世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2022年12月24日(土)

今回もシードル醸造!ふじリンゴ3トン!夜中までご苦労様~すべて無駄なくしようします。世嬉の一SDGs

今朝は気持ちの良い青空、そしてホワイトクリスマス。一関はほんのちょっとだけ雪が降っています。

さて、こんな天気の良い日ですが、先日はビール工場スタッフがまた夜中まで作業していました~

そうです。恒例のシードル醸造・・・りんご「ふじ」3トンをひたすら絞ります。

朝10時~夜21時30まで、ひたすら交替でリンゴを搾汁し液体を作ります。そろそろ本格的な搾汁機を入れないとブラック企業になっちゃう・・・

搾汁終わったら、工場長がその日のうちに仕込むのですべて終わるのが0時頃になります。

今年は3回目・・・だんだん口数が少なくなります。

工場にはずーと機械が動く音が聞こえていました。そして、ふわ~と一関産ふじリンゴの甘い香りが漂います。

夜中になると、一度殺菌で煮沸して発酵させるのですが、工場中すごくいい香りになります。

丸1日の作業で、仕込が終わり、約1か月後にシードルとして販売開始します。

現在は、酸味のあるジョナゴールドですが、もう少しで、第二弾の「ふじリンゴver.のシードル」そして、今回さらに来月には第三弾の「ふじリンゴver.のシードル」になります。

第2弾と第3弾のシードルの違いは、酵母です。前者はビール酵母で発酵させ、後者はワイン酵母で発酵させます。ビール酵母で発酵させると勢いがありますが、ワイン酵母ではゆっくりと発酵します。

精製される香りが異なりますので、同じリンゴでも味わいが異なりますよ。

楽しみにしていてください。

さて、しぼった粕も大量に出てきます。

リンゴ粕です。りんごのおろしみたいなものです。これは、地域の乳牛の餌になります。

綺麗なところは、アルコールにつけてジンの原料にもなります。

また、一部のリンゴは傷から腐りがちょっと大きいのは搾汁から排除しています。

それはレストランにもっていって、綺麗に切って成形します。そしたら、それを生で食べてもいいのですが、3トンのな中に20kg箱で4個分くらいのリンゴがありますので、焼きリンゴにしました。

蜜がいっぱいあるので、焼きりんごにするとおいしいです。

これは、レストランの料理の材料として使用します。結構大量に焼きリンゴができました。

世嬉の一は一切無駄のない使用の仕方で、使い切ります~

今でいうSDGsですね~、まぁ「もったいない精神」なのですが・・・

今日も世嬉の一は地域の資源を有効活用して、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 07:20