世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:蔵に関して

2019年10月10日(木)

半年間の愛心幼稚園の田んぼを動画にまとめてみました。

The Brewers Ichinoseki by Tokuzoの突貫追加工事が始まっています。今週中に終わらせてくれると頼もしい大工さん。本当にありがとうございます。

来週、保健所に行って営業許可もらいますね~

さて、当社では毎年愛心幼稚園の園児たちがもち米の田植えから稲刈り体験をしています。その体験を動画にしてみましたのでよかったらご覧ください。

半年間はあっという間ですね。稲のように地域のお子さんたちも育ってほしいです。

地域の人口が大減少している中、お子様は宝ですね。

この子たちも大半が大きくなったら進学や就職で都会に出ていくかもしれませんがふるさとの思い出として残ってくれればうれしいです。

世嬉の一は今日も素敵なふるさとづくりを目指し、元気に営業中です。

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本日より一関産の南部一郎かぼちゃを使用したパンプキンエール発売中!

ハロウィンにもいいですよ~

南部一郎かぼちゃを使用したビールはこちらhttps://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/pumpkin_ale



Posted by sekinoichi at 02:31

2019年09月26日(木)

誕生日を機上で迎えて・・・

9月26日、この日は私が両親から生をもらった日です。あっという間にもうすぐ50歳というところまで来ました。ただ、人生100年という時代ではまだまだ半人前でしょうか。

さて、座敷童ちゃんたちは、お父さんと誕生日をお祝いしたいと楽しみにしていたのですが、私自身いなくてすこしがっかりしていたようでした。

申し訳ないなぁと思いつつ、自分の父親も仕事人間で家にほとんどいなかったなぁ・・・やはり似てくるのだなぁと思ってしまいます。

私はちょうど誕生日に成田を出て、マレーシアに向かっています。

出発前に機体システムトラブルがあり、5時間半の遅延。機内でゆっくりできました。こういう日に、このような事が起こるのもちょっと止まってゆっくり考えなさいそうすると安全なスタートができますよという暗示かなぁと思いつつ、機内で疲れた体をゆっくり休めました。

16時にクアラルンプールに到着して市内を見てみようと思ったのですが・・・到着が22時、ホテルに到着したのが23時半でしたので、近くにあるビアバーに行って軽い夕食とビールを飲みました。

今回もマレーシアにはいわて蔵ビールのPRと販路拡大のためにきたのですが、いつもアジア各国に行くと、活気と活力にあふれている空気に包まれます。

私が子供のころ、バブル期に向かって長い好景気が続いていたので、人々も新聞ニュースも明るい話題で多かったようです。そんな感じがアジアの国くると感じてしまいます。勢いがすごいというか・・・

いつかうちのスタッフ達にも見せたいと思います

さて、また一つ新しい歳を迎え、あらためて思うことがありました。

今年の世嬉の一は、再度、足元を固める(整える)と次の30年に向けてのプロジェクトを同時に進めていこうと思います。

おかげさまで、お客様のご支援とスタッフの成長と努力により、世嬉の一酒造はどんどん良くなっています。3.11の時から比べると雲泥の差です。
しかし、ここで再度浮かれることなくやっていかねばとアジアの国の勢いをみると思います。
まず、一つ目の足元を固める(整える)とは・・・、
当社はおかげさまで若いスタッフが入社(18歳から)してくれ、そして年配の社員(おおよそ 70歳)の方まで頑張っています。しかし、若いスタッフの教育と育成が課題です。世の中の広さ、自分のもっている可能性をもっともっと広げられると信じれる、そんな子たちに育てたいと思いました。

そして、足元を固めるという意味のもう一つは「整える」。急に会社が変わってきて見落としているところ、忘れて取り残されているところがあります。もう一度過去の良かったところを見直し、継続することも必要だと感じています。世嬉の一の良いところを磨くための一年にしたいと思いました。

そして、次の30年に向けて・・・

私は30年後には確実に引退しています。ただ、今がいいから安心してではなく、次の世代に世嬉の一をバトンタッチできるよう、小さい芽を創っていきたいと思います。すでに発表している酒の新工場計画、これは新工場と言っても工房みたいな小さなものかもしれません。だた、小さくスタートしてもしかしたら30年後、先代のおかげで今があるといわれる芽をつくっていきます。

もう一つはスモールビジネス。先ほど若い人の育成と成長する会社にしたいとお伝えしましたが、3年前から実験していました。「The Brewers Hiraizumi」です。ここには、菊池 新さんという店長と佐藤 理子さんという若いスタッフ2名にほとんど任せてほぼ自由に成長する場を作りました。いまそれが結果として出てきています。このような二人が出てくるような雰囲気を創っていきます。
もちろん、ビール部門もレストラン部門もそのような若いスタッフができています。まだまだ伸びることができると思っていますが・・・そこで今年はもう少し整えるためのチャレンジをしていきたいと思います。

今日は私どものビールを扱ってくれる商社さんとこちらのディストリビューターと一緒に市場調査をするそうです。どんな出会いと刺激があるか楽しみです。

最後に、ほぼ私のわがままだけで自由に生きているのを支えてくれる家族に感謝します。

今日も世嬉の一は社長が留守でみな元気という感じで、元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 09:55

2019年07月25日(木)

南小学校3年生たちから新聞をいただきました。

雨が多い世嬉の一。今年は紫陽花が綺麗に咲いております。

さて、6月に世嬉の一を見学(市内遠足)に来てくれた一関南小学校3年生の子供たちからお礼の新聞が届きました。

皆さん、当社を酒の会社、餅の会社など様々なとらえ方で面白い感じがします。

小学生が来たときは、当社の相談役が対応させていただきました。

そしていただいた歩いたよ新聞。素敵ですね。今は世嬉の一の壁に貼って展示しています。子供たちがそれぞれ、新聞の名前も決めて書いてくれています。

いろいろなニュースがあって楽しいですね。

題名も内容も読んでいると心がうれしくなります。

南小学校の皆さまありがとうございます。

今日も世嬉の一は、地域の小学生と共に元気に営業中です。

追伸、世嬉の一酒造の中庭はお子様に積極的に開放しています。保育園のお散歩、ご近所のお子様が自由に遊べるようになっていますので、お気軽にお越しください。

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今回のトマトビールはボトルで限定1000本、ケグで60本になります。

ボトルの方は事前予約を受け付けております。

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tomato

お中元はこちら

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/giftpamphlet





Posted by sekinoichi at 06:15

2019年07月08日(月)

またまた新しいこと始めています・・・

朝からお客様が来てくれました。弊社の発送リーダーの土岐さんが敷地の案内をしています。彼は、発送事務リーダーですが、世嬉の一のコンシェルジュも行っています。英語も堪能ですし、説明がとても上手・・・いつしか、こちらのほうが担当ではないかと思われます。

愛心幼稚園の園児が植えたもち米の苗もどんどん伸びています。無農薬なので、小さいカエルがたくさん育っています。座敷童ちゃん妹は、元気にカエルを捕獲し、かわいいといいつつ、また田んぼに戻していました。

さて、世嬉の一では4月まで震災の復旧工事で大忙しでした。蔵の補修、補修、補修・・・次世代にのためにとやせ我慢して復旧工事を行いやっとひと段落つきました。

今回は、はじめて未来に向かっての工事になります。

カフェ徳蔵のリニューアル工事です。

現段階では、みてもよくわからないかと思いますが・・・・

完成したらすごく素敵になる予感・・・

先日、カフェスタッフと神奈川まで視察ツアーと未来に向かってワクワクしています。

内装工事ですが、文化財ですので床や壁を壊さず、付け加える工法で現存保存しています。7月末までに工事が終わり、その後スタッフとゆっくり開発していきます。皆様楽しみにしていてください。

今日も世嬉の一は未来に向かってワクワクしつつ元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 11:27

2019年07月07日(日)

100周年記念事業の動画が完成しました。

久しぶりのブログ更新・・・・

今いろいろな事にチャレンジして、なかなかブログ更新できませんでした。反省です。忙しくても世嬉の一の様子を伝えていきたいのに・・・気づくと後回しになっていました。今日から心入れ替えて再スタート・・・

さて、愛心幼稚園の園児が植えたもち米田んぼの稲もどんどん成長しています。

そして今日紹介したいのは、昨年行った当社の100周年記念事業のまとめの動画ができたので、それを紹介したいと思います。

今年で、正確には102年目、100年目を節目に100周年記念事業を立ち上げ、スタッフ達、特に若手スタッフで考え、創造し、形にしたイベントでした。

1年前からのワークショップの様子や、実際のイベントの様子、そして終わってからの感想なども動画に作成していただいたので、ご紹介します。

この100周年記念にイベントに、大きく関わり導いてくださった、
office ayumitoiro の関美織さん、Lidea | ライディアの 門傳一彦 さんには本当にお世話になりました。ありがとうございます。

今後、動画などを使用し、先代、先々代、初代の思い、考え方を今後のスタッフにも伝ええていけるようにします。

皆様も動画をぜひ拝見してみて下さい。

まずは、1年かけて行ったワークショップ

新人社員は最初遠慮して発言しなかったり、普段の仕事と異なっているので戸惑ったりしていました。しかし、回数を重ねるごとにどんどん変わっていきました。

第一回目のイベント「蔵を活かし、蔵を残す」という先代の考えを若いスタッフに伝えたく行った100周年感謝のイベントです

忙しい時期だったこともあり、初めてだったこともあり、なかなか大変だったものの、スタッフにはやり切った感がありました

ただ、スタッフ達には、倒産の危機にありながら、目先の利益ではなく将来のこと、地域のことを考え蔵を残し、活かしてた先代の考え方を深く刻んでほしいということもあり開催しました。

第二回目のイベント「郷土を知り、郷土を活かす」先代の奥様の考えを若いスタッフに伝えたく行った100周年感謝のイベントです。

先代の奥さんは、40代で専業主婦からレストランを任され、苦労しつつも郷土の良さを伝えたかった・・という思いで現在の蔵元レストランの礎を作りました。スタッフたちには、なぜ酒屋がもち料理をやっているか、どういう思いがあるか考えてほしく、伝えたく開催したイベントでした。

最後に、現在の社長(航)とスタッフの感想、総まとめです。

今回の100周年イベントは、先代やスタッフにも最初理解できていませんでした。ホテルで盛大に、お客様に感謝を込めてやるものだと思っていたからです。しかし、今の私たちに必要なことを考えつくった今回のイベント。世嬉の一らしくできたと思っています。その理由を伝えています。

お時間があれば、ぜひご覧ください。

今日も世嬉の一スタッフは元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 10:45