世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

アーカイブ:2022年2月

2022年02月28日(月)

世嬉の一の理念勉強会(時間があるときほど有意義に)

2月28日。2月最終日は、温かい日差しが蔵の真っ白なしっくい壁に反射して気持ちの良い1日です。さすがに岩手県でもコロナ感染者が出ているせいか、もともと閑散期というときでもあるのか、本当に静かな2月でした。 いつも当社の経営を指導していただくムガマエの岩崎先生ともお話しておりましたが、こういう時こそ、清掃・商品開発・勉強が大切だと気づきました。 売上が低くて焦って何かするより、長期・根本・全体で世嬉の一を見ると、今は調度、春の花が咲く前に土の中でゆっくり栄養をとるように・・・世嬉の一スタッフと過ごそうと・・・ 2月はいろいろなところを大掃除しました。しかし、学ぶということはなかなかできません。 月の最終日は定期的に清掃と学びをしようということになりました。 まずは根幹を知るということで、100周年記念で作成した社員勉強パンフレット。 当社の創業から現在までのことが簡単に記載しています。 ただ、その記載していることを皆で話し合うことで、世嬉の一はお客様にどんなことを貢献できたか、どんな姿勢ですごしたか・・・いろいろな気づきがあります。 皆で同じ本を読み、ディスカッションするだけであっという間に2時間がたってしまいました。 スタッフたちからは、様々な意見がでてきました。 また年配の社員は昔こうだった・・・先代はこうだったね・・と このような時間は忙しいとそのまま流されてしまいます。意図してこのような時間をとれるようにしたいと思いました。

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初代徳蔵さんも、面白がって私たちを見ているのではないでしょうか・・・ 今、若いスタッフも年配のスタッフも私達の原点を知り、自分たちの大切にしてきたことを学び、目的を共有し、創造的に育ってくれればと思います。 今日も世嬉の一は元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:35

2022年02月20日(日)

お客様が来なくても一生懸命なレストランスタッフです。(新商品開発)

朝雨が降っており、日中は晴れ、天気の良い日曜日。もう温かくなってきていますね。土日ですが、静かな日々。震災以来の来店客が少ない日々になっています。 岩手県の1日のコロナ新規感染者数県全体で200人程度、人口10万人当たり118人の感染者、全国で2番目に低い数値です。ただ、静かですね~だれも歩いていない・・・そんな時間が多くなっています。 蔵元レストラン世嬉の一もスタッフたちの時間が多くなってきているので・・・ こういう時は新商品開発です。以前、瞬間冷凍機や真空包装機を購入しており、さらに総菜免許、食肉加工免許などあるので、さまざま研究しています。 そんな中でできた商品が酒屋の酒しゃぶ膳の通販商品   そして、さらに研究中です。 震災の際も観光客が誰も来なく、私たちが行ったのは、清掃清掃清掃の後に、徹底的な見直し、下手すると過去の自分たちの否定から入ったのかもしれません。 震災前は低価格で、100名、200名という団体を受けていましたが、それは他店に任せて、当社は30名~40名の中団体をメインにし、そこに中価格帯の地域食の強いレストランに変えていきました。 今回のコロナでは、夜の営業を辞めて、さらに餅とはっとに特化した郷土料理レストランにすること、ホールと厨房に分けていたスタッフを一つのレストランスタッフとして、ホールスタッフに調理を勉強してもらい、全員体制にしたこと。 あまった厨房スペースは商品を生み出す食品工場の位置づけで、世嬉の一から地域の良い食品を発信するに変えました。第一弾は、酒屋の酒しゃぶ膳ですね。 そして本日もどんどん試作をつくり試行錯誤しています。

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これは何でしょう(笑)   これは何を造っているのでしょう? シチュウー?いえいえ違います。通販できるものです。なんでしょう? 豆腐?いえいえ、違います。これも通販しようと・・・ 何回も試作中です。試作して試食して、改善して試作して、試食して・・・なんて素敵な職場でしょう(笑) 来月には発売になれればいいのですが・・・とても楽しみです。 私達、特に蔵元レストラン世嬉の一は、コロナ禍だったから強くなれたといわれるように変貌すると思います。 商品開発になれないスタッフたちも頑張っています。 世嬉の一スタッフの中で、現状維持とか、昨年の踏襲と言っているスタッフがいたら、叱られちゃいます。常に前に明るく進まないと楽しい人生はないと思うからです。 お客様が来なくても、日々忙しいレストランスタッフたちでした。 今日も世嬉の一は、お客様が少なくても元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 03:44

2022年02月18日(金)

清酒新工場に向けて新しい機械が入ってきました!カンニングマシーン!

昨晩雪が降って松の木が花が咲いたようです。この松の木、私が生まれる前からあるようですので、すでに100年くらいたってるそうです。樹木はすごいですね。 さて、今日は運送会社が成田からやってきました。 清酒の新工場に納品される機械がアメリカからやってきたのです。 Twin monkeysのThe Gunnison。比較的手ごろな缶詰機です。・・・通常ビールの缶詰機です。 でもビール工場には納品しません。清酒工場用です。今回新しくつくる清酒工場の一つとしてカンニングマシーンを導入することにしました。完全な遊びになりますね(笑) 平トラックが当社に来ました。 あれ、めちゃくちゃでかい!フォークリフトで卸せるか? ドライバーさんと一緒に協力してなんとかおろしたのですが・・・工場に入らない・・・ とりあえず、箱を卸して・・・・結局外で箱を分解しようと・・・しかし、ねじ山が星形・・・ねじが合わない。バールで壊そう!木が固い!重い! 中を開けたら梱包されていない!!! やはり国が違うと納品形態も違うのだなぁとびっくり! なんとか、バールを使いスタッフと1時間かけて箱を分解し、ご対面! 最近、日本でもカンニングマシーンとしてビールを入れている機械がお目見え! しかし、これを日本酒で使おうと考えている人すくないだろうなぁ・・・いないか。 今度の清酒工場ではスパークリング清酒も本格的に醸造しようと思っています。そのため、カンニングマシーンを入れたかったのです。 今月末にはタンクが届きます。 もうワクワクが止まりませんね。 未来に向かって新しい清酒工場を構築中です。 世嬉の一は常にチャレンジで今日も元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:11

2022年02月15日(火)

もち食文化がどんどん広がっています。NHKあさイチに取材・放送されました。

今日は、NHKのあさイチの生放送の日でした。当社や当社の周辺の地域のもち食文化の方々が取材され放送されました。NHKですので、地域名しか出ませんが・・・一関のもち食文化がどんどん世界に発信されているようで、嬉しい限りです。 さて、取材はNHKさんしっかりしているので、時間がかかります。放送が9時20分からでしたが、なんと朝6時には会社に来ていただき準備をしています。 夜が明けきらないうちに来ていただきました。私もカギを開けに行かなければいけないので・・・遅れた・・・と思ったら、レストランスタッフが早く来て蔵を開けてくれていました。 朝きて、カメラや位置決めの確認をしているうちに、私達はもち米を蒸かさないといけません。 リハーサル分2升のもち米、その後、本番用に2升お米を蒸かします。 リハーサルも本番と同様なので、ふすべ餅、果報餅を準備 ふすべ餅は、どじょうを実際に焼いて粉にしたものを使います。(現在は鶏肉が普通です)今回は、撮影のため、大東の佐藤工夢店の社長さんが田んぼを掘って捕まえてきてくれました。 果報餅は安定のものです。 さらに、ホームページに載っていたフルーツもち(サラダ感覚のモノですね) あと、大林製菓さんのもち、もちメンチ そして、7時20分からリハーサル。   いわい餅つき隊さんや、当社の相談役が参加しました。 数分の放送のために前日から何度もリハーサル、そして完璧な準備。 プロの仕事とはこういう感じなんですね。 勉強になりました。 放送は無事に終了し、一関のもち食文化が全国にうつされました。
最後は出演者で記念撮影。ピースしている方がNHK盛岡のアナウンサーさんです。



世嬉の一は、地域のもち食文化を伝え、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 04:27

2022年02月12日(土)

第16回 東北魂ビールプロジェクト ラガービール名前決定しました。「十と一歩」

世嬉の一の敷地内にまだ残雪が沢山残っていますが、雪のないところの落ち葉をかたずけていたら、ばっきゃが顔を出していました。フキノトウの事をこの地区では、ばっけ、ばっきゃなどといいます。 お味噌にしたり、天ぷらにしたり、フキノトウは料理すると美味しいですよね。 さて、今年も醸造した東北魂ビールプロジェクトのビール名が決定しました。 え?なんでと思うかもしれませんが、「十と一歩」です。 震災から11年。十年で一旦区切りという人も多いかもしれませんが、私たちは、さらに今年から一歩一歩進んでいこうという気持ちで「十と一歩」にしました。通称:十一歩ラガー。 十と一歩の文字は、直売所の遠藤さんに書いてもらいました。 毎年、東北魂ビールプロジェクトは、その時流行しているIPAだったり、HazyIPAだったり、SmashPAを醸造したりしておりました。昨年はお米とホップを使用したビールです。 今回は、基本技術がわかるように、ラガースタイルもしくはケルシュスタイルにしました。 使用するモルト、使用するホップ、使用するモルトの比率、糖化プログラム、アルコール度数、使用するホップの容量は各社統一で醸造します。酵母の縛りや発酵の温度の縛りがないので、ケルシュやコールドなども醸造できます。ただ、基本的に飲みやすいビールになるでしょう。 今回、このようなスタイルのビールにしたわけがあります。 もともと、東北魂ビール プロジェクトは震災時に沢山の人達から私たちは支援を受け、つぶれずに活動をつづけることができました。そんな思いを共通にもっていたのが、秋田のあくらビールの長谷川工場長、福島の福島路ビールの吉田兄弟。そこで三社で集まり、なんか恩返しできないか・・・と考えたのですが、3社とも非力な会社だったので、醸造者として技術を向上させ品質でお返ししたいということでスタートしました。現在は、被災に関わらず、技術向上を目指すブルワーが参加でき、目的は東北が美味しいビールの地域にしたいという目的で集まっていますが・・・ 話がながくなりましたが、私たちのビールの品質が向上したかというと、飲んでいただかないとわかりません。ホップでマスキングされるIPAより、世界で最も飲まれているシンプルだけど美味しいラガースタイルで11年は皆様に確認していただこうとこのスタイルにしました。 イシノマキホップワークス岡工場長と共同で醸造したわけ・・・ 基本を見るといってもエールビールを醸造するビールブランド「いわて蔵ビール」は、東北魂ビールの時だけしかラガービールを醸造していません。麦酔ラガーというインペリアルラガーですね。 本当のオーソドックスなラガースタイルビールを醸造していないので、ちょっと不安・・・・ イメージでいうと、お蕎麦屋さんにうどん作ってていう感じです(笑) そこで、当社でOEM醸造を請け負っていたイシノマキファーム様が今度ビール会社をつくるとのことで、そこに、宮城県の仙南シンケンファクトリーの岡さんが移籍すると聞き、まだ工場がないなら一緒に醸造しようということになりました。岡工場長は、ラガービールも何度も醸造していましたので、本当に心強いです。 そんなわけで、二社で協力し、細かなレシピを決め、醸造しました。今も発酵、熟成の事を毎日報告し、良いビールになるようお互いに協力しています。     今回の東北魂ビール 「十と一歩」ラガースタイル。 今回も1仕込み限定となります。2000本限定で、予約受付開始しました。 もし機会があれば、ぜひご賞味ください。 品質向上はしていると自負しています。。。 今日も世嬉の一は品質向上を突き詰め、今日も元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 03:33