世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2018年05月22日(火)

いわて蔵ビール 新工場の進捗状況!

まぶしい太陽の下、白壁が光っています。

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友達(一関糧運の岩渕さん)が新事業でドローンをやるらしく、世嬉の一の写真を撮影してもらいました。

上の方が河川工事ですね・・・

さて、世嬉の一では、あたらしいビール工場の工事が着々と進んでいます。

来年はこの壁にホップが育っているはず・・・・

外観ももう少し遊ぼうかなぁと思っていますが・・・・

実は16日から現在使っているビール醸造釜の移設を行っています。なので、先週から醸造ができない!!!
そして、今日からボイラー移設で、ボトリング以外何もできない状況になりました!!!
 

今日は一生懸命配管をつくっているようです。ご苦労さまです。

蒸留塔も出来上がってきています。

明日は1000Lの仕込みタンクも入ります。

100Lの仕込みタンクも入るのですよ。いってみればラボみたいにしたいのですよね~

これからビール工場完成するのが楽しみです!

世嬉の一酒造は常に新しいことにチャレンジして元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 03:32

2018年05月20日(日)

100周年記念事業(世嬉の一酒造百年物語)前編~蔵を守り、蔵を生かす~

100周年記念事業 前編が開催されました。

スタッフが全員で考え、一緒に参加するイベント。

100周年祝賀会というよりワークショップ。

今回は、感謝をつたえ、共に(お客様もスタッフも一緒に)という形のイベントです。

まずは、相談役から蔵を守り、生かした経緯の公演をしていただきました。

いつもはスタッフがお茶を配ったり様々な事をしますが、一緒に聞いてもらいます。

当社の相談役はすでに77歳。

そして、初代経営者から現在の私まで知っている最後の人。

蔵の歴史、特に二代目が急に他界し、蔵を維持するのが困難な時(経営が破綻しそうな時に・・・)に、あえて蔵を残し、この蔵を活かした話をしていただきました。

特に今いるスタッフたちに知っていただきたく、講演を行ってもらいました。

ひとつひとつの事を思い出し、その当時のことを話す相談役はだんだん気分も昂揚しているようです。

この講演の中身は、今後入社するスタッフの勉強会資料として活用します。

また、講演の内容は冊子にしてお客様にお配りしたり、当社の社員の勉強用に使用します。

相談役の講演が終わったら、今度は蔵の修復をお願いしている渡辺設計事務所の渡辺様に蔵について話してもらいました。

当社の蔵のすばらしさだけでなく、蔵とは、なぜ蔵を残すことが大切で、かつ大変なのか・・・

渡辺先生の講演も熱が入り、スタッフたちにもとても良い学びになったと思います。

その後、スタッフたちが考えた蔵見学ツアー!お客様をお連れして、蔵の案内を行います。

今回のイベントは蔵を案内するスタッフ、説明するスタッフ。ベテラン社員ではなく、普段裏方や新人スタッフとして努力しているスタッフが担当します。

レストランホールを説明するスタッフ

売店を説明するスタッフ

カフェ徳蔵を説明するスタッフ

大蔵の二階も説明しました。普段はいらないところも説明することで100年の歴史を感じてもらいました。

そして、懇親会!

世嬉の一でははじめて全スタッフとお客様が一緒になって懇親会を行いました。

懇親会では、多くのお客様が楽しんでいますが、もう一つうちのスタッフにはミッションがあります。

名刺交換です。

普段、世嬉の一はどんなお客様と一緒になっているか知っていただくため、名刺交換をするようにスタッフに伝えました。名刺交換をしたことのないスタッフもいます。

今回のため、初めて名刺を持ったスタッフもいます。

お客様とお話しできないのではと心配もしました・・・

しかし始まってみると、最初は戸惑っていましたが、先輩スタッフが紹介したり、慣れてくるとどんどん名刺交換したり、会話もしっかりしています。

ビール工場で働く中澤さん、先輩土岐さんが手伝っています。

ブルワーズ平泉で働く、W佐藤さん。初めての名刺交換でもきちんとお店の説明をしています。

4月に入社したての今関さん、先輩菊地さんに教わりながら、きちんと世間話もしています。

厨房で働く小山さん、今回のため、名刺入れを準備し名刺交換をしています。

普段コミュニケーションが苦手な小岩さん、ビール工場で働いていますが、名刺交換の後も話をしっかりしています。

うちのスタッフには何人か障碍者手帳をもっている子もいます。

でも誰もわかりません。なぜならイキイキと働いているからです。

今回のイベントも一人一人大変だと思います。でもそうなると誰もかわりません。

社会は障害者手帳を与えるかもしれませんが、一人一人は個性があり世嬉の一の一員として頑張っています。

こういう会社にしたかったんだなぁと感動して私は懇親会の様子をみていました。

郷土料理も好評のようです。

懇親会もあっという間に終わってしまいました。

最後にみんなでお見送り、お客様の笑顔、スタッフ一人一人のやり切った笑顔。

自分たちでいうのもなんですが、本当にいいイベントでした。

100周年記念、だけど、これは200年目の第一歩!素晴らしい1日がスタートしました。

世嬉の一は100年に感謝とこれからのワクワクする未来に向けてすべてのスタッフと一緒に元気にスタートしました。

 

 



Posted by sekinoichi at 02:13

2018年05月20日(日)

新入社員の初給与~これから素晴らしい人生を送るためにおこなっていること

カエルの声がこだます、天気のよい世嬉の一。

今年、高校を卒業して入社したスタッフから感想文が提出されました。

初任給をいただいての感想文。

当社では初任給を必ず現金で渡します。そして渡す際に1つの会社からの命令?を新人たちにお願いします。

それは・・・

初任給を貰ったら、家族全員呼んで、自分の前に座ってもらい、給与をもらった報告と家族への感謝の気持ちを伝え、給与を全部親に預けるというものです。

親が全部貰うかもしれませんし、返されるかもしれません。

でも重要なのは今まで親や家族に育ててもらったという事実に感謝と、これから自分たちの力で生きていくために必ずやってもらっています。

初任給は後にも先にも、今回の1回だけ、人生で1回だけです。

特に一関地区の高校生はアルバイト禁止なので、働いてお金を貰うという機会が今回が本当に人生で初めてなのです。

この初任給の大切さと親への感謝亡くして、良い人生は過ごせません。

そこで、数年前から新人社員には必ずやってもらっています。

そこで社員から感想文が来ました。

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レストランホールのIさんの感想文

■初任給を頂いての感想文■

生まれて初めてお給与を受け取った時、とても重みを感じました。それは、中身の量とかではなくて、この封筒に、自分の頑張りが詰まっているんだなぁ、とか、苦労した分はこうして戻ってくるんだなぁとか、考えれば考えるほど、働くことの大変さ、楽しさ、嬉しさを実感しました。

頂いた日の夜、すぐに父と母に渡し、感謝の気持ちを伝えました。普段面と向かって口にすることは滅多にないので、いざ言葉にするとなると、とても照れくさく、恥ずかしかったです。今まで育ててくれたことへの感謝はもちろん、家族を養うために働くがどれだけ大変か、みんなの生活のために毎日休みなく働き続けることがどれだけ体に負担がかかるのか、話しているうちに、自分が泣きそうになってしまい、父と母の偉大さが身に沁みました。

「おあずけします」と言うと、母は「え!もらっていいものなの!」とびっくりし、父は「では頂きます」と言うと母に止められていました。本人は冗談だと言っていましたが、目はなかなか本気でした・・・。

2人も照れくさそうに話を聞いていて、「自分が頑張って働いたお金なんだから、自分のすきなように使いさなさい」と言ってくれたので、まず、父と母にご飯をごちそうし、妹には服やおやつを買ってあげました。

みんな喜んでくれて嬉しかったです。ただ、妹たちに何でもかんでもせがまれるようになってしまったので、程々にしようと思いました。祖父母には、落ち着いてから、地ビールを贈りたいなぁと思っています。

これから自分も同じ働く側の立場になることによって、今までわかってあげられなかったことが、少しづつ分かるようになっていけると思います。

なので、少しでも負担が減らせるよう、みんなで協力して生活していこう、と改めて思いました。

人生でたった一度きりの初任給は、ただ働いた分のお金を頂く、ということだけでなく、伝えきれない両親への感謝がたくさん詰まっていました。そして、言葉にする、ということの大切さに気付かされ、たまに素直になるのも大事だなぁと思いました。この日の気持ちを忘れずに仕事に励み、頑張っていきます!

貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

——————

レストラン調理場のNさんの感想文

今まで生きてきた中で自分でお金を稼いだことがなく、当たり前のようにお小遣いなどをいただいていたので、お金を稼ぐという事がどれほど大切な事が社会人になり身をもって痛感しました。

両親や祖父母に面と向かって言葉にして感謝の気持ちをつたえたことは初めてで、とても照れ臭かったし、緊張しすぎて噛んでしまいました。

しかし、自分の想いを今まで見守ってくれた家族に伝えられたのでこのような機会があったことを本当に良かったと思っています。

私が感謝の気持ちを伝えたとき笑顔で聞いてくれているのを見て、言葉にして伝えれてよかったと思うと同時に気持ちを伝えることの大切さを実感しました。

感謝の気持ちを伝えた後、家族からは「苦労して稼いだんだから、自分のために使いなさい」と言われました。今後は、言葉だけではなく態度でも感謝の気持ちを伝えれるように日々頑張りたいと思います。

—————

それぞれの新人スタッフの考えを聞きながらうれしく思いました。

世嬉の一のスタッフは感謝の気持ちを忘れてはいけませんが、一番感謝しなければならないのは家族。

そんな家族たちと良いコミュニケーションがとれ、心に残ることが、彼女たちのよい人生の一歩になるのではなと思います。

今日も世嬉の一は家族に感謝して元気に営業中です!

 



Posted by sekinoichi at 12:42

2018年05月17日(木)

100周年記念事業(世嬉の一酒造百年物語)~その前に・・・

100周年記念事業が始まります。

3代目佐藤 晄僖と4代目佐藤 航と社員の集合写真です。

いつの間にか社員も増え、いつの間にか若返っている・・・というか若い女子が多いなぁ・・・

社員は24名になっていますね。

この写真は8年前、東日本大震災で休業していた時に社員で撮影したもの。パートさんも含まれているのであまり人数変わらないように見えますが、社員は11人でした。

二代目 佐藤正と蔵人たち。太平洋戦争が終わり、一次周辺酒蔵が国の政策で統合されたのですが、また独立し世嬉の一で再出発した際の写真。

1枚目はこの構図と一緒に撮影しています。

この数十年でずいぶんかわりましたね。後ろの大蔵はそのまま大きくたたずんでいます。

これから未来に向かって共にすすむスタッフたちと襟をただして進んでいきたいと思います。

 

追伸:私たちの来ている法被は、京屋染物店(当社の近く)で作ってもらった法被です!

 



Posted by sekinoichi at 04:24

2018年05月14日(月)

いよいよ明日は100周年記念事業 第一回目!(リハーサル風景)

京都出張から朝一の飛行機で戻り、スタッフの明日の準備状況を聞きました。

100周年記念事業は、鏡割りも派手なパーティーもなく、スタッフ一人ひとりが創るお客様をおもてなしするイベントです。

そのため、およびするお客様もちょっとだけ限ってお呼びすることになっております。

前の日なので明日どんなことをやるか最終チェック。

いままで100年の世嬉の一は、三代目社長や専務(女将)の指示のもと、世嬉の一らしさを創ったイベントが多かったです。

しかし、今回からはstaff一人一人が考え行動するイベント。皆一応に不安です。

何を隠そう、私自身がもっとも不安です。この子たちだいじょうぶかなぁ・・・

今回のイベントを行うにあたって方針だけ決めていました。

1.全員でイベントをつくる。(任せる)

2.普段裏方にいる方も全員で全面にでる(お客様と一緒に参加する)

3.感謝の気持ちを表すイベントにする

4.社員自身の学びの場にする

です。

さて、どんな様子でしょうか?

明日は、世嬉の一の各蔵の見学を行います。100年前に使っていた様子と現在の様子をそれぞれのスタッフがお客様にお伝えするツアーを行います。

スタッフ同士で聞いて、こうした方がいいのではなどと最終打ち合わせに熱が入ります。

普段お客様にお見せしない、大蔵の二階も見学ツアーに入っております。

もちろん当日の料理の打ち合わせも行います。

普段だったら、大切なお客様は女将が決めていましたが、今回は若手スタッフが考え、調理しています。

コンセプトは

1.酒蔵だから、日本酒、酒かすなどを使用した蔵元料理

2.地域の食材を使用した料理

3.建部清庵(地元の偉人)が提唱した野草料理

4.自分たちもパーティーに入るので、サービスしなくても食べれる料理

5.旬な食材をつかう料理

です。

餅やはっとはもちろんですが、若手スタッフが考えた料理はどれもおいしいです。味付けだけちょっと修正しましたが若手もどんどん育っています。

最後は名刺交換の練習。

いつも厨房の中、ビール工場の中などにいるとお客様と接したことがないので、名刺交換する機会がありません。

そんな子たちにも名刺交換してもらおうと行いました。

世嬉の一ではスタッフたち、一人ひとりがいい人生を送ってほしいと考えています。

よい人生ってなんだろう、多くの人からありがとうを言ってもらえる人生、そしてよい人と知り合える人生。

だから、今回は普段サービスするスタッフも表にでて懇親会に混ざってもらおうと思いました。

名刺交換もしてもらおうと・・・

初めての練習で緊張しているようです。

明日が楽しみです。

世嬉の一は一人一人のスタッフがイキイキ働き元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 03:47