世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2021年03月27日(土)

3月もあと少し・・・思ったことつづるだけ・・・

3月27日、今月もあと5日で終わり、そして世嬉の一の1年が終わります。
今期は、スタートからずっとコロナウィルスの影響があった1年でした。

天気も温かくなり、いつも近くにある園児たちのお散歩コースでみんなで来ていただきました。金魚を見ていたのですが・・・

園児たちの先に・・・日向ぼっこしていたある動物がいました。狸です。

冬毛が抜けて春の毛が出てきているのか・・・単なる栄養不足なのか・・・ちょっとぼさぼさした感じの狸でした・・・が園児たちは物珍しそうに見ていました。狸もうるさくなったのか・・・寝ていたのをゆっくり起き、当社の神社の裏の方に移動していきました。

さて、今期はコロナが終息に向けて準備をしつつもあっという間に1年がたって、コロナウィルスと一緒に過ごした1年でした。この1年がつらかったかというと・・・資金的にはつらいかもしれませんが、ここ10年で一番楽しい1年でした。ピンチの連続で、それをどう解決するか・・・そんなことにチャレンジしつづけた1年です。

無茶も行いました。商品開発スピード上げたり、コロナ禍でイベントをやるためにどうしたらいいか悩んで実施したり・・・ただ、この1年「コロナだから仕方がない・・・」という言葉と行動だけはしてこなかったと思います。

この1年で、ビール部門でいうと、消毒液をつくり、クラフトジンブランドを立ち上げ、クラフトコーラも行いました。グラウラーというものを知り、蔵ウラーをつくり配ったりしました。また、タップマルシェに参入し、さらに、岩手県の三社祭りイベント、東北魂ビールプロジェクトも行いました。

清酒部門では、杜氏さんと連絡を密にし、酒についていままでと異なり深く知りました。紅葉のお酒、花見の酒、スパークリング酒など開発しました。来期からは酒にもっともっと力を入れるつもりです。

売店部門では、発送所を移転し、売り場を2倍にし、地元の特産品(お菓子、漬物、調味料、缶詰など)を増やし、地域の物産館に変貌しました。

レストラン・カフェ部門では、The Brewers ichinoseki を世嬉の一内に立ち上げ、さらに沈黙カフェイベントや商品開発を行っています。一番の改善は、ホールと厨房に部門を分けていたのですが、全員でできるように体制を変え、調理場やホールの改修工事を始めました。

スタッフにも共有だったらいいのですが、強要していたかもしれません。全員がそのまま残ったわけでなく、ついてこれないと離脱したスタッフもいます。これは私の不甲斐なさですね、反省が多かったです。

ただ、確実にこの1年で世嬉の一はレベルアップしていると思います。

さらに来年はもっとスピード感をもって進められると思います。

スタッフ一人一人がプロ意識をもって商品の製造、接客をおこなっていけるのではと思います。創意工夫・改善・それを早く行う。これが世嬉の一の良さであり、武器なのかもしれません。

あと数日、さらなる進化にむけて努力していこうと思います。

今日も世嬉の一は元気に営業中です!

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人財採用のために撮影したその日にいたスタッフ・・・なんか、老舗の植木屋さんに見える



Posted by sekinoichi at 11:08