2017年01月24日（火）
世嬉の一を見守ってくれた桜の木、ありがとう！70年の感謝を込めて
雪が降る朝。寒い中裏の駐車場にスタッフで集まりました。
八幡神社の神主さんも来ていただきました。
これから、とうとう樹齢70年くらいの桜の木、銀杏の木などを伐採します。
裏手にある磐井川の堤防工事で当社の駐車場の一角が工事にかかってしまいます。
国交省との交渉も終わり、伐採しなければならないということでしたが・・・伸ばせるのなら伸ばしたい・・・そんな気持ちあってずーっと延期していました。
しかし、今年の3月までに伐採しなければならなく、とうとう伐採することになりました。
私の祖父母が植えた桜の木。
小さい時から世嬉の一を見守っていくれた木を切らなくてはいけないと思うと・・・とても悲しくなります。
この磐井川は過去何度か氾濫し、甚大な被害が町を襲ったことがあるそうです。
ですので、堤防かさ上げは大賛成なのですが・・・ちょっと寂しいですね。
この桜の木、銀杏の木を切る前に、今までの感謝と伐採工事の安全を祈願して、神主さんにきていただきました。
場を清め、木に感謝し、お祓いをします。
様々な思いがこみ上げてきて、なんとも言えません。
できれば、私の子供たちの成長とともにこの桜をみせたかったと思いましたが、なかなか現実はそこまで行けませんでした。
スタッフもそれぞれ思う事があったのではないでしょうか・・・
2015年座敷童ちゃんが大はしゃぎして散る桜の花びらを集めていました。
2014年、震災の影響でなかなかしんどかった2年間が過ぎ、新入社員と行った桜の木の下の花見大会。
ノンアルコールでしたがとても楽しい日々でした。
桜の花は日本人の心ですね・・・
ずーっと世嬉の一を見守ってくれた桜の木、銀杏の木。感謝と寂しさの入り混じった気持ちで・・・
やはり感謝の思いで、神事を行いました。
神事終了後の記念写真。ふと枝を見ると桜の芽がすこし膨らんでいました。
伐採の時、植木屋さんに枝を貰い、瓶に入れ、春まで育てようと思います。
高所作業者が来てチェンソーで木を切っています。切る音がなんか木が叫んでいるようでより悲しくなりますね。
あっという間に木は切り終わりちょっと寂しくなってしまいました。
今後堤防かさ上げ工事が始まり、ちょうど切ったあたりにはのり面がきます。
そして、そこには新しい桜並木ができる予定です。
私が爺さんになるとき、同じような美しい桜の木がそろい、孫やその時の世嬉の一のスタッフと花見ができればとてもうれしいですね。
世嬉の一スタッフは、桜の木に感謝しつつ、今日も元気に営業しております。
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Posted by sekinoichi at 07:10