世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2020年09月26日(土)

わんかっぴくるす進化の予定(心に温かい光を照らそう)

昨日、近所のお母さま、お子様にご協力をいただき、昔話の聞き語りの撮影を行いました。当社のビールなどのデザインを行っている、Landorさんの発案です。

実は、Landor様より、当社のわんかっぴくるすに関してデザイン提案があり、そのための撮影でした。
コロナで心がすさんでいる中、デザインの力で和ませられないか・・・ということもあり、ワンカッピクルスのデザインを変えることで、食べ終わったら、ランタン?蝋燭で影絵が楽しめる商品にできないかご提案をいただきました。

そこで、実際に蝋燭の明かりで、一関の昔話を地域の子供たちに聞いてもらうことを行いました。

一ノ関の昔話を話してくれるのは、一関ボランティアガイドの千葉様です。

youtube世代の子供たちなので、昔話の聞き語りなど大丈夫かなぁ・・・と思ったら、みんな聞き入っていました。

Landor様のスタッフの方と後で話をしていたのですが、昔話を聞くことで自分で想像しながら聞くことになるので子供たちの教育にも非常にいいそうです。

子供たちももっと聞きたいという声もあり嬉しかったです。

では、なぜ「わんかっぴくるす」のデザインを変えるのに昔話の聞き語りをするのか・・・・

デザインがこうなる予定だからです。(予定です)

影絵に見えるのがわかりますか?一つ一つ意味があります。

左はじはおしらさま、左から二番目は座敷童し、右から二番目はタニシとキツネ、右端はかっぱです。岩手は昔話の宝庫ですから・・・


こんな感じです。蝋燭の火は心を休めますね。

私も震災の際に座敷童ちゃんおねえちゃんと家内と父母と祖母で蝋燭一つを囲み食事をしていました。大変だったけどなぜか心温まる思い出でした。

美味しく健康な地元野菜のわんかっぴくるすを食べて、家族で蝋燭の火の下、昔話を聞くひと時ができることを願っています。

世嬉の一の名前の由来は、「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」です。今は酒だけでなく、ビールやジン、そして食品もあります。

このような商品ですこしでもお役に立てれば幸いです。

世嬉の一は、心に温かい明かりをともすために今日も元気に営業中です。

追伸、今からですのでデザイン完成、商品販売は12月~1月くらいになります。



Posted by sekinoichi at 03:44