世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2020年09月28日(月)

コロナで世界は近くなった・・・(NYのお客様といわて蔵ビール交流会)

9月27日日曜日、朝8時、NY時間26日19時、NYの日本文化を伝える期間、RESBOX様の企画でNYの日本のクラフトビールに興味のある方々と工場見学&ティスティング会が開催されました。
もちろん通訳のアレックスさんがきちんと通訳していただいたので大丈夫でした。岩手県出身、NY在住の方も参加し、とても楽しい時間でした。

さらに、朝からビール2本お客様と一緒にいただいたので、いい気分で日曜日の仕事を続けらえたので1日中よかったです(笑)

YOUTUBEで撮影した工場見学の動画を使用し、一緒に見学してもらい、その後ジャパニーズハーブエール山椒と三陸牡蠣のスタウト(オイスタースタウト)の醸造などを説明しました。

動画を使用し、説明しましたが、特に岩手の特性、陸前高田の牡蠣の養殖の様子などビールだけでなく地縁性、自然の豊かさなどをお伝えすると、NYの方々も興味があるようで、とても楽しんでいただけました。

コロナによって、閉じこもって感染リスクの不安と戦っている人も多いでしょう。ただ、縮こまっていては現状を打破できず、心まで小さくなっていってしまいます。

コロナでできた普段とは違う時間で何ができるか・・・そんな半年を過ごしてきた気がします。

NYとの工場見学やティスティングセミナーもその一つです。たまたま、ビール女子会様が企画した、いわて蔵ビール工場見学を見ていてくれたRESBOXのスタッフさんが、NYと岩手をつなげることができないか?ということで開催できました。

ビール女子さんと工場見学した時はZoomを使うこともドキドキでどんなふうにしたらいいのか不安でしたが、面白そうなのでチャンレジしました。それが4月18日です。日本中とつながるんだと思って楽しんでいたら、半年たったらで世界中とつながることがわかりました。

コロナによって、画面越しですが世界と容易につながることができ、遠い世界も近くなっていると感じました。

そして簡単につながることができるようになったので、より田舎の良さを感じました。田舎(世嬉の一のある場所)は、人口密度も低いので自由に生活しています。コロナの注意はしていますが、いまだ患者はでていません。のびのび生活しておりました。田舎の不便さはつながりにくいことです。
でもこのような時代になるとつがらるって場所が関係なくなってきていますね。

それだけでも未来にワクワクしますね。

2時間程度のNYとの交流でしたが、とても明るい未来を感じました。

今日も世嬉の一は世界とつながり元気に営業しています。



Posted by sekinoichi at 11:25