロジェクト 第16回目がスタートしました。~震災の際に助けてくれた人々に感謝を込めて~

雪がしんしんと降る世嬉の一。静かな日々が続いていますが、かえって落ち着いて様々なことをお粉っうこともできます。今日も新しい取り組みとして、新しいビールを醸造します。 今回は、第16回目となった東北魂ビールプロジェクトのビール醸造です。 そして、今回は、宮城県に新しく醸造所ができるイシノマキファームさんが手掛ける「イシノマキホップワークス」の工場長、岡さんと共同で醸造します。 【東北魂ビールプロジェクトは・・・】 当社と福島路ビール、秋田あくらビールの三社で立ち上げたビール醸造の勉強会です。 多くの方々に支えられ、助けられ、何か恩返ししたいと三社で話していたのですが、いい案も浮かばず、非力な僕らにできることは、お客様に恩返しは美味しいビール、品質のよいビール造りを突き詰めるということしかない、ということになり、各社もっている経験・知識をお互いにオープンにし、お互いを高めあう勉強会になりました。さらに、回数を重ねるごとに参加するビール会社は増え、現在東北6県から13社のブルワリーが集まるようになりました。毎年、この時期には各社が同じレシピで同じビールを醸造し、味比べをしていただいたり感謝を伝える交流会など開催しておりました。 ただ、今年はコロナ禍にあり、ブルワリー同志が集まることもできず、各社で第二回に醸造したシングルホップラガーというビールを再度、ディスカッションし、各ブルワリーで醸造しようと思いました。 このビールを選んだ理由は2つです。 ・ラガースタイルという最もオーソドックスなビールを東北らしく醸造したい。 ・ラガースタイルという最も技術が問われるビールで一度お客様に評価し、確認していただきたい。 そのような思いでこのスタイルになりました。 全員、レシピは一緒ですが、それぞれの自由度(ホップの入れるタイミングなど)があり、各社の美味しさがでると思います。 私達は、1社で最初実施しようと思いましたが、OEMで醸造をいたくをうけていた「イシノマキファーム」さんが新醸造所をたて、その醸造長がいままで東北魂ビールプロジェクトで一緒だった岡さんが就任するということで、一緒に醸造することになりました。 また、岡さんは私達があまり醸造しない、ラガースタイルを何度も醸造しておりますので、ご指導も受けたいと思い、共同で醸造しています。 2014年に東北魂ビールプロジェクトでレシピをつくった、東北魂ビール シングル魂ラガー。 今回はこれをベースにレベルアップした醸造をお見せします。   【醸造風景】 朝9時に、打ち合わせが終わった後、いざ醸造開始。 麦芽を共同で投入しています。   今回は、ピルスナーモルトとミュンヘンモルトを使用しています。 (今回、当社のモルトはオーガニックモルトを使用しています) 順調に糖化もすすみ、香りの良い状態です。 緑色の工場長がホップを入れています。今回入れているホップは、遠野産IBUKIとネルソンソービングホップ(ぶどうじゃありません・・・)。 ホップを入れると工場の中に非常にいい香りが広がります。 煮沸も終わり、その後、静置したあとに麦汁移動、酵母をいれて今日の仕込はおしまいます。 ここまででいいビールができるのはと期待を持っていますが・・・ たのしみですね。 二人で発酵前の麦汁を確認しても、いい出来と思っています。 東北魂ビールは3月7日リリースする予定です。 さらに、可能緒であればイベントを開催しようと思います。リアルイベントができなければ、ネットイベントになるかもしれません。 ぜひ、よろしくお願いします。 今日も世嬉の一は、報恩感謝の気持ちを忘れず、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 04:32

2022年01月26日(水)

世嬉の一は復興しているのか?産業復興事例集30に掲載されました。

寒さも和らいできて、雪が解け始めました。雪の下から福寿草の芽やフキノトウの芽が出ていないかなぁと探していますが、世嬉の一ではまだのようです。楽しみですが・・・ さて、復興庁から冊子が送られてきました。 「岩手・宮城・福島の産業復興事例集30 2021-2022版」です。 2020-2021年版ですでに当社掲載されていたので、また?という感じですが、掲載していただきました。ありがとうございます。 コロナ禍で当社復興しているのか???と大きな疑問があるのですが、こうやって掲載されることで認知されると思えば、嬉しいことです。

産業復興事例集30

産業復興事例集30

ただ、内容と写真をみて・・・意外!?と思いました。 内容はこちらです。
産業復興事例集

産業復興事例集

メインの写真がトメィトエールとショコラスタウト・・・なかなかマニアックなビールの写真と思いました。 嬉しいですね。 グローバルな取り組み、人財育成、など記載になっています。ピンク線は出版元さんがつけてくれました。なんか読んでいて・・・頑張らなければと思いました。 まだまだ閑散期対策はできていないなぁ・・・しかも、コロナになって年中、閑散期だものなぁ・・・スタッフと共に商品開発せねば・・・ 今日もレストランスタッフと新商品・・・ ビール部門は、有機認証の打合せ・・・ スタッフは頑張っている   社長は、未来に向かって、ニヤニヤと悩みを繰り返しています。 図面見て喜び、銀行に出す資料で苦心して・・・
清酒工場図面

清酒工場図面

  ただ、これができて、順調にのったら・・・復興事例集に掲載されたいなぁと思います。 今日もスタッフと共に、夢を見ながら元気に営業中です。

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クラフトジン清庵

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Posted by sekinoichi at 05:35

2021年11月16日(火)

陸前高田のお米「たかたのゆめ」を使用してビールを醸造しました。

磐井川が静かに流れています。朝散歩するととても気持ちの良い気持ちになります。さて、ビール醸造では、久しぶりに醸造したビールがあります。

「たかたのゆめ」ビールです。

震災復興の際に、塩害で大変だった陸前高田に、JTさんが開発中の苗を提供して育てた、「たかたのゆめ」というお米です。当社では震災後からこのビールを醸造しておりました。少しでも復興のお役に立てればと、陸前高田市のふるさと納税にも追加されています。

こちらの醸造は、陸前高田のお米はもちろんのこと、柚子も使用した、和のホワイトエールです。ほのかに米の甘さや旨味がビールに溶け込み、さらに柚子の香りで爽やかになるビールです。

基本、陸前高田市のふるさと納税で販売していますが、当社のHPでも販売しています。よかったら楽しんでみてください。

こちら
↓ ↓ ↓  ↓ ↓ ↓
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/takatanoyume

たかたのゆめの新米ができ、今年は醸造できたので嬉しい限りです。

地域の食材とコラボレーションして新しいビールをどんどん提供していきたいと思います。

今日も世嬉の一は地域と共に元気に営業中です。

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今年の新酒は順調です。お早めにご予約ください。

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Posted by sekinoichi at 05:26

2021年03月18日(木)

ご報告 店頭募金の寄付先 ご協力ありがとうございます。

ばっきゃ(フキノトウ)が開きました。また福寿草も花が咲き、春ですね。

気持ちの良い1日が多いです。ただ、雪で折れてしまった木をきれいに治していかなければ・・・と思う日々でもあります。

さて、ご報告です。当社の店頭で募金活動を震災以降ずっとやっており、毎年、いわて学びの希望基金に毎年寄付をしておりました。

今年も・・・と思ったのですが、結構いわて学びの希望基金には募金がかなり集まっており、100億以上になっております。
そこで、今年からもっと地元の子供たちに貢献できないかと思い、寄付先を変更させていただきました。学びの希望基金は、震災で大変なお子様の教育や生活のための基金でしたが、今回から一関に住むお子様の生活や教育のためにと思い、児童福祉施設 藤の園様に寄付することにしました。

http://fujinosono.or.jp/fujino_en_index.html

店頭で皆様から寄付いただいた金額+αで 70,806円を昨日寄付いたしましたのでご報告します。

また、ブログ上で大変恐縮ですが、寄付にご協力いただいたお客様本当にありがとうございます。

今後もこのような活動は続けていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

(すみません・・・本来なら、よくマスコミに出るように、目録?現金をもって藤の園さんに持っていて手渡しなのでしょうが・・・金額も大きくなく、また大げさにしたくないので、振込の形をとっています。事前に藤の園様にも了解をとって振り込みの形にしました。よろしくご了承ください。)

今日も世嬉の一は、地域の人と共に元気に営業中です。



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福寿草


Posted by sekinoichi at 05:18

2021年03月11日(木)

震災から10年、今思う事・・・ご縁に感謝、全てにありがとうござます。

震災から10年 手紙1
震災から10年 手紙2
震災から10年 手紙3
震災から10年 手紙4
震災から10年 手紙5
震災から10年 手紙6
震災から10年 手紙7

震災から10年、今思う事・・・ご縁に感謝

拝啓 残雪の下からフキノトウが芽をだし、梅の蕾も少しづつ大きくなってきています。朝の突き刺さるような冷気もなくなり、私たちの地域も春に近づいております。

皆様におかれましては、お健やかにお過ごしのことと思います。日ごろから世嬉の一をご支援ご愛顧いただき本当にありがとうございます。

さて、2011年3月11日からあっという間に10年が経ちました。私にとってはついこの間のような気がしますが、当時2歳だった娘に震災の思い出を聞くと違うようです。家族で蝋燭の下で輪になって食事をしていたことが楽しかった思い出として残っており、震災時の恐怖などは忘れているようです。その娘も来週には小学校の卒業を迎えます。

震災時に2歳だった娘はふきのとうを河原からとり、みんなの炊き出しの準備中

震災時、第一線で働いていた父母も世嬉の一を引退し、真っ白な髪の毛にかわり、孫のことで一喜一憂しております。

震災から2か月取材の際に撮影された家族の写真。

崩れていた石壁もヒビだらけの土蔵の白壁も、傾いていた大蔵も今は、100年前から変化がなかったようにたたずんでいます。 

 震災時にこの会社はどうなるだろうと不安でいっぱいだった私も、未来を見据え、スタッフと共に前に進めています。

この10年間を振り返ると、一時苦しかったかもしれませんが、幸せな日々を過ごせたと思います。様々な出来事に感謝の気持ちが次から次へと湧いてきます。

常にお客様から支えらていることを感じることができた日々でした。直接来られるお客様との会話、お手紙を送っていただくお客様、SNSなどにコメントを書いていただけたお客様のおかげです。この常にだれかとつながりを持てているという実感があってこそ、震災時の一種の孤独感は全く感じず、多くの皆様に支えられているという温かさを感じる日々でした。

さらに、お客様に紹介していただいた沢山の良い出会いをいただき、そのご縁で新しく出来た業態、商品、販売先、イベントなど、日々嬉しくなることや新しい発見がありました。皆様との絆を感じた10年間に改めて「本当にありがとうございます。」と申し上げます。

本当にありがとうございます。

震災時を思い出すとき、常に舩井幸雄先生の「過去オール善」という言葉が頭に浮かびます。「過去に起こったことをすべて肯定しなさい」という意味ですが、震災直後には全くそう思えませんでした。

しかし、この言葉をよくよくかみしめてみると、「過去オール善」という意味は、未来の自分から見て「過去にこのことがあったから、”今”があると思える行動をする」、すなわち「今」という時間を大切にすることが大事だということだと分かりました。

現在は、コロナウィルスの影響で当社もなかなか厳しい情勢ではありますが、この「過去オール善」という言葉をかみしめ、10年後に今を感謝できるようにしたいと思っています。また、震災時とは違って、10年間の皆様とのかかわりの経験が、やる気と希望を充実させてくれています。(少しやせ我慢でもありますが・・・)

世嬉の一は、まだまだ成熟していない会社です。その分チャレンジ精神が旺盛で今後も新しいことにチャレンジしていきます。重ねてこの10年間の皆様とのご縁に感謝いたし、御礼申し上げます。本当にありがとうございます。今後ともなにとぞよろしくお願いし致します。

敬具 

令和3年3月11日

世嬉の一酒造株式会社

代表取締役社長 佐藤 航

震災時にレストランの前で炊き出しして食事をした風景


Posted by sekinoichi at 08:22