世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:もち

2023年01月07日(土)

あけましておめでとうございます!2023年もよろしくお願いします。

写真は伊達藩伝統の門松

あけましておめでとうございます。

世嬉の一酒造は、1月2日より蔵元レストランや直売所は営業しておりましたが、製造、発送も含め、全スタッフがそろったのが、1月5日になります。

実質、仕事始めは1月5日になるのでしょうか?
なにはともあれ、2023年も世嬉の一は元気にスタートしました。今年も何卒よろしくお願いします。

2023年世嬉の一の目標は、昨年やっと策定しなおせた、経営理念、経営ビジョンの深耕です。より深く考え、より実行していくということを最も大切にしていきます。

昨年は生み出すことに膨大なエネルギーを要しましたが、今年はそれを実践しつつ、より深く知ることにエネルギーを使っていこうと思います。

企業DNA

一、 私たちは「感謝の心」を大切にします。
一、 私たちは「挑戦する心」を大切にします。
一、 私たちは他にない「オンリーワン」を目指します。

経営理念「幸せの創造」

私達は仕事を通じて、お客様の笑顔を創り、その輪を少しづつ大きくしていきます。

経営ビジョン「地域食文化の継承と革新」

気持ちの良い仲間と共に、地域食文化の継承と革新を通じて、世界が喜ぶ商品を作ります。

そして、この企業DNA、経営理念、経営ビジョンを深耕・実践するにあたり、最も重要な要素を占めるのが、酒蔵復活、地酒復活です。40年ぶりのこの地での酒造り復活は、ほぼ0から1をつくる作業になるので、非常にエネルギーを使いますが、1月から取り組んでいこうと思います。

すでに多くの地域の方、さまざなな方にご協力をいただいておりますが、その中でもぜひ行っていきたいと思います。

清酒

しかもその思いは、1月1日の地元新聞に掲載して宣言しております~
もう進むしかないですね!

また、経営理念の深耕・実践にスタッフたちにもお願いしていることがあります。世嬉の一スタッフとしての行動指針である、7つの価値の実践です。

世嬉の一スタッフの7つの価値

1.どんな状況でもプラス発想でいよう

2.地域に触れ、共に学び、それぞれの道のプロを目指そう

3. あきらめない、なげださない、挑戦し続けよう

4.創造的に考え、実行しよう

5.仲間を認め、互いに協力しよう

6.チャレンジしている人を応援しよう

7.今に感謝し、よりよい未来を創ろう

世嬉の一は、16歳(アルバイト)~73歳(社員)まで、18名のスタッフが協力して頑張っています。今後、数名づつふやしていきつつ地域を盛り上げようと思いますが、世嬉の一のスタッフには、7つの価値を実践し、より素敵な人生を送っていただきたいと思います。

今年も、酒造りだけなく、ビール、ジン、コーラ、レストランとそれぞれ商品開発、業態開発など努力していくと思います。ぜひ今後ともよろしくお願いします。

2023年も世嬉の一は元気で営業しております。
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Posted by sekinoichi at 10:55

2022年12月22日(木)

続けていると広がっていく~もち食文化 大人の休日倶楽部 果報もち~

今朝は暗いうちから出社です。30年以上続いている地域に赴任してきた人との朝食ミーティングの準備のためです(朝がゆ会といいます)

先代の女将が朝食を作って、朝食後、順番で好きなトピックを話す会ですが、先代が引退してから私達で食事をつくってお迎えします。朝早いですが、雪もなくスキットした朝でした。

この朝がゆ会も30年以上続けているので、様々なお繋がりと普段知り合えない人と知り合えるのでとてもいい学びになります。継続しているので様々な方と出会いがありました。

さて、先代から続けているものに、もち食文化の継承と発展があります。この地域で守られていたもち食文化の啓もう活動など行っていました。餅を若い人にも知ってもらうため、出張授業や、もちのお祭り(もちサミット)、もちの伝統文化を継承する人を育てるもちマイスター制度、そのほかに、地域に来ていただいたらもちを知ってもらう、もちのお土産品開発。

一番ネックだったのが、一関のもち食文化(伊達藩のもち食)は「搗きたて餅」ということです。新潟などの有名なもちのように「切り餅」ではないのですね。

ですので、搗きたて餅でお土産開発にはかなりの時間を要しました。

最終的には、特許技術(大林製菓さんと県南技術センター 故小田嶋所長)の努力で、搗きたてもちの冷凍化を可能にし、搗きたて餅のお土産第一弾!「果報餅」ができました。

4年前からコンスタントに販売しており、それほど大きく売れているわけではないのですが・・・

朝会社にきたら、JRさんのサイトから沢山の注文が!!!びっくりしました。

不思議におもっていると、ちょうど、JRさんから冊子が届きました。「大人の休日倶楽部会員向け冊子」表紙は、渡辺満里奈さん、さすが50歳以上の冊子ですね。

チョイスがちょうどその世代!

この雑誌に見開きで、「果報餅」が掲載されていました。しかも百年グルメで!

ありがたいです。いろいろなところで一関のもち食文化が広がっております。

過疎と閉塞感でちょっと寂しい一関ですが、様々な分野で打破していきそうな感じです。

継続は力なり、先代を含め、諸先輩方がもち食文化を伝承し守ってきたからこそ、つながっていくのですね。

これからも地域の誇れる文化として継承を発展を目指して頑張っていきたいと思います。

今日も世嬉の一は地域の文化の継承と発展を目指して、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 05:55

2022年12月12日(月)

今日は2件も取材がありました。ありがとうございます!!!

今日も雪のない世嬉の一、ちょっと小雨が降った?そんな感じの朝でした。二年前は大雪でしたが、今年は降っていないですね。

でも今日は天気に恵まれてとても幸運でした。
というは、今日は2件の取材が入っていたのです!

1つは、IBCのじゃじゃじゃTVという番組から「こはるコーラ」の取材です。

アナウンサーの千葉星子さんが来てくれて、取材してくれました。
朝から醸造(麦芽投入からずっと取材していただきました。)

寒い中ありがとうございます。

ビール工場長が中心にご対応していただきました。

孝紀さん、取材の時前掛けするんですよね笑、普段の作業のときはしていないと思います。

こはるコーラの醸造のスパイスのいい香りが工場中に広がりました。

そして・・・もう一つの取材は、

NHK東北?でしょうか?お餅の取材です。お餅をスパイスでより美味しくするということで、仙台で有名な、印度カリー子さんが来てくれました。世嬉の一でもち本膳を体験したり、もち文化をたいけんすることで、新しい餅料理が生まれそうです。

放送が楽しみです。

こちらは、当社の相談役に対応してもらいました。
白髪だし、もちのプロでもあるので、見栄えがいいです笑

田舎の小さい企業がこのように取材されると、スタッフも地域の人もちょっと元気になります。
IBCさん、NHKさんありがとうございます。

こはるコーラは、「じゃじゃじゃTV」で12月24日放送予定です。

NHK東北で「印度カリー子の“みち”との遭遇」として、年明けに放送されます。

ぜひよろしくお願いします。

世嬉の一酒造は、今日もちょっと注目され、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 07:34

2022年12月09日(金)

お正月にお客様に搗きたて餅をお届けします!(蔵元レストラン世嬉の一)

今日はちょっと肌寒い世嬉の一。でも嬉し事がありました。宮城福島地震(4月)に被害の受けた蔵の修繕が進みました。すごくヒビだらけだった漆喰の壁もきれいになりました。

漆喰に雨水が入ってどんどん土蔵は崩れてくるのですよね。ちょっと安心しました。
さて、今日はもっと嬉しいことがありました。

とうとう、蔵元レストラン世嬉の一スタッフが、搗きたて餅を通販にできるようにしました。
ずっと実験していたのですが、瞬間冷凍機を活用し、餅つきの水の配合を考え、搗きたて餅を冷凍することが可能になりました。実験が9か月かけたので、冷凍での賞味期限は6か月に設定しましたが、お正月にお客様が搗きたて餅を楽しめるように開発しました。

昭和61年に先代が作った郷土料理レストラン世嬉の一。それから35年以上、毎日餅をついてお客様にお餅料理を提供していました。

第一弾で果報餅を大林製菓様と協力して、お土産としてもっていける商品を開発したのが8年前。

それからずっと、ご家庭でも搗きたて餅が食べれる用にならないか考えていました。

白餅だと、ご家庭で様々な創意工夫で美味しく餅を食べられます。また、焼くもちと異なり、柔らかく美味しいお餅はお米しか使っていなくても少し甘く感じます。(お米の甘さを感じられます)

柔らかい搗きたてもちは、解凍してしばらくするとだんだん固くなります。普通の搗きたて餅と一緒ですが、真空包装にしているので、解凍して食べずに固くなってしまったら、切って焼けば美味しい餅になります。

もちはいいですね~

今回、120gづつ個包装(真空包装・冷凍)して、パックにしてお届けできるようになりました。

レストランのスタッフ頑張ってくれました~!ありがとうございます。

私達は毎日餅つき(※注意:レストランでは衛生面など考慮し機械でついています)していますが、ご家庭ではなかなか餅つきできず、正月に切り餅を焼いて食べている方がおおいのではないでしょうか?

一ノ関のもち食文化では切り餅は、保存食ですので、ハレの日(お正月などめでたい日)には保存食は失礼になるので、きちんと餅つきし、生餅を食べます。
しかし、ご家庭では、現実的に生餅(搗きたて餅)を食べるのは難しいですね。そこで、当社でなんとかできないか・・・と開発しました。

また、1個1個、個包装ですので食べない分は冷凍で保存できます。1個でお餅2-3個分あります。

 

一ノ関のもち食文化も広がりますね~、なんかワクワクします。

コロナ禍でレストランスタッフも本当に大変だったけど・・・その分いろんな工夫とチャレンジしてくれたこと嬉しく思います。

数量限定にはなりますが、本日から販売開始いたします。

今日も世嬉の一はもち食文化を真剣に考え、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 07:55

2022年10月07日(金)

愛心幼稚園の園児たちが稲刈り体験に来てくれました。

朝、愛心幼稚園の園児たちが手をつないで、歩いてきてくれました。今日はとうとう、もち米田んぼの稲刈りです。以前、田植え体験してくれた園児たちが今度は稲刈りです。

元気な園児たちが蔵にくると何かぱっと明るくなるようです。

園児たちは沢山実ったもち米田んぼの前で、歌と踊りを披露してくれました。かわいいですね。

そして待ちに待った、稲刈り体験です。

親や先生が手伝ってくれて、カマで稲刈りを行います。

稲を刈ると楽しいようです。

全員で収穫した稲をもって記念写真!いい笑顔ですね。

もちろん、稲刈りしたら稲刈り餅!美味しい餅を食べて終了です。

世嬉の一は愛心幼稚園様とこのイベントを20年くらい続けています。最初の子供達はもう大人になっていますね。

小さいことですが、田植えから稲刈りを通じて、そしてもちを食べることを通じて地域の文化を体験して大人になったときふと思い出してもらえればうれしい限りです。

今日も世嬉の一はもち食文化を伝え元気に営業中です。
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Posted by sekinoichi at 08:21