世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:酒蔵復活プロジェクト

2023年12月23日(土)

欠品していた純米酒横屋、再販しました~

気持ちの良い朝の世嬉の一です。

思ったより、地元の飲食店で楽しんでいただいたり、ご購入されたりして、欠品しておりました、純米酒 横屋の2バッチ目が完成して、年末に間に合う形で出荷が可能になりました。

おまたせしました~

横屋ブランドのもっともリーズナブルな商品「純米酒 横屋」
一仕込目はちょっと甘口でしたが、2仕込目の純米酒横屋は辛めの酒にしました。

食中酒として、料理にあうように醸造しました。

ギフトでも対応していました。

地元の飲食店様のメニューに掲載していただいているので、横屋ブランドも大切にしていきます。

今日も醸造にがんばる世嬉の一です。

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限定数で発売開始!

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現在予約受付中!発売は12月から

地酒横屋限定1200本です。

清酒世嬉の一が新しい清酒です。

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Posted by sekinoichi at 12:27

2023年12月17日(日)

ドタバタ感が世嬉の一らしい・・・しぼりたて純米生原酒できました!

今日は、気持ちの良い朝の世嬉の一です。日中からは雪が降り始めました。

さて、やっとしぼりたて純米生原酒、透明とにごりの出荷が始まりました。

もろみが入った、しぼりたて純米生原酒にごり!

もろみのない、透明の生酒

こちら、しぼって瓶詰めしてから、なかなか出荷が遅れたのは・・・

裏張り(原材料や法律に規定されていることを記載すること)の印刷を頼むのを忘れていたからです。

さらに、胴貼りラベル(世の文字のラベル)が印刷機に入れれない、逆巻きで納品されていました。

これは印刷会社の問題ではなく、私たちの問題(私・・・)ビールラベラーと同じ巻き方でオーダーしたのですが、酒のラベラーは逆でした!!!

結局、できた日本酒1500本ちかくを手張りでやることに!

一斉に、他の部門(事務所、ビール、酒部門)が来てお祭りのようにラベルはりました!

夜までかかり一気に終わらせ、出荷します。スミマセン・・・・

年末に余計な仕事を増やしてしまいました。ドタバタですね~

ちなみに・・・へそシール(瓶の首にはるシール)は、レストランスタッフの村上さんが書いた字を元につくりました。温かい字ですよね。

結構販売ずれて申し訳ございませんでした。味は、かなりばっちりです!ただ・・・本数は、どちらも700本くらいになりました。すぐに売り切れるかもしれません。

こちらもドタバタですね。

世嬉の一はドタバタ、お祭り騒ぎですが・・・なんとか前に進んでいます。

今日も、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 12:49

2023年12月10日(日)

初しぼりができました!しぼりたて純米原酒(にごり)と(透明)!

今日は冬の合間のあたたかさのある一日です。

世嬉の一では、酒造りが盛んになっております。いままで地元販売専用の「横屋ブランド」を序図翁しておりましたが、やっと、新しい「世嬉の一ブランド」が立ち上がります。

やっとしぼりたて純米生原酒にごりと透明のしぼりが終わり、来週にでも販売することになりました!

 

やっと、世嬉の一ブランドも出荷できるようになりました。

お酒の搾り風景です。スミマセン、まだまだ二人で醸造しているので、いつもカメラに人気がないですね。

初しぼりは、香りがよくフレッシュな感じです。

絞れたのが、にごり酒、約800本、透明酒約500本しかないですが、まずは、新しい「世嬉の一」ブランドが世の中にでることがワクワクします。

今日も朝から米を蒸かし、麹造りにいそしんでいます。今は「純米大吟醸」を仕込んでいます。

世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指し、頑張ります。

今日も世嬉の一は伝統の酒造りで元気に営業中です。

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ホヤのビール ホヤール、意外と美味しいよ

フレッシュホップ

フレッシュホップで醸造したビール、フレッシュホップゴールデン

 

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Posted by sekinoichi at 03:15

2023年11月14日(火)

純米吟醸 横屋がとうとう発売になります!

久しぶりの投稿、スミマセン、日々の業務に追われていました~。ちょっと一息ついたので、またブログ再開です。一気に寒くなった世嬉の一酒造。

世嬉の一の上空には白鳥が飛んでいます。

そんな寒い中でもフジバカマが結構長い間咲いています。かわいい花ですね。

ちなみに花言葉は「追憶」「君を忘れない」だそうです。

さて、世嬉の一酒造ではとうとう、純米酒横屋につづき、純米吟醸横屋が発売開始されました。

純米吟醸 横屋

発売とっていも、地域の酒販店でしか販売しないのですが・・・

横屋ブランドは基本、地元酒販店限定酒です。

もう少しでできる、「純米生酒 しぼりたてにごりと透明」が世嬉の一の新ブランドとしてすぐに販売します。

そして、今回販売する純米吟醸・・・
「純米酒 横屋」に続き、『純米吟醸 横屋』がついに完成しました。本日瓶詰め、火入れ終わりました。
今日から?発売です。
クラファンの吟醸お待ちのお客様には近日中にお送りします。お待ちください~
酒の内容ですが・・・
——
商品名:純米吟醸 横屋
酒米:一関産 ヒトメボレ
精米歩合:50%
酵母:ジョバンニの調べ
アルコール度数:16.2%
日本酒度:-9.0
酸度:1.9
アミノ酸度:1.6
初回製造本数:1088本です。
販売本数:698本(事前御予約のお客様、クラファン分ひいております)
——
一関市内の販売所(11月14日時点)
・リカーショップコンノ様
所在地: 〒021-0864 岩手県一関市旭町1−10
営業時間:
営業中 ⋅ 営業終了: 19:30
電話: 0191-23-3633
・やまや一関店様
所在地: 〒021-0062 岩手県一関市山目寺前45−3
営業時間:
営業中 ⋅ 営業終了: 21:00
電話: 0191-31-1300
になります。よろしくお願いします。
——
県外の方はこちらをご参照ください。
純米吟醸横屋のしぼる風景
搾るといい香りが立ち込めます。なるべくその香りをお酒に閉じ込めるようにしますが・・・
いい感じで仕上がりました。
造った本数が少ないので、どのくらい楽しめる方がいるかわかりませんが、ぜひ楽しんでください。
世嬉の一は、今日も新しい酒造りで元気に営業中です。

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フレッシュホップ

フレッシュホップで醸造したビール、フレッシュホップゴールデン

 

地酒横屋を10月よりリリースします。限定1200本です。

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Posted by sekinoichi at 05:24

2023年10月03日(火)

41年ぶりの自社敷地内での製造の清酒を発売開始しました。

地元の新聞の一面に掲載された記事です。当日は、当社に沢山の方がお求めに来ていただきましたが・・・正直自社店舗ではしばらく販売しない方針ですので、お近くの酒屋さんをご紹介しました。
自分たちが作った清酒、味には自信があり、スタッフたちにも1本づつ記念に持ち帰ってもらい、これからだという気合も入っているのですが・・・

心の中では、本当に私たちのお酒は地元の方々に評価されるだろうか・・・味は大丈夫だろうか・・・不安でいっぱいの日々でした。

まずは数日前、お付き合いのある地元の3つの酒屋さんにサンプルとして持っていきました。

地酒に詳しい3人の酒屋様に試飲していただき、ドキドキしていましたが、お墨付きをいただきました。さらに、まだ発売前に試飲会として、地元の飲食店 「喜の川」様に地酒好きな方々が10名位あつまり試飲していただきました。そこでも評価を得て満を持しての販売。

それでも販売日にはどう評価されるか心配でしょうがなかったです。20年前に初めていわて蔵ビールを醸造して出荷した時の様でした。

当社では昨年11月に新工場ができ、清酒も自社工場での製造にシフトしました。それから約10か月でやっと市販できるお酒ができました。

自社工場を作りたかったのは実は41年前・・・祖父が急逝し、父が世嬉の一を継いだときには、倒産寸前の会社でした。父は共同醸造(他社にOEM的に生産依頼)することで会社を存続し、蔵を残し活用して今の世嬉の一の土台を作ってくれました。父自身も酒蔵復活を考えていましたが、倒産しそうな会社を何とか維持し、次につなげることで精いっぱいだったようです。ただしその間に、今の会社の推進力となっている「クラフトビール いわて蔵ビール」の立ち上げや、もち食文化の発信の店舗「郷土料理レストラン世嬉の一」などを設立していました。

私が実家に帰った20年前、酒蔵復活を計画し、なんどかチャレンジしたのですが、岩手宮城内陸地震、東日本大震災、コロナ過と物理的・経済的なダメージがあり、その都度頓挫していきました。

最後はコロナ過に補助金の手助けもありつつも、会社の業績は最悪の時期だったので、「エイ・ヤ!」と気合で作った工場です。ただ、20年間ビール醸造の経験や、この間に様々な酒蔵を見学して考えていたことから・・・ある程度夢の形ができた酒蔵でした。

今後世嬉の一は2つのブランドで展開しようと思っています。

1つは、今の世嬉の一をリブランドする世嬉の一ブランドです。

「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指しなさい」と閑院の宮様に命名されたお酒のとおり、この地域だけでなく全国、世界を見て醸造していこうと思います。

そしてもう一つが「横屋」ブランド

弊社の創業期の屋号「横屋」を使用したブランドです。横屋の文字は蔵の奥にあった古い前掛けの文字をトレースしてラベルにしてもらいました。

この「横屋」はラベルにも「地元酒屋専用」と記載しています。地元で流通する限定酒にしようと思っています。

父が地域を活性化する方法に「小さな経済循環」が必要と話していました。地元の酒販店から販売していただくことで、本当に小さい経済循環ができると考え、このブランドは地域限定にしています。

当社の直売所にもおいておりません・・・

酒屋さんから地域の飲食店に納入され、地域の人々が楽しんでもらえるお酒に成長させようと思いました。なので・・・価格もかなりリーズナブル!ある酒屋さんからこの価格で大丈夫、いつまでつづけるの?と聞かれました。もちろん数年間はこの価格で頑張ろうと思っています。

なぜなら、地域に愛される「地酒」に成長してほしいからです。「地酒 横屋(よこや)」・・・自分の中での定義が地酒って、「安くて美味しくていつも飲む酒」と考えています。

だから、まずは価格を抑えようと思い、原価を考えず値付けしています。

ただ、地域の酒屋さんにお届けするので、物流コストがかかりません。箱も別売りです。ラベルも1枚。余計な飾りもつけず、4種類だけ・・・でも味はしっかりしています。

これから一関で成長してもらいたいブランドだからやせ我慢して今は皆様に愛されるお酒にします。

実は安いから美味しくないといわれたくなく、搾ったときに「あらばしり部分」と「中どり部分」しか使いません・・・これは酒を絞ったときにあまり圧力を加えず出てくる美味しい酒だけを提供するようにしたのです。「責め」といわれる最後のギューッと絞った部分は雑味も多いので、「横屋ブランド」の料理用の酒として別にしています。これも私の意地?やせ我慢?

ただただ、製造と販売を行る事で日々楽しんでいます。

来週から「世嬉の一ブランド」も醸造開始します。41年目の酒蔵復活に当たり、まずは地元を大切にしたいと思い、「横屋ブランド」から発売開始しました。

ただ、多くの投資と費用をかけていますので・・・ちゃんと世嬉の一ブランドも軌道にのせ、スタッフと次の10年をつくっていかないといけません。

これから益々楽しみです。

ぜひ、一関にお越しの際は、居酒屋などで「横屋」を見かけたらぜひ楽しんでみてください。

今日も世嬉の一は地元を愛し、新たなチャレンジを行い元気に営業中です。

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地酒横屋を10月よりリリースします。限定1200本です。

今年もできました!フレンチやイタリアンにあう、トマトエール

こちらからご注文できます。ワンカップ、300mlのテイスティング容量もありますよ。

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Posted by sekinoichi at 06:35