残雪がすこし残る程度・・・・
数日暖かく、渡り鳥が世嬉の一の上空を飛んでいっております。
昨日ご来店していただいた、小さいお客様が雪を楽しみにしていたのに・・・と言われて申し訳ないなぁ・・・と思うくらい雪が溶けました。
さて、そんな中、朝一通の嬉しいメールが届きました。
少し紹介したいと思います。
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こんにちは。
お世話になっております、■■と申します。
そちらには▲▲▲▲先生企画の
ミュージックセキュリティーズ復興応援バスツアーで
二回伺わせていただきました。
ところが昨年9月より夫の転勤に伴ってロンドンに参りましたので
一関には行けなくなってしまいました。
昨日久しぶりに街中にあるジャパンセンターに行ったところ、
貴社のお酒があって大興奮しました!
あいにく夜まで用事がありお酒を持ってウロウロするわけには
いかなかったので買えませんでしたが、次はしっかりと買います!
そしてこれからこちらに住む皆さんに宣伝します!
あまりにも嬉しかったのでメールさせていただきました。
今後ともよろしく御願いいたします。
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私もあまりにも嬉しくて朝礼でスタッフにこのメールを紹介しました。
皆も嬉しかったようです。
実は昨年イギリスに輸出したいのでという企業さんからお声がかかりました。
私たちから出荷するのは横浜の指定倉庫だったりするので、正直海外のどこで販売されているのかわからないときがあります。
「イギリスで本当に販売されているんだ!嬉しい!」
当たり前なんですが、お客様からメールをもらって初めて実感しました。
私たちが輸出する理由は3つあります。
【1つ目は社名の由来である「世嬉の一」の実践です】
「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」ということです。
まだまだ岩手県内で小さい酒蔵で、岩手でもまだ浸透していないのすが、
世の人々が嬉しくなるために世界の評価にさらされて改善していくのがいいのかと思いました。
【2つ目はスタッフや地域の人への自信になる】ということです。
岩手の小さい企業が世界に輸出することで、スタッフたちや地域の人への自信になると思っています。
「一ノ関?何もないよね~」ではなくて、
「一関のお酒(ビール)は世界で飲まれているんだよ~。だって一関って素晴らしい地域だから美味しいものが作れるんだよ~」
と言われるようになったら素敵なだなぁと思い輸出をしています。
(現実的にはまだまだ現地でどう売られているのか?またプロモーションかけるとかできていないですが・・・)
【3つ目は、未来のスタッフのためです。】
私たちの地域はご多分に漏れず過疎地域です。
12万人の街で年間1500人くらい人口減少しています。
どんなに人口減少しても世嬉の一は一関と共に生きていかなければなりません。
地域だけでなく、日本の人口も減っていくのは現実ですね。
私たちのスタッフは70歳まで元気で働いてもらいたいと思っています。
人口減っても元気で働ける場づくり・・・そのためには今から輸出していて将来会社が維持できるようにしたいと思い、
清酒・ビールを輸出し始めました。
そんな理由で輸出を開始したのですが、海外の反応って正直わからなかったのです。
本当に売られていたと思ってうれしくなりました。
イギリスで販売されているのは純米吟醸 世嬉の一(通称 吟ぎんが)です。
純米吟醸 世嬉の一(吟ぎんが)
このお酒は、岩手の酒米、酵母、糀を使用して醸造した、業界で言う「オール岩手」のお酒です。
このお酒を通して、イギリスの方にも岩手に思いをはせてもらい、いつか来ていただければ嬉しいです。
味はサッパリ、フルーティーで、ちょっと辛口のお酒です。ワイン代わりにお魚料理にも合いますよ!
純米吟醸世嬉の一に関してはこちら
今日も世嬉の一は、世界に発信する事を夢見て元気に営業中です。
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