世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:世嬉の一スタッフ紹介

2022年12月11日(日)

協力し合う世嬉の一スタッフ。常に、商品開発&他部門との協力

今日は小雨の世嬉の一。冬ですが、雪ではないのですね。冬にしては温かな日がつづいております。
さて、今日は日曜日。ビール工場と発送はお休みですが・・・・

結構、ご注文が多く発送が滞っていました。

しかし、そこは世嬉の一。今日は日曜日ですが、蔵元レストラン世嬉の一は、ちょっと暇なのです。

そこで、レストランスタッフが発送準備をしながら、郵便局に持ち込みました!

事前に発送スタッフから準備をしてもらっていたので、レストランのランチ営業が終わったらちょっとの時間で発送作業をやることができました。

発送作業の郵便局に持ち込むだけのちょっとした手伝いですが・・・これが会社をスムーズに動かし、お客様に迷惑かけず、スタッフ同志、良い関係になります。

当社は部門の仕事しかしない・・・というスタッフはおらず、各部門協力してお客様の為に、仲間を手伝おう・・・というのが、コロナ禍を通じて醸成された社風だと思います。

嬉しい限りです。

郵便局にトラック一杯分の荷物をもちこみましたが・・・ゆうパック様も毎日荷物を受け入れていて・・・本当にご苦労様です。

このように他部門の手伝いがすぐにできるには、閑散期に他部門を経験しているからかもしれません。

レストラン繁忙期には、ビール工場スタッフや事務所スタッフがセッティングの手伝いを行っていましたが、レストラン閑散期には、酒・ビールのラベル張りの手伝い、出荷の手伝いにレストランスタッフが行きます。

なので、今日のように製造スタッフや発送スタッフがお休みでも、郵便局に持ち込んだり、ちょっと追加の発送を行うこともできます。

協力の世嬉の一です。

・・・と同時に忙しくないときは常に商品開発!

レストランスタッフが冷凍搗きたて餅の通販を暇な時期に開発したのと同様に各部門がんばっています。

今日はビール部門の製造がないので、大立目さんは、新しいジンの試作をしていました。

リンゴを大量にいれたジンの開発です。

各部門も小さなイノベーションが未来を作ってくれます。

リンゴのジンの詳細は明日記載しますね。

各部門協力していい会社になってきたなぁと思いました。

今日も世嬉の一は、部門の枠を超えて、世嬉の一のスタッフとして元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:06

2022年08月04日(木)

新しい蔵人が入社しました!

今日は最高気温27度過ごしやすい天気です。愛心幼稚園のもち米田んぼもどんどん伸びています。

酒蔵工事も左官屋さんが来て細かな作業を行っています。とても楽しみですね。

さて、酒蔵復活プロジェクトで大事なのは工場だけでなく人材です。

8月1日より新人さんが入社しました!東京から岩手にUターン就職です。とても頼もしい人材です。

当社での醸造部門は、みな素人さんからスタートしています。

ビール部門には、東京農業大学醸造学部出身者だけでなく、大学の微生物学を学んだ人すらいません。(私は大学の環境微生物をべんきょうしていましたが・・・)

現在工場長の後藤孝紀さんは、法学部を途中でやめ、当社に来てくれました。


ド素人といわれても仕方がないのですが、彼は真面目に学び、経験し、いつの間にか、世界で賞を取るビール醸造士になりました。さらに岩手県知事から岩手県青年卓越技能士に選ばれるほど熟達しています。(写真はビール工場長 後藤です。彼も酒の醸造は数回行った経験があります。)

さて、新人蔵人(杜氏を目指すスタッフ)が1名入社してきました。30代の青年です。

名前はM君。元は東京の高級寿司屋さんで、仕入れ担当していたそうです。彼は、大学卒業してからずっと10年以上一つの会社で勤めていました。

実家の岩手に戻りたくなり、当社に応募してきました。

魚の目利きはぴか一ですが、残念ながらお酒の醸造は全くわかりません。工場ができあがるまで 今はビール部門で修業しています。

私は、採用の際に学歴をあまり見ないです。それよりも1つの職場でどのくらいがんばったかを見ます。醸造経験や大学で微生物学を学ぶということはすごくいいのですが、必ずしもそれがいい醸造士や蔵人になるとは思えないのです。ずっと一つのことをコツコツやれる人がいいお酒を造れるのではと思っています。

ですので、今回採用した彼は適任だと思ったのです。

今、全く慣れないことを毎日コツコツやっています。しかも清酒づくりではなくビールづくりを・・・昨日彼と食事をしていましたが、非常に人当たりもよくすなおなところがきっといい醸造士、蔵人になるなぁと思いました。

すごく期待しています。

また、嬉しいのは、今回のプロジェクトのように新しい事業を起こすことで、新しい人材を地方で採用することです。
地方は人口が減ったといわれますが、少子化もありますが、主に、人口流出です。仕事がないから都会に出てしまいます。仕事をつくっても将来的な不安や賃金格差などで戻れなかったりします。

今回、彼が戻ってこれる場をつくれたのかなぁとちょっと嬉しくなります。

ビール醸造の時も後藤工場長と10数年一緒にビール部門を育ててきました。もちろんこれからも育てていくつもりですが、酒部門はM君と一緒に1から育てていきたいと思います。

また、もう1人~2人醸造部門(酒ビール関係なく)スタッフを採用する予定です。

後藤工場長のように、田舎から世界に評価される人材を部門と共に育てるのが私のひそかな楽しみになっています。

今日も世嬉の一は新しいスタッフと共に元気に営業中です。

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今日も世嬉の一は蔵がイキイキと生き返り、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 08:00

2022年06月05日(日)

経営理念から設定しなおし、前に進む世嬉の一

今日も天気のよい世嬉の一です。6月になりましたが、世嬉の一では今期から経営理念、経営ビジョンなどを変更してスタートしています。本当は3月決算、4月から新しい・・・という取り組みをしていたのですが、なかなか悩むもので・・・決まりませんでした。

そして、決定し、スタッフに説明できたのが5月末という時間のかかった結果です。

新しい経営理念等は下記のとおりです。

■経営理念■

「幸せの創造」

私達は仕事を通じて、お客様の笑顔を創り、その輪を少しづつ大きくしていきます。

 以前からの経営理念「幸せの創造」は変わらず、どのような形で幸せを造るかを明確にしました。また、私たちとお客様が繋がり笑顔の輪が大きくなることが私たちの使命と考えます。

※幸せの創造は、社名世嬉の一からきています。「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指しなさい」と閑院の宮様からいただいた名前ですが、現在は清酒だけでなく、その種類はレストランにも広がっていますので、幸せの創造と私が社長に就任した際に決めました。補足文章を今回は決定しました。

■経営ビジョン■

「地域食文化の継承と革新」

気持ちの良い仲間と共に、地域食文化の継承と革新を通じて、世界が喜ぶ商品を作ります。

今後、10年間各部門がどの方向に向かうかを明確にするため、スタッフと共に設定した経営ビジョンです。世嬉の一という会社が地域の食文化の発信を通じて、世の中の人に喜ばれる会社であることを再認識し、決定しました。世嬉の一の商品は独自性があるといわれますが、それは地域の文化や地域の食材を活用して作ってきました。今後も地域を盛り上げるためにも「地域食文化の継承と革新」という視点で今後10年進んでいきたいと思います。

世嬉の一の7VALUE

  1. どんな状況でもプラス発想でいよう
  2. 地域に触れ、共に学び、それぞれの道のプロを目指そう
  3. あきらめない、逃げ出さない、挑戦し続けよう
  4. 創造的に考え、実行しよう
  5. 仲間を認め、互いに協力しよう
  6. チャレンジしている人を応援しよう
  7. 今に感謝し、よりよい未来を創ろう

成長している企業のスタッフはやはり人間的に成長していきます。当社でも過去に10の行動指針をつくり、基本礼儀・作法の部分を決定していました。
今後10年は人間力がより大切になる時代になると思います。7VALUEは、世嬉の一のスタッフに実践してもらいたい、ルールになります。その根底には、世嬉の一スタッフ一人一人が幸せな人生を歩んでもらいたいとう思いから価値を設定しています。これからの世嬉の一のスタッフが、守るべき7つの価値、経営ビジョンを達成するために必要なことを再設定しました。

実はこれを決定するのに、他社さんの取り組みを見学に行ったり、ご指導いただいている先生に数か月相談したり、スタッフと何回も勉強会したりとちょっとハードでした。

このコロナ禍において2年間、当社は結構苦しい状況を見てきました。
昨年は私が経営者になって相当厳しい経営状況になりました。震災よりひどかったです。

そのため、スタッフと根幹から私たちは何者で、今後どこに向かっていくか・・・今の私達の言葉で決定した次第です。

これから入社してくるスタッフにもこの考えを徹底しようと思います。

各部門とヒアリングしたり、一緒にミーティングしたりちょっとしんどかったですが、今回決定出来てちょっとほっとしています。
あとは、ビジョンに向かって実践あるのみです。

これからもどんどんチャレンジし、競争しないで共創ですすんでいこうと思います。
ちなみに世嬉の一の企業DNA(変化することなく守るべきもの)は変更していません。

世嬉の一酒造 企業DNA

「私たちは感謝の心を大切にします」

「私たちは挑戦する心を大切にします」

「私たちはオンリーワンを目指します」

今回コロナでだいぶ縮小をしなくてはいけませんでしたが、その分整えてきたつもりです。今期は大きなチャレンジ「酒蔵復活プロジェクト」があります。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

世嬉の一は、理念ビジョンを明確にし、今日も元気に営業中です!

 

 

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Posted by sekinoichi at 10:33

2022年04月26日(火)

スタッフとの勉強会は徐々に深い内容になってきています。理念研修

今日はちょっと曇りの世嬉の一。夕方には雨でしょうか?畑に水やりしなくても大丈夫とちょっとほっとします。2年前から芝桜を通りに植えてちょっとづつ増やしておりますが、徐々に増えてきているようです。色はもっと淡いのをきたいしていましたが・・・濃いなぁ~

さて、昨日スタッフたちと勉強会を行いました。定期的な会議と理念勉強会と経営ビジョン策定です。

実はすごく悩むのが経営ビジョン。世嬉の一って明確なビジョンをもっていそうで、こっちに行きたいと思うとそっちにふらふら~、やっぱこっちにと思うとこっちにふらふら~として経営しています。

スタッフたちとちょっと目的はより明確にしないとと思い、ここ数か月悩んでいます。

毎月ご指導いただいている岩崎先生にも下記のような記事を教えていただきました。

会社の経営理念に「幸せの創造」というのがあります。これは3つに分解され、お客様の幸せ、社員の幸せ、地域の幸せを創造する会社を目指しています。

2つ目の社員の幸せを考えると・・・やっぱり夢をもって仕事をすることだと思います。

100年経営していても過去の継続ではいけないと・・・ここ数か月勉強会です。

スタッフたちも結構なやむのですが、各人の意見を聴くと面白いです。学びになります。

スタッフたちからもどんな会社になっていたいか?していきたいか?どんな自分になりたいかなど、色々意見がでました。参考になります。

最終的に私がまとめますが・・・きっとコロナ禍の厳しい経営のおかげで世嬉の一はどんどん強くなると思います。そしてお客様に、地域に、スタッフや家族にとって必要な会社にさらに生まれ変わると思います。期待していてください。

ぜんぜん関係ないようですが、保育園の子供たちがお散歩に来てくれました。時々来てくれます。子供のにこやかな声はとても癒されます。いい空間にしていきたいものです。

今日も世嬉の一は学びながら元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 06:08

2022年03月31日(木)

年度末は理念勉強会、先代から学ぶ

朝は雨模様でした。雨の中、梅の花はきれいに咲いています。 春ですね・・・

ちょっとつくしも出てきたようです。

さて、3月31日年度末。酒造業、観光業、飲食業だった私たちには、様々なチャレンジとハードルが次々きた時期だったなぁと思いました。

特に3月の地震は、これから春休み、マンボウ明け、レストラン売店部門のスタッフにはショックだったようです。 そんなかでも前を向いて日々過ごせるのは、スタッフに恵まれていたからだと思います。

年度末の今日は、毎月の全体会議と勉強会を行いました。
コロナ禍になり、時間ができその時間で行っているのが、掃除、新商品開発、勉強会です。

このコロナショックが終わったらスタッフと共に世嬉の一は生まれ変わっている!そんな会社になってくれればと思います。

さて、年度末の今日勉強したのは、第二創業者の妻(元 専務)の話です。
100周年記念で作った冊子を基に勉強しました。

はずかしながら、当社のスタッフは本を読む習慣がない子もいるので、100周年記念紙を造るとき、だれでも読めるカフェにおける冊子のようなものを造ってほしいとお願いして作りました。

こんな感じです。

この12pくらいの冊子を読んで、感想と自分の仕事にどう落とし込めるかということを話し合っただけの勉強会です。

ただ、その中に、世嬉の一酒造がこれまでどうやって生きてきたかなどがわかるような内容です。

部門違う人も一緒に話あい、今回はパートさんも入ってもらいました。今後、社員パートさん関係なくオープンな会社にしようと思っています。

いろんな話が出ました。とても参考になりました。

ただ、その中で元専務がすごい!という話で終わらないようにとも終わっていました。 当社は一代目が創業し(徳蔵さん)二代目が戦争や水害に立ち向かって経営し、ちょっと没落し、三代目が第二創業のように業態を開発し今の世嬉の一の基礎を作ってくれました。

そのため、感想が先代がすごいとなりがちなんですが・・・それだと自分たちに落とし込めない。

でもスタッフたちといろいろ話しているうちに、元専務の「気づく力」「学ぶ姿勢、探求心」「人との縁を大切にすること」この3つが素晴らしいという結論になりました。

「気づく力」元専務は、自然、季節、地域の力など様々なきづき、そして、観光客がよろこぶこと(その当時にはなかった郷土料理レストランという業態の開発、もち料理(もちをレストランで提供すること)など行いました。これはすべてお客様がどうやったら喜ぶかという気づきや地域がこうなったらよくなるという気づきからではないかと・・・

「学ぶ、探求心」は、わからないことはどんどん会いにいって学び、その方を巻き込み、そして疑問に思う、その繰り返しで新しいものを生み出していったということです。

「人との縁を大切にすること」様々な縁を大切にし、人との繋がりをよくしていく、その人々から気づきを得て、学びまた実行するということでした。

私達はまだまだですが、先代にすこしでも近づけるよう、そして世嬉の一らしさを大切にしながら、たらしいものを生み出せるように頑張りたいと思いました。

いい時間を年度末に過ごすことができました。

今日も世嬉の一は理念を学び元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:51