2018年01月18日(木)
新しい東北魂ビールプロジェクトスタート!
天気の良い世嬉の一。3月末完成に向けて土台工事が始まっています。
これから新しいいわて蔵ビールに革新するためにも、大切な工事です。
さて、今日は後藤工場長と一緒に新しい東北魂ビールプロジェクトのスタートです。
東北魂ビールプロジェクトとは、東日本大震災の後、東北支援で多くのビールのご注文をいただきました。
いままで全く売れていない地ビールに急に注文が来てびっくりしたのと感謝の気持ちがいっぱいでした。
なかなか恩返しができない中、東北のビール会社としてよい品質のものを提供することで感謝の気持ちを表したいと思いました。
そこで、秋田県のあくらビールさん、福島県の福島路ビールさんにお声をかけ、いわて蔵ビールも含め、3社のそれぞれの持っている技術を教えあい、ビールを作ろうという事を始めたのが東北魂ビールプロジェクトです。
今では、東北の田沢湖ビールさん、岩手のズモナビールさん、宮城県のシンケンファクトリーさん、同じく宮城のやくらいブルワリーさん、茨城県のシャトーカミヤさん、そして東京のスプリングバレーブルワリーさん、仙台のキリンビール工場さん(アドバイザー)が入り勉強会と実施醸造をおこなうまでに広がりました。
すでに、7回開催しました。これまでは、どこかのビール会社に集合し、みんなの意見を出し合い、一つのビールを醸造していました。
8回目になる今回は、8社のブルワリーがそれぞれ、同じレシピ、同じ原料、同じ製法という条件で同じビールを醸造します。
今回、東北の8社が同じビールを作り、飲み比べしようという企画です。
同じ原料で同じ製法でも、そこはクラフトビール。作る人、作り手によって全然味が異なります。
さらに、醸造後は、キリンビール(スプリングバレー)様のご協力でビールの分析も行い、科学的に違いを見ます。
醸造するビールは、「東北魂的IPA」
仲間でもありますが、ある意味同業者のライバル同士、
お互いに同じレシピで醸造するのは、みんなに負けられない。
美味しいビールを醸造しようと意気込みます。
そこは、造り手としてのプライドですね。
そうやって東北のブルワリーのレベルが上がればすごくいいことです。
昔務めていた会社で、競争より共生という事がこれからの経営に必要ですと教わりました。
東北のクラフトビールの品質が向上して、いままでクラフトビールや地ビールを飲まなかった人たちがクラフトビールを飲むようになったら、お互いにWin-WIn
そして幸せな人が増えます。
東北魂ビールプロジェクトはそういう思いでさらに伸びていくと思っています。
それにつけても言い出しぺのいわて蔵ビールが美味しくなかったら話にならないので、今回の仕込みはいつもより気をつかっています。
3月7日に内容は未定ですが、代官山のスプリングブルワリー様をお借りして、東北7社+スプリングバレーブルワリー様の発表会を行います。
ぜひ東北魂ビールを楽しんでみてください。
今日も世嬉の一酒造は競争より共生!お互いに切磋琢磨して元気に営業中です!
美味しい麦汁ができました。これから発酵です!
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まさかの真冬のビール祭り開催します。ただいま準備着々と進行中。
今年のテーマは「地域のお肉三大祭りといわて蔵ビール!」です。
写真は昨年のチラシです。
バレンタインビール発売開始!
今年も限定でショコラスタウト販売します!
あさイチで人気!熟成練り粕の真実!!!
1日5g2週間食べると体が変わるそうです。
Posted by sekinoichi at 02:13