世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2023年09月28日(木)

横屋ブランドで純米吟醸づくりはじめました!

いまかいまかと園児たちの稲刈りを待つ、愛心幼稚園のもち米田んぼです。

今週末に園児たちが来ます。

さて、朝から換気扇から白い煙がでています。

いい香りです。お米の香りです。

屋内では朝早くからお米を蒸していました。吟醸酒の酒母を造るためです。

今回使用するのは、一関産のヒトメボレ!ご飯のお米ですね。いい香りです。精米歩合50%と大吟醸並みに削って醸造しています。

横屋ブランドの純米吟醸酒を醸造するためです。「横屋」ブランドでは岩手県限定流通で醸造しているブランドです。地酒として美味しく安いお酒をつくるため、近くの酒屋さんにだけおろそうと思います。(送料がかからないため・・・)

当社で40年ぶりの酒蔵復活として、共同醸造から自社醸造に切り替えを行いました。そこで、当社から2ブランドのお酒を今後醸造しようと思います。
1つは、世嬉の一ブランドのお酒。現状の世嬉の一をリブランドし、より高品質のお酒の醸造を目指します。2つ目は、「横屋」当社の屋号からとったお酒です。地域内で主に飲んでいただきたいという思いから、お取引する酒販店様は地元限定(岩手県内)とし、リーズナブルな価格でご提供するお酒として誕生します。リーズナブルといいつつも、醸造は大吟醸並みの醸造を行いしっかりとした品質のお酒をおつくりします。
この度、40年ぶりの復活の酒として、10月2日より「純米酒 横屋」および、「スパークリング純米酒 横屋」を提供スタートします。横屋ブランドは地元酒販店限定商品となっております。ぜひ、この機会に唯一、旧一関の酒蔵の地酒をよろしくお願いします。

そして、吟醸づくりは、そのまま進んでおり、

酒母(しゅぼ)を醸造しています。この酒母がしっかり酵母数を増やすことで、本仕込の添え仕込み、仲仕込み、留め仕込みがうまくいきます。

今回もこれが楽しみです。

同時に、添え、仲、留めで使用する、麹をつくりました。ツキハゼと言って、麹の量を少なくして綺麗に醸造します。

いい感じで出来ました。

こちらが来月できる予定です。

頑張って醸造します。

今日も世嬉の一は元気に営業中です。
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地酒横屋を10月よりリリースします。限定1200本です。

今年もできました!フレンチやイタリアンにあう、トマトエール

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Posted by sekinoichi at 04:49