世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2021年01月17日(日)

とうとう発売!岩手初の地コーラ 天然素材のクラフトコーラ「こはるコーラ」

世嬉の一は、雪がだんだん溶けてきました。今のうちに道路で圧雪されて凍ってしまった氷を砕く作業です。斧やスキを使って氷を砕いておりました。結構な力仕事ですが、いい運動です。

さて、とうとう発売になります。こはるコーラ!
岩手初のクラフトコーラです。通常コラの実を使用するのですが、当社は国産の天然素材だけで醸造したかったので、麦芽や香辛料がメインになります。

こはるコーラの発売開始は、1月18日(月)大安の日になります。
実はこのこはるコーラは、開発は2012年にスタートしてました。その時点はほぼ商品の形はできておりました。

当時のサンプル商品

当社の地ビールブランド「いわて蔵ビール」において、震災後の2009年から地場産麦芽でビールづくりの研究を行っておりました。その過程で清涼飲料水も開発しようと2010年ビール醸造技術を応用して実は地コーラの研究は行っておりました。商品開発はある程度完成し、展示会などで評判もよかったのですが、コーラの開発の途中から既存商品である地ビールがクラフトビールブームもあり、ビール醸造(既存商品の生産)することで手一杯になり一時中断しました。

2020年コロナウイルスにより緊急事態宣言が発令、全国の飲食店への出荷も止まり、工場の余力ができました。特に、夜の飲食店へのアルコール需要が減り、当社も大変な時期を迎えました。時間と工場の余力もあることから、2020年4月頃から商品開発を工場長の後藤とプロジェクトを再開させ、「こはるコーラ」が完成いたしました。

このコーラの開発コンセプトはミロと同じ、麦芽をメインに考え、砂糖や香料・着色料を一切使用しないで作り上げることです。

それは、当時子供が生まれたばかりだったので、子供でも安心して飲めて体にいい商品にしかたったからです。

当時、2歳だった娘・・・来年中学生になります(笑)

●「こはるコーラ」の特徴

こはるコーラは、自然原料だけを使用し、また砂糖も一切使用せず醸造した炭酸飲料です。

こはるコーラの主原料は地元で育つ「小春二条大麦」です。小春二条大麦を糖化し、甘みをだします。これはビール醸造や水あめを作る過程と一緒になります。

また、こはるコーラには様々な香辛料を使用します、ナツメグ、コリアンダー、ショウガなど、これもビール醸造の手法を活用しています。これが飲料の香りになります。

液体の色は、黒ビールや赤い色のビールをつくる過程と一緒で、焙煎温度の異なる麦芽を使用することで色を創ります。だから着色料は必要がないのです。

結果として、砂糖や香料を一切使用せず、天然素材だけを使用した炭酸飲料になります。

老舗酒屋が対象としていなかったお子様にも安心してご提供できる商品です。

写真左が小春二条大麦。

ボトルデザインは上記のような感じですが・・・少し、オリンピックやインバウンド意識して地域の伝統玩具?であるこけしをモチーフにしています。

より、東北らしい地コーラであるためにです。

工場長の孝紀さんも一生懸命醸造しております。
販売はこちら

↓ ↓ ↓

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/koharucola

今、コロナ禍にあり、当社の飲食部門や飲食に卸している酒ビール部門、そして、イベント部門はほぼ売上80%減だったりします。

でももがきながら、楽しみながらチャレンジする集団になるためにも、どんどん新しいことをやっていきます。

今日も世嬉の一は新しいことにチャレンジし、元気に営業中です。

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岩手初の地コーラ(クラフトコーラ)こはるコーラ

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Posted by sekinoichi at 02:14