今日は最高気温27度過ごしやすい天気です。愛心幼稚園のもち米田んぼもどんどん伸びています。
酒蔵工事も左官屋さんが来て細かな作業を行っています。とても楽しみですね。
さて、酒蔵復活プロジェクトで大事なのは工場だけでなく人材です。
8月1日より新人さんが入社しました!東京から岩手にUターン就職です。とても頼もしい人材です。
当社での醸造部門は、みな素人さんからスタートしています。
ビール部門には、東京農業大学醸造学部出身者だけでなく、大学の微生物学を学んだ人すらいません。(私は大学の環境微生物をべんきょうしていましたが・・・)
現在工場長の後藤孝紀さんは、法学部を途中でやめ、当社に来てくれました。
ド素人といわれても仕方がないのですが、彼は真面目に学び、経験し、いつの間にか、世界で賞を取るビール醸造士になりました。さらに岩手県知事から岩手県青年卓越技能士に選ばれるほど熟達しています。(写真はビール工場長 後藤です。彼も酒の醸造は数回行った経験があります。)
さて、新人蔵人(杜氏を目指すスタッフ)が1名入社してきました。30代の青年です。
名前はM君。元は東京の高級寿司屋さんで、仕入れ担当していたそうです。彼は、大学卒業してからずっと10年以上一つの会社で勤めていました。
実家の岩手に戻りたくなり、当社に応募してきました。
魚の目利きはぴか一ですが、残念ながらお酒の醸造は全くわかりません。工場ができあがるまで 今はビール部門で修業しています。
私は、採用の際に学歴をあまり見ないです。それよりも1つの職場でどのくらいがんばったかを見ます。醸造経験や大学で微生物学を学ぶということはすごくいいのですが、必ずしもそれがいい醸造士や蔵人になるとは思えないのです。ずっと一つのことをコツコツやれる人がいいお酒を造れるのではと思っています。
ですので、今回採用した彼は適任だと思ったのです。
今、全く慣れないことを毎日コツコツやっています。しかも清酒づくりではなくビールづくりを・・・昨日彼と食事をしていましたが、非常に人当たりもよくすなおなところがきっといい醸造士、蔵人になるなぁと思いました。
すごく期待しています。
また、嬉しいのは、今回のプロジェクトのように新しい事業を起こすことで、新しい人材を地方で採用することです。
地方は人口が減ったといわれますが、少子化もありますが、主に、人口流出です。仕事がないから都会に出てしまいます。仕事をつくっても将来的な不安や賃金格差などで戻れなかったりします。
今回、彼が戻ってこれる場をつくれたのかなぁとちょっと嬉しくなります。
ビール醸造の時も後藤工場長と10数年一緒にビール部門を育ててきました。もちろんこれからも育てていくつもりですが、酒部門はM君と一緒に1から育てていきたいと思います。
また、もう1人~2人醸造部門(酒ビール関係なく)スタッフを採用する予定です。
後藤工場長のように、田舎から世界に評価される人材を部門と共に育てるのが私のひそかな楽しみになっています。
今日も世嬉の一は新しいスタッフと共に元気に営業中です。
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今日も世嬉の一は蔵がイキイキと生き返り、元気に営業中です。
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