2022年07月05日(火)
クラフトサケを体験し、考えをもっと自由に醸造しようと思いました。
工事ちょっと進んでいます。今日は入口に軒の骨組みができました。徐々にできてきていますよ~
さて、先日東京のブランドデザイン会社Landor様に当社の清酒のデザインの打ち合わせを行いましたが、その日にもう一つ勉強しに行きました。クラフトサケといわれる、どぶろくの会社「WAKAZE」さんです。実はこの酒蔵復活プロジェクトを行う際に、伝統的な酒造りの勉強はもちろんですが、もう一つ学ぶこととして、自由な発想でおこなっている醸造会社を見て回りました。それがWAKAZEさんを代表するクラフトサケ業界?です。
浅草にある「木花之醸造」様の工場見学、福島にある「haccoba」様の見学にも以前言っていました。正直、どぶろく自体にはあまり興味がなく、あまり美味しいとも思っていませんでした。
売るために濁酒にホップ入れたり、フルーツ入れたりしているのかなぁ~とちょっとうがった見ていたのも事実です。
今回、デザインの打合せが終わった後、三軒茶屋にあるWAKAZEさんのお酒と食のマリアージュを楽しむというのがあるとお聞きし、どんなもんだろうと行ってました。
WAKAZEさんは、三軒茶屋駅から徒歩10分位のところにあります。そこにはどぶろくの製造工場がありますが、ここはフランスにも清酒工場をつくって製造をしているところです。
そして、今日はwakazeさんの商品と料理のマリアージュです。
様々な料理と様々な味のお酒が出てきました。ピスタチオやフルーツの入った濁り酒(どぶろく)や古酒(それだけで飲むとちょっとひね香が強いお酒)なども出てきました。単体ではキツイ・・・と思うのも料理と合わせるとよりお互いが高めあったり、隠してくれたり、楽しい会でした。
ただ、最も衝撃的だったのは、自由な発想でお酒を醸造していることです。
世嬉の一が地ビール事業に参入したのも自由な発想で、だけど、裏打ちされた技術と知識で醸造していくというものでした。清酒ももちろん伝統を大切にしていきますが、もっと自由な発想で新しいものを生み出していくということは大切かもしれません。
以前お伺いした、「haccoba」さんではわざとお米を焦がして醸造したスタウトタイプのお酒や、ホップをいれたIPAタイプの日本酒など醸造していました。
いま作っている工場はもちろん伝統的な技術に輪をかけてより品質の良い酒をつくろうとしています。一方では当社は様々な醸造免許(清酒、リキュール、発泡酒、ビール、もろみ、スピリッツ、清涼飲料水など)を取得しているので自由な発想で醸造もできます。
クラフトサケの先駆者たちに刺激を受けて、僕らももっと頭を柔軟に清酒醸造をとらえていきたいと思います。
とても勉強と刺激になった時間でした。
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詳細:百年物語 前編・後編(蔵を守り、蔵を活かす・郷土の食と文化を次世代へ)
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詳細:百年物語前編・後編(蔵を守り、蔵を活かす・郷土の食と文化を次世代へ)
③お礼状
④新工場に支援者としてお名前を記載させていただきます。
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Posted by sekinoichi at 03:03