世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:新聞切抜き帖

2022年12月08日(木)

山椒エールが漫画雑誌で登場!(コミックガーデンと「琥珀の夢で酔いましょう」)

今日は朝早くからレストランあけて朝食づくりをしました。先代が30年前くらいから始めた、朝がゆ会(地域の単身赴任者中心に朝の朝食会兼勉強会です)。以前は、引退した専務(私の母)が朝食をつくっていましたが、引退したので、レストランスタッフに仕込をお願いして、私がつくっています。

だんだん上達してきました。今日のパワーモーニングです。

朝がゆ会ではいつも、外部目線のお話をきけるので、刺激になります。先代は、地の人、風の人とよく言っていました。外からくる風の人は種を運んでくる、地の人(私たち)はその種を耕した土で育てて新しいものを生み出すと・・・まぁ普通の朝食会ですが、いい時間です。

さて、昨日会社に漫画が送られてきました。

コミックガーデンという分厚いマンガです。ちょうど100号記念だそうです。

なんで当社に???そう思って開いたら、いきなりクラフトビールの漫画が・・・

巻頭カラーではないじゃないですか!?

そして、登場しているのが、当社もお付き合いのある、「山岡酒店様」でした。

僕の知っている山岡さんとはちょっと違いますが・・・山岡さんだ~という感じです。

( ゚Д゚)。そして、山岡さんおすすめのクラフトビールに当社のジャパニーズハーブエール山椒も!!!

山椒エールが漫画になった!!!

ビックリですね。クラフトビールも漫画で登場するようになったんだ・・・

マイナーな存在から徐々にメジャーな存在になってきましたね。

かなり嬉しかったです。

紹介されるくらいですから、これからも美味しさを追求しようと思います。

今日も世嬉の一は元気に営業中です。
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Posted by sekinoichi at 06:29

2022年06月02日(木)

素敵な本に紹介されました。いわて蔵ビール

天気の良い世嬉の一、日差しがまぶしい朝でした。気持ちがいいですね。

さて、嬉しい本が2冊届きました。

まずは、シャンカール・ノグチ様の著書、「クラフトビールのためのスパイスカレー」という本に当社のIPAが掲載されていました。

タラの芽とマッシュルームのパコラといわて蔵ビールIPAとのことです。

パコラ?パコラとはインドのおつまみだそうです。さくっとあげたインド風フライ?なかなかスパイスがきいて美味しそうです。

そしてもう一冊が、「ブルワー魂」

これは以前、雑誌で取り上げられたのが、本になりました。

孝紀工場長が掲載されています。いい写真です。

私もちょっと掲載されていました。
どちらの本も面白いので書店やネットで探してみてください。

今日も世嬉の一は、書籍で紹介され、元気に営業中です。

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こはるコーラ



Posted by sekinoichi at 01:01

2021年12月26日(日)

ちょっとしたクリスマスプレゼントいただきました。日本経済新聞なんでもランキング9位いわて蔵ビールIPA

昨晩から降り続いた雪の世嬉の一、久しぶりに朝スタッフみんなで雪かきを行いました。朝夕の空を見上げると渡り鳥が鳴いております。裏手の磐井川では白鳥が休んでいます。いい冬ですね。

写真ではわかりにくいのですが、鳥の群れがたくさん飛んでいますよ

さて、クリスマス25日の朝刊にちょっとしたプレゼントがありました。
日本経済新聞のNIKKEIプラス1の何でもランキングです。
クラフトビールのIPA特集のようでした。

ななんと・・・いわて蔵ビール9位に入っていました!

僕らのIPAは、正直今流行りのホップの香りバンバンの柑橘系の香りのIPAではないです。昔から醸造しているイングリッシュスタイルのオールドスタイルのIPA。これを飲むお客様も若いクラフトビール好きというより、通の渋いお客様、東京のオーセンティックなバーなんかで人気です。

え!!!これが入ったの?と思いました。私達 こビールというウエストコーストIPAという香り重視のIPAも醸造していますが、1999年から醸造しているこちらが入ったんだ!と驚き。

世の中にまだIPAを醸造するブルワリーがなく、当社でも季節限定商品として醸造していました。だんだん人気が出て定番に。

IPAと記載してアイ・ピー・エーと呼ぶのですが、2000年頃はイパ下さいとか言われていました。ちなみにIPAの名前の由来はインディアペールエールです。イギリスからインドに輸出していたことでこの名前が付けられました。

IPAにはこんな思い出があります。
このビールを2000年に巣鴨の地蔵通り商店街で販売していた時のことです。まだ地ビールが認知されず、美味しいと思われていないとき・・・ある酔ったおじいちゃんが来て、急にキレ始めました・・・
「岩手ではこんな苦いもの飲むんか!」といきなり飲んでいたプラスチックカップを投げつけられ、周りには人だかりが・・・おじいちゃんが去った後、私がかたずけをしていたら、周りの人が、「にいちゃんこれ美味しいよ、もう一杯頂戴」「パンチがあるビールだね~」「キレとかさっぱりのビールが増えているから懐かしいよ」といってくれました。結局その日のIPAの樽は完売して嬉しかったことを覚えています。

あれから、流行りのヘイジーIPAやウエストコーストIPAなど限定商品で醸造しますが、モルティーな東北人らしいIPAとしてこのいわて蔵ビールIPAを造り続けています。

今後もたぶん、ひっそりと造り続けるのだと思います。

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/BT-S06

ちょっと嬉しい記事でした。飲んだ感想も嬉しいですね。

今日も世嬉の一は目立たないけどしっかり醸造して元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 03:33

2021年12月22日(水)

先代の功績 地域と共に・・・

冬の寒い日が続いていますが、明るい日差しがさしています。冷気で凍った水たまりが光に反射してとてもきれいな朝です。
さて、先日の岩手日日(地元の新聞)を見てびっくりしました。

先代がトップで掲載されてました。

市勢功労賞に当社の先代が選出されました。

確かに、先代や先代の女将はずっともちで町おこしをやろうとか、地ビールフェスティバルやろうとか、その前は地域の企業と町おこしのため地ビールやろうとか・・・さらに前は、地域のために蔵を残すとか・・・

常に地域のために・・・と二人三脚で動いていました。正直30になり、私が家業にもどったとき、会社がこんなに大変(経営的にも資金繰り的にも危機的状況ででした。)なのに常に町おこしや人のためと言っているのがちょっと腹正しく思っていた時期がありました。順番が違うのでは・・・と

先代や先代の女将はそういうときでもまわりまわってよくなっていくからとか、地域と共に生きていくのが世嬉の一だからと言ってあまり変わらない活動をしていました。

私が経営に携わるようになると、ますます仕事以外の事が多くなり、ほとんど会社にいない人だなぁという感覚です。

ただ、先代がこのような賞をいただき周りの人に祝ってもらっている先代をみると地域で生きるため徳積みしていたのかなぁと思ってしまいます。

私は先代と同じようにはできませんが、尊敬と感謝の念をもって先代を誇りに思いたいと思います。

現在は、相談役になってほとんど会社にタッチしておりませんが、今でも地域の様々な会に参加しているようです。80歳過ぎて、商工会議所はさすがに引退しましたが、小学校のために・・・とかなんかやっているようです。

身体だけは無理しないでほしいとは思います。

世嬉の一のスタッフも私も相談役の1/10くらいですが、地域に貢献できるよう日々努力していこうと思います。

今日も世嬉の一は、地域と共に元気に営業中です。

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先代と先代の奥様


Posted by sekinoichi at 03:00

2021年12月01日(水)

今日も若い世代に餅食文化のすばらしさを伝え元気に営業しています。

夜中の大雨も朝方にはずいぶん収まり、日中は晴れるといういい天気でした。しかし、大きな屋根のある世嬉の一は雨水が中庭のせせらぎに入り、廃水容量を超えたため、一部徳蔵に流れて、朝床の水フキ掃除ができました( ;∀;)

構造的な課題がありそうですね・・・まぁ仕方がない。

さて、今日はもち食文化の日でした。

岩手日日さんには、先代の社長(現、相談役)が記事として掲載されていました。一関駅に餅食文化を紹介するコーナーが新しくできたという記事です。

岩手日日さんに大きく記載されていました。
さらに、本日はレストランが通常お休みでしたが、今日は営業しており、盛岡の中学生の修学旅行を受け入れました。内容は、もち食文化のフルコースです。

まずは、もち本膳を解説付きで体験していただき、その後、餅つき体験、さらに餅バイキングともちづくし・・・

毎日餅を造っているけど、こんなに食べてくれる中学生に感動でした。

もちを美味しく食べるだけでなく、食文化教育として、餅本膳体験をしていただいたのが嬉しい限りです。

世嬉の一はこれからも当地方の食文化、「もち食文化」を伝え続けたいと思います。

今日も世嬉の一はもち食文化を若い世代に伝え、元気に営業中です。

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おせちの早割予約は本日までとなります!

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Posted by sekinoichi at 07:59