3月20日に東京の赤坂見附にある、クラフトビアサーバーランドにて、東北魂ビールプロジェクトのイベントが開催されました。
東北魂ビールプロジェクトとは、もともと東日本大震災で被害を受けたブルワリーが多くのファンや被災地を応援する方々に支えられ、復活できたことの恩返しに、何かできないかと立ち上がったプロジェクトです。結果、当時被災したブルワリー3社で、各社のノウハウをオープンにすることでより品質の良い商品を作り、品質で恩返しをしようと考え、活動を始めました。
今では東北の若手のブルワリーも含め10社~20社集まり、勉強会を行っております。
その中で、年に1回、全員で同じ原料・同じ製法・レシピで同じビールを醸造して分析比較することで各社の課題と良い点をみつけ、より高みを目指すことを行っています。
その結果できた商品をお客様に飲み比べていただいております。
今年の醸造は、スタイルはセIPA、低アルコールのホップを使用したビールです。アルコール度数は3.5%、 “drinking session=飲み会”から名付けられたビアスタイルで、飲み会中、飲み 飽きることなくずっと飲んでいられるビールが由来とされています。
今回、あまりにも同じようなビールになるのではと、アロマホップだけを異なるように3つのグループに分け醸造しました。
また、各社遠野IBUKIホップ60%以上使用することも義務にしていました(なぜなら遠野産ホップ60周年記念だったからです)
アイダホ7というホップを作った醸造所
(岩手県)いわて蔵ビール、(宮城県)イシノマキホップワークス、(秋田県)あくらビール
ネクタロンというホップを作った醸造所
(福島県)福島路ビール、(宮城県)BLACK TIDE BREWIN(秋田県)田沢湖ビール
サブロというホップを作った醸造所
(福島県)半田銀山ブルワリー、(宮城県)希望の丘醸造所、(秋田県)HOP DOG BREWING
となります。
いわて蔵ビールのビールは東北魂ビール 鹿踊りIPAとなづけ販売して醸造しました。
なんで鹿踊りIPAという名前なの?と聞かれます。
震災から13年たって、私達も復興し、新たな状態になってきています。その一つに地元の伝統文化も伝承していく活動が起こっています。また、13年間がんばったことで、地域も復興し伝統文化を楽しめるようになったことも意味しています。そのため、今回は、セッションIPAとなずけました。
そして、毎年この東北魂ビールプロジェクトの成果発表で、東京と仙台でお客様との交流を行っています。今回は、東京で行った分です。毎年「赤坂見附にあるクラフトビアサーバーランド」様で開催しています。
ビックリするくらいお客様がお越しになり、せっかく来ていただいてもお断りするくらいでした。申し訳なかったです。
私もとても楽しい時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございます。また、多くのお客様に来ていただき本当に恐縮です。
3月20日には、醸造したものをキリンビール仙台工場様でビールの科学的分析と味覚分析を行い、各社の勉強会を行います。ブルワリー同士忌憚ない意見をいうことで、各社の醸造技術を向上していきます。
さらに、せっかくなので、仙台のクラフトビールマーケット仙台駅前店でお客様との交流イベントも行います。
https://www.facebook.com/events/918953033055674
皆様とお会いできること楽しみにしております。
よろしくお願いします。
今日も世嬉の一はお客様と出会い、元気に営業中です。
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