2016年01月30日(土)
お客様と三陸ツアーを行いました。学ぶことが多々ありました。
今日は、東京からお世話になっている先生とご友人が来ました。
私達、震災後の勉強会 みやぎECの会で講師をしていただいた先生です。
みやぎECの会とは、南三陸町の山内鮮魚店の専務 山内さんが中心となり、震災後自分たちで東北を全国に輸出しようと勉強会を開催しています。
その先生方が東北の私たちの企業を見てみたいということで旅行を計画しました。
行程は 一ノ関(世嬉の一)→南三陸町(山内鮮魚店)→塩釜(間宮塩蔵商店)→懇親会→仙台周辺観光という流れでした。
私も山内さんや間宮さんの新工場を見たくて同行させていただきました。
まずは、世嬉の一からです。(三枚の写真は山内さん撮影です。プロですね・・・)
珍しく、私が説明しました。
そして、写真にはないですが、蔵の二階や修復工事の現場など拝見していただきました。
あとは、郷土料理を体験していただき、南三陸町へ!
私も山内さんの工場楽しみです。山内さんとは、ホヤビールや牡蠣のビールでお世話になっております。
新工場の建屋です。すごいですね~
南三陸の津波被害はすごいものがあり、この土地も水害で住宅が流された後だそうです。
多々問題あるのだとは思いますが、震災から4年たった時に完成した新工場。力強さを感じました。
山内さんの屋号が飾られています。かっこいい!
そして経営理念。経営理念を忠実に行っているなぁ・・・と感動しました。
そして一番感動したのは、新工場の事務所!
すごい!東京のオフィス見たい・・・実際にこのオフィスが出来てから若い人が仕事したいという希望が増えたとか。
事務所内にキッチンもありました。実際に山内さんの商品の調理方法等を撮影したりもするそうです。
お洒落ですね~。
でももっとも驚いたのは、スタッフさんの休憩室やその他の部屋。
細かいところにスタッフへの配慮がある工場だと思いました。
一方、築97年の世嬉の一。不便なのが当たり前と思って負担掛けているなぁと反省です。
そして、いざ工場へ。現在、工場ではしっかり朝ごはんセットの出荷で大忙しだそうです。
今日はサンマの焼いたものをパックしていました。
スタッフの人たちも清潔感もあり、細かい骨までも丁寧にとったりと・・・すごい!
日本の食品工場は、気遣いの宝庫だと感じました。
そして技術の高さも感じます。詳しくは書きませんが、高い技術で美味しさと健康をそのまま家庭にお届けする方法を追及しているのだなぁと思いました。
商品開発もどんどん行っているし、山内鮮魚店様の力強さとすごさを感じたひと時でした。
山内さんのサイトはこちらです。
その後、被災した庁舎のところに行きました。
ビックリしたのは、いつの間にかここでも大きな高台ができています。
全部かさ上げで地形が変わっていました。・・・まるでピラミッドの用ですね。
是非は別として、変わりゆく風景にただただ唖然とするばかりでした。
気を取り直して、ここから塩釜へ移動です。
高速道路も整備されとても快適に移動です。
次は間宮塩蔵商店様、社長の間宮さんは、みやぎECの副会長。とてもお忙しい方ですが、いつも本気でぶつかっていく方。
間宮商店様は、干物の会社ですが・・・間宮エイジングという新しい手法で、干物という長期保存のための手法から、
調理方法の一つとして、魚を美味しく調理する工場にしています。
この方が社長さんです。お若いですよ。
間宮さんのところは、魚の処理の仕方、エイジング(熟成)の仕方がすごい!
何がすごいかって・・・あまり書くと企業秘密になるかもしれないので記載しませんが・・・
塩がなじんでより美味しくなっておさかな・・・
ここでも感じたのが、素材をどのように品質向上させるか、小さい事まで気をつけて行っている事。
うちの工場長も連れて行けばよかったとすごく感じました。
最後にいただいた、サバの粕漬け!ビックリしました。ここの商品は、干物というよりエイジング(熟成)
よりお魚が美味しくなるのですね~。
間宮塩蔵商店さんはこちら
昔からの手法をより進化させ、お客様にあった商品づくり。
そして、それを達成するためのチームづくりや場づくり。すごいなぁと感動したツアーでした。
そして、こんなに素晴らしいものづくりをしている東北の素晴らしさに嬉しくなった一日でした。
この後は懇親会になだれ込むのですが・・・いい興奮と学びがあったので飲みすぎました(笑)
世嬉の一も見習って素晴らしいモノづくりをめざし、今日も元気に営業中です。
————-PR——————
バレンタインギフト好評発売中!
2月13・14日の2日間いわて蔵ビール祭りを開催します。
いわて蔵ビール周年祭を開催します。
現在、500円お得な前売り券発売中!
Posted by sekinoichi at 10:29