世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

アーカイブ:2014年4月

2014年04月04日(金)

社員紹介14!~世嬉の一酒造 佐藤晄僖会長!~新人 沼田レポート!~

JUGEMテーマ:季節の出来事

どしゃぶりの朝から、曇りの世嬉の一です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
夕方に向けて少しずつ太陽が顔を出したり出さなかったり…
中庭の椿もぐっと顔を上げています。

明日には、大輪の花になっていそうな椿です。
さてさて、今日の社員紹介は…

佐藤晄僖会長です!
優しい笑顔がとても素敵な印象の会長です!
会長は、世嬉の一の仕事の他に
千厩自動車学校の社長
酒の民族文化博物館の館長
餅食推進会議 委員長
ユネスコ協会 一関 委員長
一関商工会議所 副会頭
などなど沢山の仕事を兼任しています。
とってもお忙しい会長(72歳)です
人との出会いを大切にされる会長…
今の世嬉の一の原型をつくったのも
三代目蔵元である現会長になります。
二代目が昭和56年に急折してしまい
40代で会長は世嬉の一酒造を引き継ぎ
社長に就任します。
(それまでは、会長は自動車学校をずっと
やっていたそうです)
小さな酒屋だった世嬉の一は、二代目蔵元が
あまり商売が得てではなかったため、
会長が引き継いだときには明日にもつぶれる
という状態でした。
当時はバブル期の真っ只中であり、街中に多く建設されていた
大型ショッピングセンターの賃貸候補地として
様々な方面から蔵を壊して土地を貸してほしいと持ちかけられました…
しかし、「蔵を壊してしまうのはもったいない」と、
「この蔵は、法規上世嬉の一のものになっているが、
蔵のある風景は街の大切な資産だ」と考えました。
そこで、会長は現在の蔵を残したまま、存続する方法を模索しました。
当時自動車学校を2校経営していた会長は、1校を売却し、
蔵の補修と改善に投資し、蔵元レストラン世嬉の一と
酒の民族文化博物館と広場をつくったのです。
多くのかは、ショッピングセンターの話をふってしまった会長に
「それこそもったいない」と声をかけてきたそうです。
しかし、そのおかげで、今では多くのお客様が
この蔵に来てくれるようになりました。

元釜場だったところは蔵元レストラン世嬉の一になっています。
やってみたらおもしろそうという考え方を大切にしている会長。
「ドアをノックしてみる」
ノックして、出てこないかもしれない、けど、出てくるかもしれない。
ノックしなくては何も変わらないのだと考え行動されています。
何事も、小さくてもいいから初めの一歩が大事だと語ってくれました。
さらに、人とのかかわり合いも大切にする会長。
損得が大切なのではなく、
人とのかかわり合いが大切ともお話ししてくださいました。
私自身も会長の考えを勉強し、ドアをノックする(新しい事に挑戦する)
ようにしたいと思います。

世嬉の一は今日も新しいドアをノックし、
進んでいきます。
今日も元気に営業中です!
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なんかビール祭りやりたくなりますね~

これからも蔵ビールを宜しくお願いします。

 



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Posted by sekinoichi at 07:11

2014年04月02日(水)

社員紹介13!~専務 佐藤紘子さん!(新人 沼田のリポート)

JUGEMテーマ:古民家・田舎暮し

相変わらず風が強い日が続いていますね。
皆さん、お風邪をひいたりしていませんか?
昨日の世嬉の一は、晴れ晴れとした天気で非常に気持ちがよかったです!
中にいるのがもったいないくらいでした…

秋晴れのような青い空です!

青空に、赤いポストも映えております!
何年かに一度は塗りかえられる、この赤ポスト。
懐かしい形をしていますね!まだまだ、現役です!
今日もたくさんのお手紙を蓄えております!
そして、青い空のもと入社式も挙行され、新年度、
新しい気持ちで一歩を踏み出すことができました!
さてさて、今日の社員紹介は専務の佐藤紘子(さとうこうこ)さんです!

専務は、主にレストランを中心に担当していますが、
中庭のアンティークな飾りつけや
カフェ徳蔵のレイアウトもみてくれています!
お客様の事を第一に考え、的確な指揮を行っています!
常に、本物を世嬉の一においていたいという熱い方です!

レストランでは、料理のメニューを考案したり、
お客様に対する接客をホールスタッフに教え、
お客様に気持ちのよくお食事を召し上がっていただけるよう
尽力しています。

お料理が好きで、郷土料理はなんでもござれの専務!
皆に頼りにされています!!
レストランやカフェ徳蔵に赴けば、その精神が随所にみられるかも!!
是非いらしてください!!
お忙しい中、ありがとうございました!
世嬉の一は今日も元気に営業中です!!
【追記】
二代目蔵元が亡くなった後、経営の立ち行かなかった世嬉の一は
三代目蔵元(現会長)が急遽呼び戻されて世嬉の一の経営を立て
直しを行いました。
三代目は造り酒屋としては倒産寸前だった会社を、
借金をし、工場を縮小し、蔵を改築しレストランや博物館をつくり、
世嬉の一を存続させました。
そんな中、多くの人を雇うことができなかったため、
専務は42歳の時に子ども三人の育児をする専業主婦でしたが、
急遽レストランの女将として働かなければならなっかたのです。
専務自身、社会にでるのは初めだったため相当苦労されたそうです。
ただ、会社を存続させるために、まさに寝る間も惜しんで働いたそうです。
当時の蔵元レストランは割烹料理だったそうです。
当然板長がおり、弟子がいて料理しており、
専務はまさに女将としての仕事だけをしていました。
しかし、当時の板前さんは化学調味料を使用することや
地元でサトイモが美味しい時期なのに
京都からわざわざ蝦芋を取り寄せることが頻繁に行っていました。
京都のはもより、地域のイワナの方が美味しいのでは・・・
専務は常に疑問に思っていたそうです。
専務自身、この世嬉の一は地域の良さを売りたいと思っており、
今日料理「もち」や「はっと」を中心とした郷土料理レストラン
にしたいと思いました。
当時の板前に相談したところ、郷土料理は料理ではないとのことで、
すごい反発があり、とうとう総あがりされました。
(弟子を引き連れて辞めてしまうこと)
しかし、専務自身調理師免許をもっており、
専務を中心にもう一度蔵元レストランを地域の良さを伝える
レストランにしようと努力したようです。
同時に「もち」で町おこしをしようと躍起になって働きました。
今の世嬉の一の姿勢をつくってくれたのは三代目と専務のコンビなのです。
今では、町がモチで町をおこしをしようと「もちサミット」等を
開催するようになりました。
72歳になる専務は今も厨房で考えています。
いかにお客様に喜んでもらうか、いかに地域をよくしようかと
今は一生懸命野草の勉強をしています。
そんな専務を見て、私たちは今日もまた元気に働かなければと思います。
専務に感謝しつつご紹介しました。
皆さんが蔵にきたら、一生懸命働いている専務をみたら声をかけて下さい。
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Posted by sekinoichi at 09:30