世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:ビール

2022年04月01日(金)

金山を見つけました!これからうちのビールは金箔入りになります!

おはようございます!重大な発表があります。今期はいわて蔵ビールは超成金になります。
蔵も工場も金で輝いています!とうとう、金山を発見しました。

あのマルコポーロの東方見聞録でも「東方に国あり、その名ジパングという。その国で特に驚くべきことは金の多いことである。その金は掘れども尽きず。」とあります。

その金山とは、一関の隣町、陸前高田の玉山金山といわれています。隣町の平泉には中尊寺金色堂があります。なので当社でも金山探していましたが・・・・ついに発見しました。

なぜ金山を探していたか・・・

これはビール醸造に深くかかわりがあります。

ある日・・・

どうしたらもっと金色に輝くビールにできるか・・・そう工場長と相談していました。

スタッフとたちともビールを醸造してはディスカッション!

じっとビールを見て考えていました。

そんなとき・・・工場長が歴史から考えていきました・・・

ずーとずーと悩んでいた工場長・・・
黄金の輝きのビール・・・・
ふと「歴史から学ぼう」と思いました。 この地域は平泉文化の地。
金色に輝くといえば、平泉中尊寺の「金色堂」 黄金に輝くビール・・・中尊寺の金色堂、黄金・・・

そ!そうだ!

工場長はひらめきました!

そこで、すぐに行動を起こすのがいわて蔵ビールチーム!

金山を探し、一関の山々を探索しに行きました。

そしてついに・・・

安全上の理由で金山がどこにあるか教えられませんが・・・・一関のどこかです

いわて蔵ビールが成金になりましたので・・・

これから当社のいわて蔵ビールも黄金に輝くように金を入れることにしました!

皆様もちょっと明るいニュースが少なくなってきた世の中なので・・・ビールから輝く日々を送りましょう!あなたもいわて蔵ビールと一緒にリッチな気分になってください。

今日も世嬉の一は、黄金に輝く時間を楽しく元気に営業中です。

黄金のビールはこちらから

↓ ↓ ↓

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/APRIL2022



Posted by sekinoichi at 12:00

2022年03月31日(木)

年度末は理念勉強会、先代から学ぶ

朝は雨模様でした。雨の中、梅の花はきれいに咲いています。 春ですね・・・

ちょっとつくしも出てきたようです。

さて、3月31日年度末。酒造業、観光業、飲食業だった私たちには、様々なチャレンジとハードルが次々きた時期だったなぁと思いました。

特に3月の地震は、これから春休み、マンボウ明け、レストラン売店部門のスタッフにはショックだったようです。 そんなかでも前を向いて日々過ごせるのは、スタッフに恵まれていたからだと思います。

年度末の今日は、毎月の全体会議と勉強会を行いました。
コロナ禍になり、時間ができその時間で行っているのが、掃除、新商品開発、勉強会です。

このコロナショックが終わったらスタッフと共に世嬉の一は生まれ変わっている!そんな会社になってくれればと思います。

さて、年度末の今日勉強したのは、第二創業者の妻(元 専務)の話です。
100周年記念で作った冊子を基に勉強しました。

はずかしながら、当社のスタッフは本を読む習慣がない子もいるので、100周年記念紙を造るとき、だれでも読めるカフェにおける冊子のようなものを造ってほしいとお願いして作りました。

こんな感じです。

この12pくらいの冊子を読んで、感想と自分の仕事にどう落とし込めるかということを話し合っただけの勉強会です。

ただ、その中に、世嬉の一酒造がこれまでどうやって生きてきたかなどがわかるような内容です。

部門違う人も一緒に話あい、今回はパートさんも入ってもらいました。今後、社員パートさん関係なくオープンな会社にしようと思っています。

いろんな話が出ました。とても参考になりました。

ただ、その中で元専務がすごい!という話で終わらないようにとも終わっていました。 当社は一代目が創業し(徳蔵さん)二代目が戦争や水害に立ち向かって経営し、ちょっと没落し、三代目が第二創業のように業態を開発し今の世嬉の一の基礎を作ってくれました。

そのため、感想が先代がすごいとなりがちなんですが・・・それだと自分たちに落とし込めない。

でもスタッフたちといろいろ話しているうちに、元専務の「気づく力」「学ぶ姿勢、探求心」「人との縁を大切にすること」この3つが素晴らしいという結論になりました。

「気づく力」元専務は、自然、季節、地域の力など様々なきづき、そして、観光客がよろこぶこと(その当時にはなかった郷土料理レストランという業態の開発、もち料理(もちをレストランで提供すること)など行いました。これはすべてお客様がどうやったら喜ぶかという気づきや地域がこうなったらよくなるという気づきからではないかと・・・

「学ぶ、探求心」は、わからないことはどんどん会いにいって学び、その方を巻き込み、そして疑問に思う、その繰り返しで新しいものを生み出していったということです。

「人との縁を大切にすること」様々な縁を大切にし、人との繋がりをよくしていく、その人々から気づきを得て、学びまた実行するということでした。

私達はまだまだですが、先代にすこしでも近づけるよう、そして世嬉の一らしさを大切にしながら、たらしいものを生み出せるように頑張りたいと思いました。

いい時間を年度末に過ごすことができました。

今日も世嬉の一は理念を学び元気に営業中です。

—PR— 恩送りプロジェクトを始めました。4つの商品が対象となっています。 https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ukraine https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/buying_club https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year クラフトジン清庵  https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/GIN

WBA2021受賞記念セットを販売します。

ご注文はこちら https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/WBA2021



Posted by sekinoichi at 06:51

2022年03月21日(月)

素敵なご縁が素敵なビールになりました~ノキシタビール~

残雪が残る世嬉の一、あと数日で全部溶けそうな気がします。

さて、昨日お客様からサザエさんでいわて蔵ビールが出ていたよとお知らせをいただきました。 サザエさん岩手県遠野を舞台にして行うので、その中でクラフトビールが出ると聞いていました。もちろん遠野にも美味しいクラフトビールがあるのでそちらが主にでていましたが・・・ いわて蔵ビールらしきものもちょろっと出ていました。

嬉しいですね~。いわて蔵ビールヴァイツェンのようです。

そんな嬉しい中、新しいビールを醸造しました。OEMビールですので当社に販売権はないのですが、ご紹介としてお知らせします。

また、酒販免許の関係で一応当社のサイトにもそのビールを掲載しているのでぜひ見てください。 ノキシタビールです。仙台に、OPENVillageノキシタという施設があります。

https://www.ainest.jp/

この施設は、下記のコンセプトで運営されています。

———–

オープン・ヴィレッジ・ノキシタ
軒下でつながるゆるやかな営みの場、それがノキシタです。
株式会社AiNestが運営する仙台市宮城野区田子西にあたらしくできた「ちいさなまち」ノキシタ。
人や活動が結びつき、温かな輪(和)を育てる交流スペース。
お料理、本、さをり織り、手仕事、体操などできることは無限大です。
 
・全員に役割がある居場所。
支えられる立場と考えられがちだった高齢者や障がい者の「つながり」から、それぞれができる範囲での「役割」を持っていただける居場所をつくる。
様々な人が集まり楽しむことで、お金をかけずに、健康になれるまちづくりを実現する。
これが私たちが目指す社会の形です。

こちらの施設の方々とご縁があり、ビールを醸造することになりました。
ノキシタで実際につくられたホップとお米を使用して醸造してほしいというご依頼でした。
当社はOEMビールを受注することは多々ありますが、意外と全部は受けていません。
思いのある方や町おこし、ビールを醸造することで次の目的を持っている人、その目的がなんとなく世嬉の一と親和性のある方のビールを醸造します。
ですので、例えば、南の島で一人で町おこしをスタートされた方のビールや、
町おこしをしたいとか・・・
実家の農家の果物でビールを造りたいとか・・・
農福連携でホップをつくっているのでビールを醸造してほしいとか・・・
 
逆にお断りしているのが、これから工場つくるのでしばらくの間OEMで醸造して下さい・・・というのは、ほぼお断りしています。ごめんなさい。
単にお金を稼ぐ手段でしたら他にも醸造所たくさんありますので・・・
(・・・とはいいつつ、経営のために受けるときもあります(笑) ただ、最近は断ることが多くなったかなぁ・・・)
 
小さい工場である私たちは、そんなに量はつくれないので、世嬉の一の名前の由来は「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」にあう仕事を選別することがあります。
醸造することで、お客様だけでなくご依頼者が喜んでいただくのは僕らは仕事の中身も充実したものになります。
工場長もOEMの内容を聞いてあからさまにやる気になったり、ん~社長受けるのですか?うちらしくないですよと言ってきたりします(笑)
 
今回受注した主な要因の一つは下記の写真です。
 
ノキシタ様からこんなホップを生産している写真を見せていただきました。  
なんかいいなぁと思いました。
そのため、楽しくビール醸造を引き受けました。
販売のお手伝いはちょっと予想外でしたが、まぁこれもご縁だしと思っています。
ラベルも暖かなものでした。 こんなラベルです。 ビールのラベルは2種類あります。(中身は一緒です)
 
上)桑茶:ノキシタカフェ・オリーブの小路(障がい者就労継続支援B型カフェ)とTgomaruハウス(障がい者グループホーム)の合作
下)藤紫:Tgomaruハウス(障がい者グループホーム)
 
いずれも、知的障がい者が描いた温かみのあるイラストが特徴です。
中身は同じですが、桑茶と藤紫、お好みのラベルをお選びできます。
 
僕らは株式会社であり、田舎の零細企業ですので、あくまで利益がない仕事は受けれないのですが、ただ、同じ仕事でもいい気持ちになる仕事を続けていきたいものです。
今回のノキシタ様のお仕事をいただき本当に良かったと思います。
 
よかったら、こちらのサイトもご覧ください。
 
これからも一つ一つのご縁を大切にして仕事をしていきたいと思います。
 
今日も世嬉の一は素敵なご縁で元気に営業しています。
 

—PR— 恩送りプロジェクトを始めました。4つの商品が対象となっています。 https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ukraine   https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/buying_club https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/SakuraBeer クラフトジン清庵  https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/GIN

WBA2021受賞記念セットを販売します。

ご注文はこちら https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/WBA2021



Posted by sekinoichi at 04:27

2022年03月17日(木)

油断大敵!?震度5強でしたが・・・明日から通常営業します!

梅の蕾が大きくなってきました。花が咲くのを毎日楽しみです。 さて、昨晩一関市は震度5強の揺れを観測しました。夜中でしたが、びっくりして飛び起き、家族の安全を確かめたら・・・会社の見回り・・・火事になったら怖いから・・・もちろん安全管理会社に見てもらっていますが・・・一応。 夜12時に会社を見回りに来ました。スタッフも何人か見に来てくれたようです。 いきなり、土蔵の壁面が崩れて道路にモルタルや土などが沢山落ちています・・・一応、はじっこに寄せて・・・ いくつか土蔵や石蔵は亀裂が入ってしまいました。 そして中に入ると・・・ 油断した~ また、地球にうちの酒とビールとクラフトジンとクラフトコーラ・・・沢山飲まれている~ ここまで来ると、明日来て片付けようとなります。写真を撮ったのは、税務署さんに報告するためです。あ、土蔵の壁面の写真も文化庁に報告しないといけないためです。 10年に一度、定期的に震度5以上きているので、スタッフたちも慣れたものでした。 朝、早く出社したら、酒の割れた数を数え、税務署に報告(欠損として報告します) 片付けて・・・レストランスタッフは厨房点検して安全を確認したら予約のお客様に営業しますよ~とご報告。 物流も止まっているか確認して・・・ 全員なれたものでてきぱきしていました。 あっという間に片付け、昼には通常営業していました。 マスコミさんも取材に来たのですが、すでに片付けてあり・・・ごめんなさい。 そのあと来たマスコミさんは、すみません・・・私が忙しく相談役にご対応お願いしました。 どんなことがあっても雑草のように強くなっているなぁ・・・うちは・・・と思いました。 ビール醸造部は、ビールが足りなくなるからと普通に醸造してました(笑)   さて、そうは言っても数百本われてしまったのですが、割れた中から・・・これ大丈夫だ!という酒ビールがザクザクと・・・スタッフとこの強者たちを救出し、洗って綺麗にしました。 商品は大切に・・・嬉しいことです。 なにはともあれ、皆さん、世嬉の一は無事です。そして元気に営業していました。 明日も通常通り営業します。 何卒よろしくお願いします。 やはりまだまだ十と一歩でした。 —PR—  

生き残った強者ボトル。傷ついても味は変わりませんよ~ https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/Outlet   恩送りプロジェクトを始めました。4つの商品が対象となっています。 https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ukraine   https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/buying_club https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/SakuraBeer クラフトジン清庵  https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/GIN

WBA2021受賞記念セットを販売します。

ご注文はこちら https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/WBA2021


Posted by sekinoichi at 07:54

2022年03月04日(金)

ビールの品評会 ジャパングレートビアアワード2022でシルバーメダル2ついただきました。

今日も気持ちのよい青空で始まる金曜日。昨日、嬉しいお知らせが届きました。 毎年開催されるビール品評会、ジャパングレートビアアワード2022の結果が届きました。 当社は3商品を品評会に出して、2商品が受賞。シルバーメダルを頂きました。 品評会で受賞したビールは2つ 遠野産ホップを使用して醸造した「こ ビール」(ウエストコーストIPA)と 一関産トマトを使用したトマトエールです。 この二つのビールを品評会にだし、受賞したことに嬉しく思います。 私達は、決して品評会が近くなるからその際に美味しいビールを出そうとして出品しません。 出品するビールを決めるときは、地域のものを使ったり、私達がチャレンジしているビールを品評会に出し、自分たちを客観的に品評します。 そして「こビール」はオーソドックスなビールスタイルで、アメリカンスタイルのIPAです。 一関産トマトはいわて蔵ビールらしく、変わったビールですね。 よく奇をてらっているのか?と聞かれたりします。 このトマトビールは奇をてらったわけではなく、一関でトマトの生産が盛んであり、美味しいトマトが大量にあるため、それを使用して醸造したいと思いました。 なので新鮮な一関産トマトを使用したビールです。 醸造の様子はこちら 0 一見、不思議ですが、当社のオイスタースタウトも山椒エールもトマトも科学的根拠で醸造しています。ぜひ、キワモノと思わず普通に美味しいので飲んでみてください。 今回の受賞は地域の農家さんJAさんにも感謝です。 いわて蔵ビールは、ビールを通じて岩手や東北の魅力を伝えていくというのも一つの使命と思っています。これからも美味しいビールでこの地の魅力を発信していきたいと思います。 世嬉の一は今日も地域の魅力で元気に営業中です。

—PR—

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/buying_club https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tohokusoulbeer10year https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/SakuraBeer 大好評により家のみセット復活しました! https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/gd503 マンボウ酒販売します。 https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/manbou クラフトジン清庵  https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/GIN

今年の新酒は残りわずかです。

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sake_freshly_squeezed

WBA2021受賞記念セットを販売します。

ご注文はこちら https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/WBA2021


Posted by sekinoichi at 06:06