世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

アーカイブ:2021年10月

2021年10月20日(水)

全国地ビールフェスティバルin一関が、「地域づくり表彰 全国地域づくり推進協議会会長賞」を受賞しました!ありがとうございます!

秋晴れの世嬉の一、気持ちの良い朝です。その後、雨が降ってくるのですが、朝晴れるとなぜか気持ちがいいですね。日に日に寒くなってきている一関で本日から事務所で床暖房が入りました。日に日に冬に向かっていますね。

寒い中、とても心温まる情報が市役所から届きました!

国土交通省、全国地域づくり推進協議会、一般財団法人国土計画協会 が主催している、地域づくり表彰に「全国地ビールフェスティバルin一関」が、地域部門で、『全国地域づくり推進協議会会長賞』を受賞しました!!!

https://www.chiikizukuri.kok.or.jp/this_year/

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地域づくり表彰とは・・・
 創意と工夫を活かした優れた自主的活動で、広域的な地域づくりを通して、地域の活性化に顕著な功績があった優良事例を表彰することにより、地域間の連携と交流によって地域の個性ある自立を広範囲にわたり促進し、地域づくりの奨励を図ることを目的としています。

また、多様な分野での地域づくりに対して、包括的な観点から優良事例を選定・表彰するものです。表彰の対象は、次のいずれかに該当する地域の活性化に顕著な功績があった地方公共団体・団体・個人です。

  • 創意工夫を活かした優れた自主的活動等を基本とする地域づくりを通して、地域の活性化に顕著な功績のあったと認められるもの
  • 地域づくり行政を通して地域の活性化に顕著な功績のあったと認められるもの
  • その他地域間の連携と交流による地域の活性化に関し、特に表彰が必要と認められるもの

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で、私たちのイベントが受賞したのは、地域づくり部門です。
地域活性化を図るため創意と工夫を活かした優れた自主的活動で広域的な地域づくりに係る取組を対象とします。

今回、全国時ビールフェスティバルin一関が受賞した理由として・・・

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「幅広い関係者間の相互連携と全国各地からのボランティア、地域のこだわりとの調和」
 豊かな水量の恩恵を受けて古くから酒造が盛んな地域の特性を活かし、全国各地のブルワリーが一堂に会するビアガーデンを開設し、県内学生や全国のボランティアスタッフの協力や応援を得て交流人口の範囲を広げ、地ビールの普及を図るとともに、地域の魅力発信に努め、関連産業の発展と地域の振興に貢献し、地域経済に好循環をもたらすなど、地域の活性化に顕著な功績があり、高い評価を受けた。

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ということでした。

このイベントには、実行委員会として、そしてプロジェクト委員会として、先代の会長からずっと関わってきました。24回目が終了したのですが・・・正直、時々つらくなったり辞めたくなったりしていたことも思い出します。

この選考会の評価にあるように、ボランティアさんやイベントに来ていただく方に喜びのお声を聴くと、また来年がんばろうと思って続けてきました。
一番大変だったのは昨年です。周りから中止依頼、また中止すべきの声が大きく、その中で反対することにも勇気がいりました。形を変えても継続すべきと訴え、実行委員会や市役所とも何度もかけあったのを思いだします。

継続は力なり、昔から信じている言葉の一つです。

この受賞は、イベントに受賞というより、関わってくれている多くの方々の結集ですので、嬉しさもひとしおです。

来年は25周年・・・1/4世紀のたったイベントです。
さらにパワーアップして開催できることを願っています。(新市長!お願いします。)

そして、やっぱり、参加してくれる全国のブルワー、ボランティアさん、お客様、出店者の飲食店様、様々な方々に感謝です。

本当にありがとうございます。少しでも街が盛り上がれば幸いです。

世嬉の一は今日も元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 05:57

2021年10月19日(火)

ハロウィンも近くなり、かぼちゃのビール需要が上がっています~

今朝も曇り空の世嬉の一。ピリッとする寒さが身を引き締める素敵な秋になってきました。須川岳では初冠雪を記録し、徐々に冬に近づいてまいりました。
上空を見上げると、白鳥が編隊を組んで飛んでおりました。

さて、10月はハロウィンの時期ですね。
いわて蔵ビールでは、毎年、一関産のかぼちゃ「南部一郎」を使用してビールを醸造しています。
南部一郎かぼちゃは、まるでひょうたんのような形のかぼちゃで、糖度が高く(メロンと同じくらい)、生でも食べられるかぼちゃです。一関市の骨寺松園地区で栽培されています。


このかぼちゃを使用し、ビールを醸造するのですが、皮と実を使用して醸造します。皮の味はホップと共に、ビールに適度な苦さを与え、実は糖度が高いため、アルコールに転換され、麦芽にプラスされるためすっきりとしたアルコールになります。

まさに、ハロウィンパーティーで飲みやすいビールになります。

いわて蔵ビールでは、毎年、地域の良い食材とビールを合わせて醸造することも多いのですが、かぼちゃの取れるこの季節。
ハロウィン用に醸造し人気をいただいています。

今日も世嬉の一は、ハロウィンビールで元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 02:23

2021年10月18日(月)

一関のもち食文化が少しづつ広がっています。

秋晴れの世嬉の一。暖かそうな感じですが、実はすごく涼しいです。朝は4-5℃、日中は13℃が最高気温でした。だんだん寒くなりますね。

さて、今日はいくつかの媒体から「餅食文化」の取材を受けました。
実際には、当社の先代に取材対応していただきましたが、最近お正月ではなくてもお餅文化の取材が増えました。嬉しいですね。

父と母が地道に町おこしを行い、今では一関といえばもち食文化といわれるまでになりました。

先日は全国紙「毎日新聞」でも取り上げていただきました。

このほかにも本日 【TOKYO TEA JOURNAL】 様に取材を頂きました。
https://shop.senchado.jp/pages/ttj

記事はこれから掲載されるので、今は掲載されていません。
一関は何もない町だという高校生のアンケートを見て、父母が一関のもち食文化にスポットを当てて、30年以上かけてきました。今では一関市長も餅だというくらい浸透してきています。

毎年、高校生や中学生、小学校でもち食文化の体験授業も行っています。
最近になって居酒屋さんで餅料理をだすところも出てきました。
ホテルの朝食ブッフェにも餅がでてきました。
町おこし=イベントだけでなく地道な活動を続けるということを父母の背中から教えていただいている感じです。

自利ではなく自他の精神でゆっくり町おこし。

よく父が ロシアのことわざ、「ゆっくり、静かにいけば、遠くに行ける」というのを町おこしの引き合いに出します。急いで成果を求めすぎないように戒めとして言われているのだと思います。
餅食文化にしろ、地ビールフェスティバルにしろ、これからも地道に進めていこうと思いました。
もう一つのことわざもあります。
「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. 」
「早くいきたいなら、ひとりで行け、遠くに行きたいならみんなで行け」という意味です。 私も多くのスタッフの力を借りている、町のみんなの力を借りているから、町おこしもできるのかなぁと思います。

今日も世嬉の一は地域を盛り上げ元気に営業中です。

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一関のもち食文化をつけた、おせち料理です。(11月まで早割特典です!)
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Posted by sekinoichi at 06:11

2021年10月16日(土)

楽しくオンラインイベントを行いました。

秋雨が静かに降る世嬉の一、徐々に気温も下がり、冬に向かっているなぁと思う今日この頃。
昨晩と今日、オンラインビールイベントに参加しました。
まずは、『全国地ビールフェスティバルin一関』のオンラインイベント。
24回続いているこのイベントも昨年から引き続き、オンラインイベントで開催しています。

飲みながら行うイベントは結構しんどいですね。ただ、みんなで協力して作り上げたので、なんとか無事に終わりました。

FacebookLIVE配信で行いました。

イベントの様子はこちらから
https://www.facebook.com/ichinosekibeer/videos/1424181051316509

機材もみんなで持ち寄って行っていますので、慣れず、いろんなハプニングがあり、なかなかでした。

そして、今日はフレッシュホップフェスティバル。
日本でホップをつくりビール醸造を行う活動ですね。

https://japanhop.jp/fhf2021/online/

こちらも参加させていただきました。
不特定多数の方々が見ているので、発言が難しいですね。
そして・・・さらに飲みながらなので余計難しですね。

でも楽しいひと時でした。
形が変わっていますが、今後ともこのようなイベントに慣れて参加していこうと思います。

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Posted by sekinoichi at 05:53

2021年10月15日(金)

福島に醸造所を学びに行きました

こんにちは。今朝は曇りときどき晴れです。そして・・・空には渡り鳥が、白鳥も飛来してきています。どんどん冬に近づいてきていますね。
さて、先日福島に醸造所をいくつか回り勉強してきました。いままではビール会社を見学することが多いのですが、今回は主に、清酒の工場でした。福島は新しい工場があるので、朝から車を飛ばしてお伺いすることを行いました。

そしてもっともメインで見たかったのはhaccoba様
南相馬にあるその他の醸造酒で免許を取得している場所です。
家を改築して酒工場をつくっています。

こちらはいわゆるどぶろく免許に近いのですが、ホップを使用した日本酒?を醸造しています。アメリカなどで流行しはじめているスタイルで、ビール醸造もしている当社にはもっとも気になるスタイルです。

彼らはクラフトビール×日本酒醸造の新しいスタイルのお酒を醸造しており、とても興味がありました。

私がすきなのホップドロップ。いつも完売しているそうですが、アルコール度数12%と飲みやすく甘みとホップの香りと全く新しい飲み物です。美味しいSAKEです!久々の新しい出会いの感動を得ました。

そして焙煎した米を使用した、スタウトタイプの清酒。確かにスタウトっぽいのですが、米が由来のため、ビールのスタウトより軽く爽やかな飲み物です。これも新しいですね。

さらにヘイジータイプも買ったのですが、その日のよる福島路ビールの吉田家と飲み会の際に全量飲んでしまいました(笑)美味しかったです。
日本酒需要が低迷している中、異業種参入は業界活性化に欠かせないものの一つと考えています。そういう意味で私には刺激的な醸造所でした。

そして、もう一つが浪江にある、鈴木酒造店さん。こちらは、震災後の苦労などテレビなどで紹介されていて復活された蔵を見学しました。伝統的な酒蔵を道の駅併設で作られていました。

綺麗で最新の醸造所だなあと感動してみていました。

そして、なぜか羊が1匹いました。

昼ご飯を道の駅でいただき、一路福島市に・・・
こんどは、ビール醸造所、大きな米の生産者がビール醸造を行っているとお聞きし、お伺いしたのがYellowBeerWorks。素敵なご夫婦に案内されました。

200Lの小さい仕込窯ですが、今後大きくするそうです。奥様が取材中だったので、本当にお伺いしてよかったのか・・・申し訳なかったのですが、だんなさんが丁寧に工場を案内していただき、ビール業界の新しい参入させる方の思いやビールスタイルの考え方をお聞きできました。
缶ビールで展開しているのですが、ヘイジーIPA中心に醸造されているようです。これも美味しくいただきました。

最後は、昔からのお友達の福島路ビールさんと一緒に食事会&飲み会・・・いろいろ話過ぎて飲みすぎました。
最後は、福島ビアフェス打ち上げ会場の五十嵐さんのところで記憶なくなるまで飲んでしまいました(笑)

さまざまな醸造所がこのような時期に努力して向かっていく方向を見ると自分たちの立ち位置やこれからの方向性を学ぶ機会でした。

これからもふらっと地域を見学していこうと思います。

今日も世嬉の一は、社長不在でもスタッフが元気に営業しています。

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Posted by sekinoichi at 03:28