今日は久しぶりに雪が降りました。
シンシンと降る雪をみていると、なんとなく心が落ち着きますね。
今日はたくさんの人と会いました。
未来につながる楽しい企画のお話し・・・今はお話しできませんが、いわて蔵ビールの新企画。
より東北に根差すために、昔からやりたかったことが実現しそうです。
K/Wは、ビールとスポーツかなぁ?実現したら発表しますね!
そして、もう一つ。
震災の時からまだやっているの?と言われそうですが、蔵の修復です。
しかも、当社の大蔵の第●期復旧工事になります。(何回やっているのでしょうか???)
震災の際は、土蔵の壁の中に水が入らないように、ヒビを修復したのですが、今回は崩れた壁と構造補強になります。
この蔵を修復するのは、結構大変です。
国の指定文化財の為、外観は基本的に復旧しないといけません。
また、指定文化財のため、建物の中身は当社で自由に使用できますが、基本的に補助金がなく自分たちの費用で修復しなければなりません。
私が合理的な経営者でしたら、「投資は次のお金を生むところにかける」というのが鉄則なのでしょうが、
会長からこの会社を譲り受けた際に、「蔵の風景は世嬉の一のものではなく、地域のものだから、借入してでも残せるものであれば、残すように・・・」「この蔵の風景は、今の人だけでなく孫の代までの風景だから・・・」と言われていました。
現実的な費用とにらめっこしながら、修復の打ち合わせしております。
この日のために、東京から建築の先生、構造の先生においでいただき、引き続きどうしたらいいか、
また、費用を抑える方法はないかと話し合っています。
いつも蔵の修復には費用対効果が見えないというか、現実的に会社にとって大きな負担であり、今のスタッフたちに負担がかかるのではと悩んでしまいます。
多くのお客様や専門家様には『この蔵は素晴らしい』『残すべきだと』アドバイスをいただき、嬉しくなるのですが、
スタッフたちへの負担やこの工事による未来への負担を考えると、どこまでやる必要があるのかと悩んでしまします。
実際、この工事が入ってしまったおかげで、工場拡張計画や新清酒工場計画に変更を余儀なくされている部分もあります。
ただ、昨日すこし吹っ切れたというか・・・
やはり、昔私が務めていた会社の上司が話していた言葉が頭によぎったからです。
「22世紀の子供たちへ」という意識。
今の事だけでなく100年後の子供たちに何ができるのか、何を残せるのかという事を常に考え、少しでも実施しないといけないと思いました。
私にとってひ孫の時代でしょうか・・・それまで一ノ関で育つ子供たちが蔵の風景で育っていく、日本の伝統文化をしっていただく場にばれればうれしいです。
そのため、98年前に建てられたこの建物が、地域にとって必要なものになるよう今努力していかなければならないのかなぁ・・・
まだ、工事金額全額が決まったわけではないので、減額できる努力はしつつ頑張ろうと思いました。
この工事は2年間かかるそうです。
この東北一大きな土蔵は、6層になっており、修復も6層乾かしながら行うという事で、まだまだ日程がかかるとのこと・・・
壊れるのは一瞬ですが、修復は2年以上なんですね。
気長にそして、スタッフ一同この蔵を120%活用して、地域の本当の宝になるよう努力していきたいと思います。
世嬉の一は今日も未来に向かって元気に営業中です!
———— P R —————
正月セール!赤蔵詰めすぎて・・・大セール。280セット限定です。
赤蔵(あかくら)年末に缶詰し過ぎました。大きな努力で小さな成果を忘れた結果ですね・・・
賞味期限があるので、大セールです。なくなり次第終了します。
http://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/gd413
お正月に飲みたい香りのよい酒(送料無料もあります!)
こちら
始まりました!お得な頒布会!普段流通しない生原酒の頒布会やお得なビール頒布会です!
詳細コチラ
新酒が出来上がります!
しぼりたて純米生原酒が完成します。ご予約はこちら
アルコール度数14%国内最大アルコールのビール
バーレーワイン(麦のワイン)
現在予約受付中!600本限定
ご注文はこちら
■■■イベント開催します■■■
【仙台】初めての人のためのクラフトビール講座 1月15日
詳細はこちら
【東京】ふるさと祭り参加します!1月7日~1月15日
詳細はこちら
【一関】まさかの真冬のビール祭りを今年も開催します!2月25日~26日
詳細はこちら
【一関】99周年 世嬉の一蔵祭り開催します!4月22-23日
詳細はこちら