世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2021年07月25日(日)

今年も一関産トマト300kg届きました。(トメェイトエール)

真夏の世嬉の一、蔵の後ろから大きな雲が成長しています。

一関では夏野菜が沢山収穫されております。一関は県内でも、トマト、茄子、胡瓜の生産量が高くて有名ですが、いわて蔵ビールでは3年前からJAいわて平泉さんから大量のトマトを購入してビールを醸造していました。

今年も、JAいわて平泉農協さんからトマトたまったよ~という電話を頂き、トラックで取りに行きました。

今年は300kg見た感じ普通のトマトで美味しそうですね。でも岩手のトマトは東京の大田青果市場に出荷する際に、こんなに熟してしまうと商品にならないそうです。緑のまま摘果して、出荷することで、ちょうど店頭で赤くなるそうです。

なので地元で熟してしまったトマトはジュースになることが多いそうです。

そこでいわて蔵ビールでは毎年、美味しいトマトを使用してビールを醸造することにしました。

結構ビールを醸造するより、下処理に時間がかかります。
トマトをまずは1つずつ洗います。
そして、切って搾汁します。

ジュースにしたら、麦汁と合わせてビールにしていきますが、ここまでで半日。そしてこっから本格的な醸造になります。

ここからはいつも通りビール醸造になるのですが、なんでも美味しくつくるには下処理が大切ですね。モノづくりに共通していることかもしれません。

8月中下旬には一関産トマトを使った、トメェイトエールを皆様にご提供できると思います。

今日も世嬉の一は素敵なトマトで元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:10